せいじさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

せいじ

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失楽園(1997年製作の映画)

2.5

純粋に男と女が愛し合う事なら純愛と言えるが、不倫を通してしかその愛の美しさを描けないのはちょっと哀しいなぁと思った。だんだんと狭く暗く二人だけの世界に入り込んでゆく感覚にはついてゆけなかった…

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.5

【アルマゲドン】にてユニークな人達が地球を救うため宇宙に飛び立ったのをヒントに作られたのかなぁ…と、思った。初めて観た時はおじいさんたちが宇宙へ飛び立つ姿が恰好良くてとても面白かった。しかし今回久々に>>続きを読む

ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

3.0

この【3】を観るたびにいつも思うのは何故マクレーンを最低男に貶める必要があったのか?という事。そもそもダイハードの面白さは完璧な肉体を持たない普通の男が勇気と知恵を武器にテロリストと闘う所だったはず。>>続きを読む

スピード(1994年製作の映画)

3.5

メチャメチャ久しぶりの鑑賞。ノンストップアクションの大ヒット話題作だった事もあり当時は映像に釘付けだった。しかし久々に観てみると色々と言いたいことも出てくる。ぶっ飛びポリスとワイルドねーちゃんはいい。>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.3

再鑑賞。大好きな恋愛映画。フランスとアメリカ、国籍の違う二人が帰国までウィーンで共に過ごす一日のロマンティックなお話。恋人同士のとりとめのない会話も惹かれ合う二人に胸が高鳴る。恋人同士の初々しい距離感>>続きを読む

1408号室(2007年製作の映画)

4.0

さすがのスティーヴン・キング作品。これはただのホラーではない。人生を追体験し苦しかった、辛かった場面をたたみかけてくる1408号室。ジョン・キューザックが演じるのはいわくつきのホテルに泊まって文章を書>>続きを読む

快楽の囚人(2021年製作の映画)

2.8

二人の美しい姉妹がみせる女同士の醜い内面。それに付き合わされる軽薄な男。ここには美しい愛の姿など見当たらない。ちょっと不快感を覚える出だし。胸糞悪い。だが単調で登場人物も少なく退屈と感じていた。しかし>>続きを読む

誘う女(1995年製作の映画)

3.0

個人的には「奥さまは魔女」のニコール・キッドマンが一番好きだけど、全然違うタイプの役を見事にこなす女優としての力量は素直に凄いなぁと毎回感じる!今作品では有名になるために何でも利用する自己中女を熱演。>>続きを読む

うれしはずかし物語(1988年製作の映画)

3.0

あまり期待しないで観たけどなかなか面白かった。夫婦お互いが不倫し、情事中に相手の不倫現場を見つけるところは見事にコメディ。ドロドロしてない所は好印象、最後は寛容にハッピーエンドで締めくくられるところは>>続きを読む

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

4.0

久々の鑑賞。何度見てもこの作品のデミ・ムーアとても魅力的。ショートカットの黒髪がこんなに似合うアメリカ人を他に観た記憶がない。初めて観た時は日本人かと思った。「モリー」と呼ばれていたからてっきり森さん>>続きを読む

さわこの恋 1000マイルも離れて(1995年製作の映画)

2.5

【さわこの恋2】となっているが斉藤慶子さんの物とは全く関係がない。相手役の俳優さん西島秀俊さんなんだ~。若すぎて最後まで気が付かなかった。恋愛ものとしては斉藤慶子さんの物語よりも面白かった。でも合格点>>続きを読む

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.0

ヒット作の次作「2」は駄作と言われるものが多いが個人的にはこれもそうだと思っている。 …が、改めて見直してみた。素直な感想としてはこれはジョン・ウーの作品でミッション:インポッシブルっぽくないという事>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.0

「それを破れると思うのか?」と聞くルーサー。自信たっぷりにイーサンが放つ一言「破ってみせる!」。直後に流れるミッションインポッシブルのテーマ、く~~~しびれる!四半世紀を超えいまだに人々を魅了し続ける>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.8

よくあるクリスマスの奇跡物。別々の人生を送っていた元恋人達。それが一緒の人生を送っていたという異なる時間軸に送られるお話。人生にとって大事なものは愛する人か地位や名誉なのか?裕福ではないが愛する人と過>>続きを読む

愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.8

思春期の男の子はそういう事しか頭にないので年齢的には離れているがケイト・ウィンスレットのような美しい女性、そして十分に熟れた体の虜になるのは当然の事だろう。しかし物語は思わぬ方向へ展開する。アウシュビ>>続きを読む

チャタレイ夫人の恋人(1981年製作の映画)

3.0

美しいシルヴィア・クリステルの魅力を引き出そうと瞳や唇など極限までアップのカメラワークが目立つ。美しい英国の風景、そして大胆なセックスシーンもとても美しい。物語は戦争で下半身不能になり帰ってきた夫。そ>>続きを読む

さわこの恋 上手な嘘の恋愛講座(1990年製作の映画)

2.8

当時、大好きだった斉藤慶子さん。その斉藤慶子さんの魅力を引き出す映画だったのだろう…。時代はバブル真っただ中。当時のお嬢様役。劇的な運命の出会いなのか、純愛なのか、自由奔放な恋愛なのかよく分からない。>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.8

ダークヒーロー物としては随分普通になったなぁ… という印象。デンゼル髪を生やしたからだろうか?やっぱりスキンヘッドのデンゼル不気味過ぎて不評だったのかな?高齢のご婦人を乱暴して殺すのは趣味が悪いが犯人>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

