’60年代の内戦で家族を失くしたある女性の、魂の彷徨と出逢い、そして解放。
カミラ・アンディニ長編第4作で、現代史批判へ寄せることで『見えるもの、見えざるもの』他の弱さ脱却を試みて強味を潰した感あ…
18 Sep 2022
静謐さの中に哀しみと強さを感じられるシスターフッド映画。
文化的、時代的背景が違っても、立場が全く異なる2人の女が、お互いに理解しあって困難を乗り越えていく様はいつだって…
映画『ナナ/Before,Now And Then』
@東京フィルメックス
インドネシア
監督はカミラ・アンディニ
1960年代のインドネシア。内戦で家族を失った主人公ナナ。
数年後、農場主に…
フィルメックス常連のカミラアンディニ監督の新作で、メロドラマです。
過去作でフィルメックスで最優秀作品賞を取って、本作ではベルリン国際映画祭での受賞と順調にキャリアをアップさせています。
本作では少…
映画が始まって2ショット目、被写界深度の浅いレンズ、森の中に佇む男、この映画は大当たりか!?との興奮も束の間、結局はこのショットが個人的な最大瞬間風速だった。
戦争により家を追われ、夫を失った女性の…
【第72回ベルリン映画祭 助演演技賞】
東京フィルメックス 特別招待作品
『見えるもの、見えざるもの』『ユニ』などのインドネシアの女性監督カミラ・アンディニ作品。
カミラ・アンディニはどうしても…
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私は忘れていた『見えるもの、見えざるもの』を撮ったカミラ・アンディニ監督作品だということに、執拗に繰り返されるゆったりした音楽と淡々とした日常。深みがありげに見えてハリボテに思える画。そのリズ…