“似たもの親子😥”
ジェシー・アイゼンバーグ初監督作品にジュリアン・ムーア出演のA24作品
さらにエマ・ストーンがプロデュースに名を連ねているということで観てまいりました
DV被害者のためのシェルターを運営する意識高い系の母親(ジュリアン・ムーア)
音楽配信でフォロワーの数と投げ銭の多さが生きがいの高校生の息子(フィン・ウォルフハード)
もうこの二人の自己承認欲求がハンパない
これは完全にDNAのなせるわざw
お互いを認めることなく全く相容れない二人
最初のうちは見ていて相当イライラ🤬しましたが、それぞれにある出来事が起きたことでもがき悩み始める姿を見ているうちに、だんだんとどこか微笑ましく愛おしくなっていく不思議
おそらくフィルム撮影したであろうその柔らかく暖かい映像の雰囲気がそうさせるのかもしれません
音楽の散りばめ方も絶妙♫
…なだけでなく、それがチョッピリ涙腺を刺激するラストシーンの伏線になっているのもお見事👏
人にはそれぞれ相容れない価値観とアイデンティティがあるという、けっして目新しいテーマではありませんが、ジュリアン・ムーアとフィン・ウォルフハードのリアルでナチュラルな演技がこの作品をA24らしいどこか心に残る佳作にしているような気がします
そしてこの二人の間に挟まれる父親の「まぁ、いつかはわかり会えるさ😏」と口を挟むこともなく達観したようなその姿
もしかしたらそれが一番人間らしい自然な姿なのかもしれません
p.s.
エマ・ストーン
この作品が、彼女とデイブ・マッカリー(旦那さん)が立ち上げた制作会社「フルート・ツリー」の第一弾作品とのこと
活動の幅を広げる彼女を引き続き応援したいと思います📣
『哀れなるものたち』で是非オスカーを🏆
まだ観てないけど😅