せいじさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.3

初めてこの作品を観た時、ダスティン・ホフマンとレネ・ルッソの夫婦役というのは違和感アリアリだった。なにせダスティン・ホフマンのイメージはレインマンだったから… 今、こうして再び鑑賞してみたが、やっぱり>>続きを読む

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.0

何かに取り憑かれたように【エイリアン】を撮り続けるリドリー・スコット。それは創造主=神へ熱いの想いからと思われる。人を創造した神。アンドロイドを創造した人間。人類は創造主に一歩近づいたがアンドロイドは>>続きを読む

グッドバイ(2020年製作の映画)

3.0

ナチュラルな美しさを見せる福田麻由子さん。子供と接するときにみせる優しい表情。もっと幸せになってほしいと応援したくなる。しかし全体を包みこむ人生に疲れた空気。そしてラスト。なんだか微妙だった… 笑顔が>>続きを読む

イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

3.5

【美醜】一言で表現するならこの言葉だろう。不快感極まりない美学。特にマシュー・グードの気持ち悪さは特筆すべき演技。そしてミアが一線を越えた時にみせるエロチックな表情にも見入ってしまう。ニコールは美しい>>続きを読む

愛とセックスとセレブリティ(2009年製作の映画)

2.0

なんだこれ… こういう生き方をしちゃだめって事かな?チャラい男を演じ全てを失う。愛を取り戻しに行くがすでに遅し。むなしいねぇ… それでもまだ懲りない男。何と言ってよいやら…

葵ちゃんはやらせてくれない(2021年製作の映画)

3.5

自殺した川下さんが好きだった女の子とエッチしたくて帰ってくる…というしょーもない話。突っ込みどころが多くてもここまでチープな作りなら逆に突っ込まれないだろうという清々しさ!しょーもなくても”青春する姿>>続きを読む

今そこにある危機(1994年製作の映画)

3.5

諜報活動、軍隊指揮は一歩間違えれば大変なことになる難しい話。難しい国家の舵取りと権力の暴走。そして隠蔽工作。国家の命令指揮系統ではなく正義、真実を信じて突き進むハリソン・フォード演じるジャック・ライア>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.0

初めてバットマンを観たのはティム・バートンの作品だった。プリンスが音楽を担当した事で期待値を大いに上げて鑑賞した。しかし、暗くて陰湿なダークヒーローに何が面白いのか全く理解できなかったのを覚えている。>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

『ダークナイト』でヒース・レジャーがジョーカーを演じて以降、ジョーカーの役作りは命がけになったように感じる。要するにまともじゃないという事。これはジョーカーがジョーカーになるまでのストーリーだが彼が笑>>続きを読む

ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

4.0

ホイットニーの最初の衝撃は今でも忘れる事が出来ない。ジャーメイン・ジャクソンのアルバム「ダイナマイト」の収録曲”Take Good Care Of My Heart”。ジャーメインに負けない存在感、そ>>続きを読む

ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

4.0

「トゥームレイダー」の後に観たら人間味あふれるアンジェリーナ・ジョリーにちょっと戸惑った。しかし、こちらのアンジーの方がずっと魅力的に感じる。優秀で正義感が強いが心の弱さも抱えている。そして、ほぼ全身>>続きを読む

トゥームレイダー(2001年製作の映画)

3.8

ミラ・ジョヴォヴィッチのアリスに匹敵するスーパーヒロイン、アンジーのララ・クロフト。美しく飛んではねて宙に舞う。バンバン拳銃をぶっ放し敵を倒す姿があまりにクール。そして彼女は誰よりも強い。あまりにも都>>続きを読む

ホワイトアウト(2009年製作の映画)

3.0

ケイト・ベッキンセイルの美しさがこの映画の一番の見どころなのだろう。そこがはまらない人には退屈な鑑賞時間になるかもしれない。個人的には「ホワイトアウト」という吹雪によって目の前の方向や地形が分からなく>>続きを読む

猫の家族(2005年製作の映画)

2.0

猫の映画かと思ったらエロだった。
周りの人が突然死んだり病気になってゆく。生きてゆくため契約愛人になる。健康でいられることはありがたい。

奇術師フーディーニ 〜妖しき幻想〜(2007年製作の映画)

3.0

フーディーニの存在は知っていたが詳しい人柄は何も知らずに観た。もっとインチキ臭い人かと勝手に思っていた。映画の中のフーディーニはとても魅力的な人に思える。今でいう所のプリンセス・テンコーみたいな存在だ>>続きを読む

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

5.0

文句のつけようがない大傑作。時代的な背景としてはシュワちゃん、スタローンに占拠されていたアクションヒーローの座に勇気と知恵を武器にたった一人でテロリストと闘う普通の男という新しいヒーローの誕生。そして>>続きを読む

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

4.0

壮絶!延々と続く銃撃戦。ロケットランチャーによる爆撃シーン。9.11以降争いは対敵国ではなく対テロリストに。敵は軍服を着てない民がいきなり襲ってくる。しかし民間人を殺せば軍法会議にかけられるという難し>>続きを読む

ダブル・ジョパディー(1999年製作の映画)

3.8

突然、夫殺しの容疑がかけられ服役することになるアシュレイ・ジャッド。しかし服役中に夫は生きていると知り夫に騙されたことを悟る。怒りに燃える中、囚人仲間から合衆国憲法"二重処罰の禁止"の法を知る。つまり>>続きを読む

レッド・オクトーバーを追え!(1990年製作の映画)

