2004年って20年も前なのかと驚愕するが、自分が子供時代にスターだった若者たちがはしゃぐSFラブコメは遥か昔の映画よりノスタルジーを感じるので不思議だ。登場するサブカルチャーが自分の子ども時代の産物>>続きを読む
なんかアホくさ映画としても観れちゃう懐の深さが好き。そして原付に乗るラッセル・クロウがかわいい。夜にだらだら観るのにちょうど良いエンタメ作品。通称"バチクソ"らしい。
元の話が良い話なので、確かに感動するし、サモア領の人たちの生き方やゆるさが楽しめる一作(しっかり泣きました)なんだけど、90分という短さでコメディタッチに仕上げているからか、全体的にツギハギしたような>>続きを読む
面白い。構成も演出もアートも傑作級。
一方で映画なんだからもう少し画で訴えても良いのではないか、とも思う。説明過多すぎて歌に代替しなきゃいけないくらい。今回セットが豪勢なのに、意外と絵では物事を語れ>>続きを読む
いやあダメでした。パルムドールで話題にはなっていたので観に行きましたが合わなかった。ミステリー・サスペンスだと思わせるティザーがそもそもミスリードです。配給会社は広告の見せ方をもう少し考えた方が良いと>>続きを読む
心を宿した(と思われる)人工知能が機能停止した時、それをモノとして扱うのか、人権として擁護するのか...的な悩ましさなのかなぁ、と。ヤンって人工知能界でもマイノリティなんですよね、きっと。だから、人間>>続きを読む
CGすごっ。海のスターウォーズじゃないか。。やっぱ映画館で見なきゃですねえ。アメコミはどうにも、こう厨二病の属性違いというか、ハマらんところがあるのですが、王道に楽しめました。続編も見なきゃ。
たまげた面白さ。こんな映画観たことないです。全裸と半裸のおっさんが風呂場で揉み合うだけでなんでこんな面白いんだろう。いや、ホアキンすごいです。
色々わかりづらいところがあるんですけど、そこはメタファー>>続きを読む
オムニバス形式の全3章+ エピローグの構成。監督自身が被害者となった実体験に基づいた一番伝えたい感情は、前田敦子が主演する3章のはずなんですけど、前2章のそれぞれ違う立場の主人公の存在が、全体の理解を>>続きを読む
自分が未熟ゆえにちゃんと意図を掴めてませんが、後半の巻き返しがすごいすごい。なんと言うか、人生折り返しての過去と向き合い方のひとつのあり方、ですかね。ミゲルは、記憶喪失となったフリオと相対することで逆>>続きを読む
昨日観た「夜明けのすべて」とテーマは一緒だけど、目線と描き方が180度違う映画だなと思った。
夜明けのすべてが互助と相互理解をもって、何かしらの個性により生きづらさを抱える人を包み込むように描いたの>>続きを読む
超B級を想像していたところ、思ったより面白くて参った。大学の時にベンジーって渾名つけられる奴のクズっぷりがマジでベンジーですげー良かったってのと、筧美和子のドライヤーに母性を感じてしまってこれまた膝を>>続きを読む
幸せな気持ち、優しい気持ちに包まれるかのような時間を味わえました。
リフレインされる街の夜景が、プラネタリウムの星空と重なる。街の光(星)は、藤沢が思い描く「普通」の生活への憧れや、山添が憧れる仕事>>続きを読む
ううっ、なかなかに癖の強い、というか監督の作家性が存分に出ていて、とっつきにくい。設定もリアリティが欠如していて共感ベースで入るには無理がある。登場人物のセリフもかなり尖った独特の言い回しがあり、それ>>続きを読む
人形の裏返しは独自の造語っぽいですね。自分未熟ゆえにこの映画の主題が、死と生、男と女のような表裏一体のものだということしかまだわかっておりません。
今敏は「PERFECT BLUE」だけかなあ。「パプリカ」も「東京ゴッドファーザー」
も、そして本作も、好みの問題ではあるけど、さしてハマらなかった印象。虚構と現実を織り交ぜて、更にはこれまで藤原が出>>続きを読む
