せいじさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

せいじ

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スペシャリスト(1994年製作の映画)

3.7

別の意味での男女肉体派俳優の競演。今回スタローンは爆弾作りのスペシャリスト。肉体アクションは控えめ、しかし爆破シーンは圧巻!こういう知能犯は筋肉ムキムキ男には似合わないがスタローンは陰のある男。こうい>>続きを読む

デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2(2003年製作の映画)

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前作からまだ終わっていなかった死の計画。というわけで引き続き人がどんどん死んでゆく。前作ではピタゴラスイッチ的な感覚で楽しく(?)人が死ぬのを観られたが今回はいかに残虐的な方法で人を殺すかにスイッチし>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

デ・ニーロ、こんな役もやるんだ。優しくて包容力があり仕事もできるが控えめで人を立てる。年配のデ・ニーロがパソコンなどの現代のテクノロジーに取り組み若い人たちはデ・ニーロを友人として受け入れる。ここに流>>続きを読む

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

4.0

ただただ凄い!というしかない男、ジェイソン・ボーン。強いし頭も切れる。そしていい人感がただよう男。物語の早々にヒロインが殺される。この展開は新たな恋が始まるのかと思ったがそれもなく… やっぱりマット・>>続きを読む

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.5

忍び寄る死の計画。次はどんな手で…?あぁ~火を使ったらいけない!危ないナイフ!…危ない!危ない!などと思いながらもピタゴラスイッチのような死の計画を結構楽しんでいる。たくさん死ぬけど感傷的にならずに楽>>続きを読む

スターゲイト(1994年製作の映画)

3.5

ハリウッド版どこでもドア「スターゲイト」。このゲートをくくれば色んな惑星へ行くことができる。ここで斬新なのは宇宙を旅するのに言語学者がメインキャストで登場する事。これは宇宙を通して人類の起源にせまると>>続きを読む

TIME/タイム(2011年製作の映画)

2.8

すごく変わった設定。あまりに変わった設定だと物語や人の生死に対してリアリティを感じられない。美しいアマンダ・セイフライドがなぜあの男についていったのか理解できなかったが最後の流れは良かった。

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

4.8

再鑑賞。やっぱりこれは傑作だ!何度見ても飽きることがない。まだこの当時、日本は陪審制度を導入していなかったと記憶しているがその陪審員のお話。裁判の話なのに裁判のシーンは一切ない。当然、被告や裁判官、判>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.0

初めて「ジュラシック・パーク」を観た時の衝撃は今も忘れない。CGの力は大きいがまるで本当に生きているかのように現代に蘇った恐竜たち。大自然に溶け込む恐竜の美しい映像。遺伝子工学を駆使して恐竜を現在に蘇>>続きを読む

決戦は日曜日(2022年製作の映画)

2.0

グダグダの政治の世界をグダグダにえがく作品って面白いのか?と疑問符をつけながら拝見。コメディ調だが政治に対して十分に風刺がきいているとは感じられず、ただグダグダと時間が流れる。しかし最後は感動的にフィ>>続きを読む

ゲッタウェイ(1994年製作の映画)

3.0

美男美女カップル、アレック・ボールドウィン&キム・ベイシンガーがタイトル通り「逃げる」だけの映画。この二人、当時本当の夫婦だった様子。主役の二人にどれだけ感情移入できるかで映画の評価が大きく変わってき>>続きを読む

顔のないスパイ(2011年製作の映画)

3.8

リチャード・ギアの映画をたくさん観ているわけではないが、個人的なそのイメージは「物静かで優しく微笑む紳士的なおじさま」。そのリチャード・ギアがスパイ役ってちょっと違うんじゃない…と思ったが結構、本格的>>続きを読む

355(2022年製作の映画)

3.0

美しくて強い女性は大歓迎。アクションシーン満載。かっこいい!しかし、もう少し美しさを強調するシーンも欲しかった。それだけの女優さんが揃っているのでもったいない。スパイ物としてはストーリーは普通。色々と>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.5

バトンってそういう事か… 少し距離感のある微妙な親子関係。血が繋がってないから親に気を使いわがままを言わない子供。こんな境遇の中でこんな素直でいい娘に育つなんて奇跡的だが愛情深い親たちにたっぷり愛され>>続きを読む

ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

2.5

個人的には剛力彩芽さんの栞子さんも好きだったけど黒木華さんの方が文学女子って感じがでていて良かったと思う。優しい笑顔で子供たちに読み聞かせする黒木華さんすごく素敵。元々、日常の些細なエピソードから謎解>>続きを読む

ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

4.0

怖い、怖いスカラベの大群。ウジャウジャ襲い掛かってくるあの動きは忘れることができない。そして表情を変えずに追いかけてくるイムホテップはターミネーター2の液体金属型ターミネーターに匹敵する強烈なキャラだ>>続きを読む

純平、考え直せ(2018年製作の映画)

3.0

ヤクザの使命と純愛。狙いは切なく悲しい物語… なのだろう。しかし全編に流れるSNSの映像が軽すぎて作品のレベルを下げているとしか思えない。薄っぺらい繋がりのハズが面識のない純平を必死に探そうとする姿も>>続きを読む