3.8

ロシアではなく今は亡きソビエト連邦。民主主義と共産主義の戦い。米ソ冷戦真っただ中だった時代の映画。そのソビエト海軍の艦長が亡命するするというシナリオ。そのため母国からも狙われる。潜水艦映画は観る者に緊>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.5


物語の大半は湿地が舞台。人にとって厳しい環境でも湿地は生き物にとって光の場所。その湿地で暮らす一つの家族。主人公はそこで親兄弟に捨てられ孤独に暮らしている”湿地の娘”。美しい自然。美しい映像。人とし
>>続きを読む

コールド マウンテン(2003年製作の映画)

4.3

美しくもとても悲しい物語。お互い惹かれ合いながらも南北戦争により引き裂かれる関係に。ともに過ごしたわずかな時を胸に秘めお互い想いを馳せる二人。純粋な想いに時が止まるような思いで見入ってしまう。そして劇>>続きを読む

パトリオット・ゲーム(1992年製作の映画)

3.8

絶頂期のハリソン・フォードなだけにその存在感がスゴイ!この作品ジャック・ライアン・シリーズ『レッド・オクトーバーを追え!』の続編との事。知らずにこちらを先に観てしまった。CIAの仕事をしてたとかちょっ>>続きを読む

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

2.8

映画界においてゴジラはあまりにも大きい存在である事は間違いない。後世への影響も計り知れないし、多くの人が撮りたい題材であることも理解できる。ただ時代が進みテクノロジーも進化したこの現代のゴジラをどうイ>>続きを読む

荒野の七人(1960年製作の映画)

4.3

舞台を日本からメキシコに、侍映画を西部劇に、刀を銃に変え、そしてモノクロ映画がカラーに。別物と割り切ってしまえばこれほど楽しいエンターテイメント作品はないだろう。あまりにも有名なテーマ曲にのせて颯爽と>>続きを読む

トータル・リコール 4Kデジタルリマスター(1990年製作の映画)

3.8

久々の鑑賞。昔の作品と言う事もあり映像は古いけどアイデアは斬新でリメイクよりも断然面白い。シャロン・ストーンはチョイ役かと思っていたけど結構重要な役だった。やっぱりこの頃のシュワちゃんサイコー!

クイック&デッド(1995年製作の映画)

3.8

強くて美しくクールな女性、シャロン・ストーン演じるエレン。圧倒的にカッコいい。しかし、ララ・クロフト級のヒロインになっていない理由を考えてみた。これはシャロン・ストーンが拳銃を撃つ場面が圧倒的に少ない>>続きを読む

ハッピー・フライト(2003年製作の映画)

3.0

スチュワーデスって呼び方はいつ頃までなんだろう?2004年作品だがこの作品ではスチュワーデスを使っていた。主役のグウィネス・パルトローは長身でスタイルがよく、そして美人とくればまさにこの映画のはまり役>>続きを読む

キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け(2012年製作の映画)

3.0

観始めて数分で気づく。これは最低男の話!詐欺など嘘に嘘を塗り重ねてゆく。そして不倫相手の女性を事故で死なせてしまう。そこでもまた誠実な行動を起こさない。社会的立場や責任は理解できるがこういう人間にはな>>続きを読む

ザ・イースト(2013年製作の映画)

4.0

環境保護を叫びテロ行為を繰り返す団体。ビジネスの為に事実を隠蔽し環境を破壊する大企業。どちらにも言い分はアリどちらも正義ではありえない。作品はその環境保護テロ団体への潜入捜査。リアリティがあり過ぎて観>>続きを読む

U-571(2000年製作の映画)

4.5

潜水艦映画にハズレはないと言われる。決してそこから逃れることができない密室、死と隣り合わせの鉄の棺桶。難しい問題もその場で対応、解決しなければならない。わずかな音、金属音、爆発音、浸水など観る者もそこ>>続きを読む

コレクター(1997年製作の映画)

3.8

アシュレイ・ジャッド目当てで再鑑賞。個人的にはこういうサイコ野郎に追いかけられる役よりも明るく元気な役柄の方が向いていると思うけど、これはこれでありだなと思う。そしてこの作品で一番光っていたのはモーガ>>続きを読む

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

2.8

精神的に不安定な女の話がだらだらと続く。この薬飲んでる。効くわよー。みたいな薬品名をあげて効果を過大評価するような映画には違和感を覚える。まぁこの映画のタイトルは副作用なんだけど。そういう話かと思った>>続きを読む

マリッジリング(2007年製作の映画)

2.5

すごく中途半端な作りという印象。不倫って何かを失うかもしれない緊張感と今の生活を壊したくないというエゴだと思う。しかし保阪さんからその緊張感やエゴが全く感じられない。妻に対する背徳感も感じられない。不>>続きを読む

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.8

小説の冒頭は「その青年を見たとき、まずアンダートンの頭にうかんだのはこんな考えだった。おれは禿げてきた。禿げて、腹が出てきて、老け込んだ。…」トム・クルーズ演じるのがこのアンダートン。小説の人物設定と>>続きを読む

マリアの乳房(2014年製作の映画)

2.8

超能力を通して人の死期が見える女性。人の命や死に関する深い話かと思ったらそうでもなかった。超能力者の目を通した日常とも言うべきか… 佐々木心音さん聖母のようでいてとても美しい。しかし行動に対する結果は>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

映画関係者の人たちの評価は高いが、文化人と言われる人たちの評価はそれほどでもなかったように感じられた今作品。きっと村上作品という事で映画関係者の人たちには評価が甘くなってしまったんだろうなと思いながら>>続きを読む