せいじさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

せいじ

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恋する遺伝子(2001年製作の映画)

3.5

牛の交尾習性を人の恋愛観に重ねるというひどい内容。しかし、これはラブコメだからこのくらいは許容範囲。何よりこの映画はアシュレイ・ジャッドの魅力に溢れている。素敵なアシュレイを堪能できる作品。

白いカラス(2003年製作の映画)

3.0

あっ、プリズン・ブレイクのマイケル!映画では初めて観るような気がする。ちょっと嬉しい。そして、育ちのいいお嬢様役がよく似合うニコール・キッドマンだが今回は育ちの悪い女性役。しかし、不安定な女性を演じた>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

2.8

前作ではヴェノムに寄生されるまでの所がとても面白かった。しかし、今作は子供の喧嘩みたいで終始騒がしい。そして登場人物に対して感情移入しにくい… 98分と、珍しく短い作品だがそれでも長く感じてしまった。>>続きを読む

ハイ・クライムズ(2002年製作の映画)

4.0

これは面白い!緊張感たっぷりの見事なサスペンス。そしてラストは見事に騙される大どんでん返し。後味はすごく悪い。しかし、こりゃ見事に一本取られた!っていう気分。妻で弁護士役のアシュレイ・ジャッドがとても>>続きを読む

アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

3.6

さすがのアガサ・クリスティ。「ねじれた家」のタイトル通り自己中心的、偏屈、不安定… 登場人物全てがかなり偏った個性的な人間ばかり。登場人物が多くて皆を理解するまで時間がかかった。だいたいこの手の推理小>>続きを読む

トゥルー・クライム(1999年製作の映画)

3.9

死刑囚の死刑執行当日におけるドラマチックな話。罪を裁かれようとしている男は無実の冤罪。新聞記者役のイーストウッドが残り僅かな時間で事件の真相に迫る。死刑囚役のイザイア・ワシントンの真摯な姿勢。家族への>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

3.8

【スターゲイト・アトランティス】に出演していたワイルドさが魅力のジェイソン・モモアが出ていたので鑑賞。ストーリーは昔からの童話にあるようなありきたりの内容だが映像技術の進化は素晴らしく見せ場たっぷりの>>続きを読む

リピーテッド(2014年製作の映画)

3.5

こういう不安定な女性を演じたらやっぱりスゴイ、ニコール・キッドマン。暴行を受けた後、記憶障害に陥り目が覚めると全ての記憶がなくなりリセットされてしまう。誰を、何を信じていいのか分からない中、わずかなピ>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

【最も残虐な悪が誕生する】というふれこみ。しかし圧倒的な力の割に純粋な悪ではなく意外といいやつ。愛すべきキャラ。ネバネバの戦いは気持ち悪いがアクションと心の葛藤満載でとても面白かった。これは続きが気に>>続きを読む

メジャーリーグ(1989年製作の映画)

4.5

久々の鑑賞。やっぱりこれは面白い。夢がある。そして観ていて熱くなる。難しい事は考えずに楽しめる最高のスポーツ映画。弱小時代のインディアンスの話。コテンパンに負けて移転したいオーナーと生き残りをかけて勝>>続きを読む

読書する女(1988年製作の映画)

3.5

なるほど。往年の名作と言われるだけの事はあり【朗読者】や【ビブリア古書堂の事件手帖】にも影響を与えていると思われる。魅力的な女性。美しい声。心地いい朗読。本を読みながら人の人生を見て楽しんでいる節があ>>続きを読む

ザ・ボディヒート 美魔女の甘い肉体(2009年製作の映画)

3.0

魅力的で才能に溢れる美女を演じるエステラ・ウォーレン。意外にも誘惑を仕掛けるのは女の方。そして男は罠にかけられる。しかし、疑問が残る。何故、その男?男は元売れっ子のミュージシャン。今はヒットを出せずに>>続きを読む

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

3.2

妻への純愛… かと思ったら復讐も込め込められた屈折した純愛。ジュリー・デルピー目当てで鑑賞した。やはりとても美しく魅力的。しかし意外にも出番は多くない。性的不能を理由に妻であるジュリー・デルピーに離婚>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.8

これは面白い!女子高生と殺人鬼のおっさんの体が入れ替わるコメディホラー。全編に「13日の金曜日」へのオマージュが散りばめられている。しかし、コメディなので安心して(?)惨殺シーンも観ていられる。何故そ>>続きを読む

ステルス(2005年製作の映画)

3.0

AIステルス戦闘機の暴走によるパニック映画かと思ったら改心(?)して良い子になったAI君。なんか拍子抜け… AIの暴走だけですごいパニック映画が出来そうな気がするが、後半の路線変更は何だったのか?それ>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.0

マルチバース理論を使って歴代スパイダーマンと歴代敵役大集結!…って言うと聞こえはいいがアイデアに詰まった苦肉の策のように思えてしまう。歴代ピーター・パーカーの登場は嬉しいがどのピーターも大事な人を失い>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.5

過去のスパイダーマン作品の中でも一番、メチャメチャ面白かった!!そして見事に騙された。騙すまでの芸が壮大で緻密。これは傑作だ!大きな戦いとヒーローとしての自分を自覚するまでの心の成長。そして可愛い恋。>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.5

アメイジングスパイダーマンの最後がちょっと悲しすぎた。それでスパイダーマンから遠ざかっていた。…が、観てみると今までとは全く違う作り。スパイダーマン誕生はすっ飛ばしてアベンジャーズありきの世界。そして>>続きを読む

デッドゾーン(1983年製作の映画)