マジで素ん晴らし過ぎる映画。ぜひみなさん観ていただきたい。夢現死生の狭間で自分の立ち位置が分からなくなる系の映画は今では頻出で、見慣れた感もあるけど溝口を彷彿させる窓、扉を使った空間の仕切りや見えない>>続きを読む
ベラの目で捉えたことで拡張された壮大なセット、アートディレクションや音楽の使い方、肩を異様に強調する強烈な衣装、一線を画す映画。自分自身が社会のルールにとらわれ過ぎて素直にベラの自由や奔放さを受け入れ>>続きを読む
6年ぶりに再見。とにかく最初の30分のスピード感が凄すぎる。ほとんどセリフなしのアクションに振り切った二時間。衣装や設定、世界観に基づいた圧倒的な映像で、今見てもすごいとしか言いようのない素晴らしい映>>続きを読む
結構面白かった。あとは、アキカウリスマキの作風が合うかどうか。2024年とカレンダーには書いてあるのに歪な程時空は歪んで80年代にタイムスリップしたかのようなザラついたフィルム。
とにかく棒読み的な>>続きを読む
マジで名作。
最後のイーダを観た瞬間、ああもっと子供になりきって観れば良かったと思った。邪悪を邪悪と認識しない無邪気さと、物理的に失った悲しみと。社会の縮図みたいな団地の構図で、抑圧や障害が力を生ん>>続きを読む
ホラーとしては怖くない!(私ホラー苦手)
どちらかというと社会派スリラーみたいになっていて、全体的に良くできているけれど、ツッコミどころがあるかないかと言われたら、めちゃめちゃある笑
ホラー感がある>>続きを読む
前半全く誰にも共感できず、合わないかもと思っていたのですが後半にかけてキアヌとリバーにフォーカスが当たっていくにつれ、面白くなってきました。
みんな結局郷に帰るしかなくなるのかな、、と。キアヌも悪い>>続きを読む
とにかくハッピーでハートフルな銭湯映画で、幸せな気持ちになれます。しかもとにかく俳優陣がこれでもかと出てくるオールスター映画。その豪華さで楽しませてもらえます。
住んでいる札幌は東京関西圏とは違い、車>>続きを読む
今年最初の掘出し物映画。
子供の心を忘れずに大人になった「おとなこども」な男のドタバタコメディかと思いきや、夢を追求することと、心の枷となっていた娘の問いが実は同一線上に存在していたことが最後の最後>>続きを読む
本っ当に最高!今、こうしたくだらなくてハッピーな映画を求めていた。温泉につかったような気分になれる良い娯楽映画でした。完成度高い高い。俳優陣もいい塩梅でみんな素晴らしい。ミコト役の藤谷理子さん、作務衣>>続きを読む
双子が本当に素晴らしいです。美人すぎる...。映画としても本当に素晴らしい構成。家族を超える友情ってあるのかなあ。ジュブナイルとしてミニマルですごく素敵な物語です。
堪能。。。
静かなる笠智衆さんの佇まいが大好きです。ああいうおじいちゃんになりたい。そして寂しい。奥さん先に亡くなったらどうしよう。。。つらい。。。
また、杉村春子さんの演じる「志げ」のリアリティ>>続きを読む
画面のカットの切り方、余白の取り方、一枚絵としてのカットが凄まじくカッコ良すぎる。一方、一枚絵としての強度が張りすぎて、前半はテンポにのりづらく(ドラマパートに起伏が乏しくがかったるいのもある)。そこ>>続きを読む
初めてのケリー・ライカート作品でして、作風をあまり知らないんですけど、素晴らしかったです。
ゆったりとした時間の流れる渋い作品なんですけど、先の出来事がある程度予想ついちゃうように作られてるから、絶>>続きを読む
「反戦・反核」をテーマに掲げたゴジラ作品としては最低レベルと言ってもいい酷い脚本だと思います。本当に酷い。都合を嘘で塗り上げ、裏では旧日本軍的な玉砕を前提とした作戦に投じさせている。
海神作戦発表後>>続きを読む
子供受けする作品としてバッチリ仕上がっていて、音楽の使い方や、原作の要素の使い方がとても自然。アニメーションの出来も流石のクオリティ。絶対吹替で見た方がいいと思う。ギャグセンスが完全に子供なので、スト>>続きを読む