池井戸潤の作品は構図(人物の立ち位置)がとても分かりやすいしストーリーが綺麗に整頓されているので、小難しそうな銀行というテーマでもすっきりと観ることができる。
今回もメインキャラクターは真っ直ぐな…
銀行がこんな人たちばかりなら地獄
池井戸作品て安心安定のおもしろさなイメージだけど
これは尺の関係かな…投げっぱなしにされた人がいたり
この人はお咎めなし…?なところがあったり
面白かったんだ…
原作者の池井戸潤も脚本に加わり豪華俳優陣による銀行内の不正を巡るサスペンス
ダイジェスト的な所や薄味感はあるものの、ヴェニスの商人を例え話と出して銀行員が汚い金に染まってしまう部分や、犯人の手口のミ…
上からのプレッシャーで無理やり営業をしてしまう描写がリアルすぎて、観ていて胸が苦しくなりました。特に神社のシーンが一番辛かったです。。
どれだけ善人であっても一度道から外れてしまうと同じ場所に留ま…
このレビューはネタバレを含みます
滝野真が現金を盗むことになったのはそもそも銀行内のパワハラのせいであり、そのあたりの描写は池井戸潤作品らしい。
多くの登場人物がお金に魂を売っていて、またその罪を隠す展開のため、サスペンスらしい緊…
映画「シャイロックの子供たち」製作委員会