骨の小径のレビュー・感想・評価

血や肉の持つグロテスクさに対しては目を覆うことから出来るけれど、この作品で持ち上がる恐ろしさから目を離すことが出来ない。本来、無味乾燥の人形たち。そこから目を離すタイミングが上手く見つけられない。どんな不気味なものが立ち上がるかを見届けることになる。そういう状態自体にグロテスクさが含まれている。

わけのわからない不吉さ、強烈な敗北のメッセージをやむなくそのまま受け取らなくてはならない。

手に取ることが出来ない不穏さ。
最高、映画館で見れてよかった
サイトを訪れましたが、すごく興味深かったです。