3.5

再鑑賞。普段は知的で穏やかな男、しかし悪人相手になると選択肢を与える慈悲の心を持ち合わせているが応じなければ無慈悲な殺人マシーンに変身するデンゼル・ワシントン。圧倒的な強さで悪人を殺しまくり場の空気を>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

3.0

レア・セドゥの出演作は【ミッション:インポッシブル】と【007】しか観たことがなかったので他の作品を鑑賞。ヨーロッパの人たちの恋愛観ってほとんど共感することができないんだけど、それはこの作品でもしかり>>続きを読む

ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎(1985年製作の映画)

3.5

劇場に足を運び初めて観たホームズの作品がこの映画。高校生の時だった。これは若き日のホームズとワトソンのストーリー。しかしコナンドイルの原作ではなく想像の物語。最近ではハチャメチャなホームズが増えてきた>>続きを読む

ハリソン・フォード 逃亡者(1993年製作の映画)

4.5

久々の鑑賞。もう30年前の作品になるのか… 今でも忘れられないリチャード・キンブルという名前、そしてトミー・リー・ジョーンズの圧倒的な存在感。数あるハリソン・フォードの出演作でも個人的にはかなり好印象>>続きを読む

ブロンコ・ビリー(1980年製作の映画)

3.8

TSUTAYAの西部劇コーナーで見つけた【ブロンコ・ビリー】。イーストウッド作品という事で期待して鑑賞… したら、西部劇じゃなかった… イーストウッド演じるブロンコ・ビリーとその旅芸人のお話。だがとて>>続きを読む

96時間(2008年製作の映画)

3.5

こ、こ、怖いねぇ、リーアム・ニーソン… 娘を拉致された父親、子離れできない父親の行き過ぎた正義の暴力炸裂。漢字で書けば【瞬殺】だが相手の姿が見えた途端にバタバタと殺しのオンパレード。一人にかける時間は>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.3

トップガンを挟んでいることもあり前作から早いなぁと思っていたら5年も経っていたんだなぁ。毎回、毎回すごい映像を魅せてくれるM:Iシリーズ。今回も期待を裏切らない素晴らしい出来。そして今回の敵はAIとイ>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

久々の鑑賞。映画史に残る悪役、アンソニーホプキンスのレクター博士。のちの映画やドラマに多大な影響を与えているのがよく分かる。上品さと残虐さの両面を魅せる姿はまさに現代のドラキュラ伯爵のよう。終始異様な>>続きを読む

キラー・インサイド・ミー(2010年製作の映画)

2.0

サディスティックな性癖、愛の行きつく先が殺人?全く理解できない。胸糞悪い!ラストは彼なりの愛情表現だったのか?さっぱり理解できない…

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.8

小さいころテレビにくぎ付けになり観ていたウルトラマン。ピンチになるとテレビの前ですっと立ち上がりウルトラマンが勝つとまた落ち着いて座ってみていた(らしい)。しかし残念な事に子供向けの作品は子供の成長と>>続きを読む

ゴーストライター(2010年製作の映画)

3.8

全体的に暗めの映像。怪しい雰囲気。これはそういう空気を楽しむ作品。元首相の自叙伝を書くゴーストライターが謎の死を遂げる。その後任を引き受けたユアン・マクレガー。その彼も怪しい雰囲気と身の危険を感じつつ>>続きを読む

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.5

宿敵モリアーティ教授登場。相変わらずのスピード感、テンポがいい。映像的に魅せるホームズ。謎解き少なめ。でも結構好き。アイリーンは本当にあれで終わり?最後のTHE END? まだ続きはないよね…

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.8

個人的にはホームズと言うと紳士的なイメージを持っている。コナン・ドイルの小説は詳しくないが結構、原作のホームズも変人…らしい。まぁ、金田一にしてもそうだし探偵は変人がお似合いという事か。そしてこちらは>>続きを読む

ザ・レッジ 12時の死刑台(2011年製作の映画)

3.0

ビルの屋上から今にも飛び降りようとする男。それを止めに来た警察。そして男がそこに至るまでの人生を語り始める。愛、死別、離婚、敬虔な…というよりも堅物なクリスチャン、同性愛、不倫、不妊… 短い時間の中に>>続きを読む

アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.2

何度も何度も観ているがやはりラストに向けて涙を止める事が出来ない。作品的には突っ込みどころも多いがそこを差し引いても揺るぎない感動作品。ブルース・ウィリスへの皆の信頼、そして娘への深い愛情。人類や地球>>続きを読む

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.0

ドラマもあるようだがそちらは観ていない。しかし池井戸作品という事で鑑賞。シャイロックとはシェイクスピアの『ヴェニスの商人』に登場する忌み嫌われた強欲な金貸しの男。つまり「シャイロックの子供たち」とは銀>>続きを読む

最後の初恋(2008年製作の映画)

3.0

【マディソン郡の橋】系のお話。そしてリチャード・ギア&ダイアン・レイン共演という事で期待を膨らませて鑑賞した… が、ちょっと微妙だった。【マディソン郡の橋】のようなシリアス感があまりない。ダイアン・レ>>続きを読む

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.0

劇場公開当時、話題作だった事もあり頭の片隅に残っていた。そして当時はビデオだったと記憶しているが観始めてびっくり!「マディソン軍の橋」、戦争映画だと思っていたらなんとラブストーリーの「マディソン郡の橋>>続きを読む