4.0

意識不明となる大きな交通事故、数年間眠り続け、昏睡状態から回復した後に得た力。神より送られたギフト。それは先を予見する力。力を通して人のために尽力するが逆に自分が傷ついてゆく。そしてその力ゆえにとった>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

3.5

圧倒的な力と苦悩を秘めたダークヒーロー。コウモリの血清による化学反応によって生まれた… ってまるでスパイダーマンみたい。だが陽のスパイダーマンに対してモービウスは完全に陰のキャラ。対のヒーロー像だなぁ>>続きを読む

あなたが寝てる間に…(1995年製作の映画)

4.0

サンドラ・ブロックの魅力に溢れたラブコメディ。今では実力派女優としていろいろな難しい役もこなすサンドラだけどこの作品のサンドラが一番好き。優しさと愛情に溢れた登場人物たち。居心地のいい優しさに包まれな>>続きを読む

ルール4(2002年製作の映画)

2.5

このシリーズは3.4が正式な続編じゃないと知り観ていなかった …が、エミリー・ヴァンキャンプ目当てで鑑賞。若いころのエミリー・ヴァンキャンプとても可愛い。そして相変わらず美しくセクシーなテレサ・ラッセ>>続きを読む

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.5

超豪華キャスト。ストーリーもよく練られていてなかなか事件突破への糸口が見えない。まさか事件の中心に自分、加賀恭一郎がいるとは思いもしない展開。ここはさすがに東野圭吾作品。そして感動たっぷりだが救いのな>>続きを読む

ルール3(2002年製作の映画)

2.8

突然送られてきた願いが叶うグロテスクな謎のアイテム。年頃の男の子なら皆願うであろう好きな女の子との恋愛成就、それに同時並行して起こる猟奇的な連続殺人。謎のアイテムとの関連は?そして、あまりにも意外な犯>>続きを読む

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.0

東野圭吾さんってこういう負のスパイラルに陥ってゆく話が好きだなぁ。物語は微かな希望をみせて終わるがやっぱり負の部分が多すぎる…。もっと光の部分を見せてほしいと思ってしまった。【相棒】などでも感じたがこ>>続きを読む

6デイズ/7ナイツ(1998年製作の映画)

3.8

男女二人が無人島で遭難するサバイバル系ラブコメディ。ハリソン・フォードは【エアフォース・ワン】で大統領を演じた後にしては普通のおっさん感が半端ない。キュートな魅力たっぷりのおてんば娘、アン・ヘッシュに>>続きを読む

シャロン・ストーン in シークレット・スパイ(2004年製作の映画)

2.5

タイトルを見てシャロン・ストーンがスパイなのかと思ったが違った。実話に基づく話… との事だが、劇的なストーリーではないし映画にするような題材なのかな?と思ってしまう。東西冷戦時代に観たらまた印象は違っ>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

さすがに3作続けてみるとこの奇妙な世界観にも慣れてくる。ボロボロになってやられてるのに次のシーンでは戦闘力が回復している。さすがにこれは助からないだろうという場面も死なない。命がけの壮絶なバトルシーン>>続きを読む

ボディヒート2/挑発(1995年製作の映画)

2.8

【E.T.】のあの子、【コマンドー】のあの子がこんなに魅力的な女性になりましたシリーズ。ドリュー・バリモアの前作はツタのように絡みついてその毒に犯され壊されてゆく作品だったのに対して、こちらは魅力的な>>続きを読む

ボディヒート(1992年製作の映画)

3.0

親友の家族に入り込み内側から家族を崩壊させてゆく物語。現題は【POISON IVY】。北米に広く分布し他の樹木に巻き付き這って成長するツタの一種。そして毒性が非常に強いとのこと。なるほどこのドリュー・>>続きを読む

バンク・ジョブ(2008年製作の映画)

3.8

銀行強盗の話だがただの銀行強盗ストーリーではない。貸金庫の中に入っている危ない個人情報の漏洩をめぐりどんどん大きく発展してゆく。そしてこれは事実をもとにした作品。あまりに酷い話だが映画の題材としては最>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

「やぁ、ジョン」。…と、形式的な挨拶の後に展開する猟奇的な世界。掟と殺人そして優雅なひと時。滅茶苦茶強いが圧倒的かと言えばそうでもない。血だらけ、ボロボロになりながら相手を容赦なく殺し続ける。そして伝>>続きを読む

泪壺(2008年製作の映画)

2.5

走る小島可奈子さんに【悦子のエロいい話】を思い出した。なるほどあの走る姿はここから来てたのか…。渡辺淳一さんの原作は未読だが【マリッジリング】の保坂さん、そして今作のいしださん、男役に不満が残ったのは>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.8

いつからかキアヌ=不健康キャラというイメージが強くなり敬遠していた。しかし、あるドラマのハロウィンキャラでジョン・ウィックに仮装する場面があり興味が出てきたので鑑賞してみた。…でも、やっぱり不健康キャ>>続きを読む

バイオハザード III(2007年製作の映画)

3.0

強くて美しい最強ヒロイン、ミラ・ジョヴォヴィッチのアリス。美しく飛び跳ね、ナタを振り回しながらゾンビをバッタバッタを切り倒してゆく姿にしびれる!あまりのクールなミラにずっとそのバトルシーンを見ていたい>>続きを読む

アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.3

初めてこの作品を観た時、ダスティン・ホフマンとレネ・ルッソの夫婦役というのは違和感アリアリだった。なにせダスティン・ホフマンのイメージはレインマンだったから… 今、こうして再び鑑賞してみたが、やっぱり>>続きを読む