サヴェージ・ウーマン 美しき制裁(2019年製作の映画)

2.5

DVDのジャケット写真にあった懐かしい丸目4灯のセリカを見てレンタル。しかしセリカの出番一瞬で終わってしまった… ジャケット写真の女性を見ると結構バチバチのアクションを期待する。血だらけになった女性の>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.5

限りなく広がる宇宙空間。未来のテクノロジー満載の宇宙船。映像的にはとても美しい… が、絶望的な孤独感から物語は始まる。たった一人冬眠カプセルの不具合で目覚めてしまった男。いったい物語はどこへ向かってい>>続きを読む

Mr.コップ&Ms.スパイ(2021年製作の映画)

2.1

スパイ物のクールな映画を期待すると全く裏切られてしまう。元凄腕の刑事… だったらしいがその片鱗はみられない。美しいマルタ島で起こる事件。島民のおっさんたちが大活躍… と、いうより敵がしょぼすぎる。ハー>>続きを読む

スイミング・プール(2003年製作の映画)

4.3

久しぶりの鑑賞。終始、妖しげな雰囲気に包まれ観る者にこれから何かが起こると思わせながらゆっくりと展開してゆく。近年の映画では味わえない独特な空気。美しく静かな自然に囲まれた場所、中年のミステリ女作家と>>続きを読む

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.0

マット・デイモンというとオーシャンズのイマイチキャラを連想し今までスルーしてきた。…が、見てみたらメチャメチャ強いしかっこいい!でもやっぱりマット・デイモンらしく、いい人感がにじみ出ている。記憶喪失の>>続きを読む

ザ・クリミナル 合衆国の陰謀(2008年製作の映画)

3.0

国家の安全保障と報道の自由そして情報源守秘。どこを中心に視点を置くべきかちょっと難しい作品。正解はないと思うが誰も報われない結末。考えさせられる内容だった。

記憶探偵と鍵のかかった少女(2013年製作の映画)

3.0

美少女と中年男性。年は離れているがだんだんとお互い信頼関係ができてくる。この二人の間には何も起こらないとわかっていてもエロティックな感覚を覚える。記憶探偵という他人の記憶に入り込み事件や謎を解き明かす>>続きを読む

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

4.0

体から始まる恋愛というと尻軽に感じるが実は重いテーマが隠れてる。難病と闘う女性が恋愛する事で未来に対する希望を持たないため。もしくはいずれ介護が必要になる自分は未来の夫に負担をかけてしまう、だから体だ>>続きを読む

クリフハンガー フォールアウト(2022年製作の映画)

3.0

友人を殺されその現場を目撃していた主人公の女性も追われる羽目に。そびえたつ山の崖をロッククライミングで必死にのぼりながら逃げ惑う姿、その伝わってくる緊張感はすごいとしか言いようがない。残念なのは悪役の>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

2.6

美しく強くてかっこいい女性は大歓迎。だからキャラはとてもいいと思う。でもそれだけじゃぁダメなんだと思う。弱さや女性らしさもチラチラみせないと共感できる部分が少ない。だから作品としてはイマイチだと思った>>続きを読む

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.5

騙し騙されるスタイリッシュで華やかな楽しい映画だった前作。しかしこの作品、「普通」の大作映画になったしまった感は否めない。ストーリーへの比重が多くなった為だろう。やっぱりヒット作の続編映画は難しい。不>>続きを読む

ラン・スルー・ザ・ナイト(2016年製作の映画)

2.5

ゲッ、これ…… ロシア映画!この映画を作った人は何も悪くないがプーチンが戦争を仕掛けたあとではロシアとは距離を置きたくなるというのが本音。しかし、気を取り直して観ることにした。作品は、ある殺人事件に巻>>続きを読む

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.3

再鑑賞。何度見ても面白い。マジックの世界でよく語られるミスディレクション、注意を本質からそらすテクニック。そのミスディレクションに観ている人もどっぷりはまる。圧倒的な映像と華やかさ、そして全く先の読め>>続きを読む

アウトロー(2012年製作の映画)

3.8

次回作を観たので久しぶりに前作を再鑑賞した。10年前の作品という事もあるだろうが驚くほど記憶に残っていなかった。滅茶苦茶強いし頭も切れる、すごく活躍した退役軍人だがなぜか流れ者のような生活をしている。>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

大傑作!近年観た作品の中でも断トツの出来。映像は美しく、スピード感、緊張感、そして前作からの流れを活かした人間ドラマ。息をひそめ手に汗握る時間が続く。実はリアルタイムで経験した前作は個人的にはあまり好>>続きを読む

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.0

これはコメディなんだと思うがなんか中途半端だったという感想。ハラハラドキドキ、そして笑いありという楽しめるアドベンチャー作品を狙ったと思うが残念ながら終始気楽に観られた。謎の男、ブラピ。もっと出してほ>>続きを読む

ザ・ミスフィッツ(2021年製作の映画)

2.7

犯罪のプロ集団と言うとオーシャンズを連想するがオーシャンズにはあった華がこの作品には全く感じられない。犯罪というとブラックになってしまうので見る側が華を感じられるかどうかがとても重要なポイントだと思う>>続きを読む