TakahisaHaradaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

ナイキのエア・ジョーダン誕生秘話かつスポーツビジネスの1つのターニングポイントになった出来事を描いた作品。若干脚色はあれど、ソニー、フィル、ピーター、ハワード、フォーク…登場人物たちのキャラが良くて楽>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

3.9

ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨンと、キャストが豪華な航空パニック映画。イ・ビョンホンの上空パートはパニック映画的な面白さが詰まってたし、ソン・ガンホの地上パートも1人の刑事が家族のために生>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.5

1ほど良かったかと言うと微妙…という感想だけど、3があったらまた観るだろうなと思うぐらい2人の掛け合いの楽しさは健在だった。

序盤から正規の殺し屋協会、バイトの殺し屋、協会を通さずに仕事を受ける闇営
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.0

肝心の願いのレベル感が人によってだいぶ違うのとか、願いを差し出して、それがマグニフィコの気分次第で叶うのを待つっていうロサスの設定とか、序盤で何それ?って思ってしまって以降の描写は茶番にしか見えず…。>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.0

ディズニーキャラ大集合で楽しい。ズートピアのナマケモノがここでも笑いをかっさらっててすごい。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.2

女子高生の殺し屋ちさととまひろのバディもの。めちゃくちゃ強い人のドタバタ日常コメディという点では「エクストリーム・ジョブ」とかにも通じてて、好きなジャンルだった。バディものだけあって2人の掛け合いがと>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.7

ヴィーガンを徹底的に皮肉ったブラックコメディ。肉屋の夫がやばいのかと思いきや、妻の方が連続殺人犯に詳しくてやばめなの面白い。
ヴィーガンレストランを狩場にしようとしたり、人を霜降り肉呼ばわりしたり、不
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アメリカン・パイ(1999年製作の映画)

3.7

高校卒業までに初体験を済ませることを誓う童貞4人の青春コメディ。
序盤からシャーミネーター、特製ビール、童貞寮とかパワーワードの連続で笑った。

ジムの父親の生真面目サイコっぷりにも笑ったし、セリフは
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.5

楽しかったし映像すごいとはなったけど、おもちゃの自由意思って何見せられてるんだ?って感じで、過去作で描かれてたような子どもの成長とか親子関係とか、そういうテーマの方が好きだししっくりくるなと思った。>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.8

何かとんでもないことが起きてるけど、群衆のパニックは描かれないし、事態の原因も明示されない不気味なディザスター映画。

タンカーの座礁、飛行機の墜落、自動運転車の暴走とどれも引き込まれるような派手な描
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

組のカラオケ大会で負けたくないヤクザが合唱部部長の中学生に指導を仰ぐ…っていう展開が面白くて序盤から引き込まれた。

祭林組の描写が面白くて、ハイエナの兄貴のたんぽぽ音楽教室のシーンとか、その後の「綿
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.8

ツチヤタカユキの半生を題材にした自伝的小説の映画化作品。ケータイ大喜利に投稿していた20歳頃からオードリー単独ライブを前に挫折して大阪に戻るまでを描く。

実話がベースと言いつつ肝心の「人間関係不得意
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

マルチバース設定やカンフーアクションにはワクワクしたし、笑えるシーンも多々あったけど、中盤以降退屈になってしまったのと、前提、結論とも全然刺さらずで結果苦手な作品だったという感想…。

現世のエヴリン
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.6

子どもたち+兄世代っていうストレンジャー・シングスなんかにも通じる設定がとても良い。兄が一軍からバカにされてる雰囲気があるのも共通。

チャックとデータのキャラが面白くて良い。途中でチャックが完全に別
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.0

シリーズの4人の監督やキャストたちが映画のセットで再会して当時を振り返り思い出話に花を咲かせる同窓会的な作品。人気シリーズなだけあって色々な秘話が出てきて楽しいし、改めてキャストの素晴らしさとか巡り合>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.5

試写会。
アリ・アスター作品を超えてA24のホラー作品最高興収と聞いて期待したけど、怖いというより苦しいという感想で後味も悪め…。

憑依チャレンジの描写は、防腐処理して固められた本物の手とかいう不気
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.7

わりと退屈なやつか?と思ったのは序盤だけで、かなえの過去、堀の正体、悟の嘘と去った理由とか、謎に次ぐ謎でサスペンスとして引き込まれた。

堀は黙って立ち去るんじゃなく自分の口でかなえに真実を伝えられて
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.3

シリーズ最終作に相応しい迫力だったし、前作と同じくシリーズの色々なキャラクターが再登場して、その上彼らの活躍を見られるのが良かった。賢者の石から10年間、物語に合わせて成長していく主役3人を見られると>>続きを読む

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

4.1

いきなり重すぎるハーマイオニーの記憶消し、前作いなかったあの人登場、7人のポッター作戦からの全面戦争と序盤から引き込まれるシリーズ7作目。

ヘドウィグやマッドアイがあんなあっさり死んでしまうの驚き…
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

4.0

ここ数作影が薄かったマルフォイがやっとライバルとして還ってきた感があって良かったし、ハリーとロンの友情とかラブコメ要素もあって楽しい。ラストの展開は驚き…。

前作を観て、偏屈なところがあるから深く関
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.3

ずっと見たかったハリー、ロン、ハーマイオニーの共闘が見れるし、シリウス・ブラックやルーピン先生も帰ってきて熱い5作目。

アンブリッジがとにかく最高のクソババアで作品の魅力が増してる。ハリーへの魔法体
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.8

ホグワーツ内外の新キャラが色々登場するシリーズ4作目。あの人との直接対決が初めて描かれてて熱い。

ムーディは、また変な先生来たなと思ってたらマルフォイへの仕打ちとか初回授業とか過激で笑った。第二の課
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

時間に囚われたFedEx社員が無人島でサバイバルする羽目になる話。意外性はあまりないけど、トム・ハンクスの演技が良いし、FedEx社員ならではの要素もあって楽しい。

飛行機事故後の揺さぶられ方が印象
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

漏れ聞こえてくる感想から、肩身の狭い思いしそうだな…と思い少し敬遠してたけど、全然そんなことなかったし、男女それぞれの良さにも、キモさ・有害さにもちゃんと触れてるバランスが良かった。ラストも安易で荒唐>>続きを読む

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.1

忍びの地図、タイムターナーとかいうチート級アイテムが登場したり、過去作にはそこまでなかった青春的な要素も追加されて学園ものとしてもより楽しくなってきた3作目。

また変な教師(占い学のトレローニー)が
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

ドビー、ルシウス・マルフォイと序盤から個性強めのキャラが登場するシリーズ2作目。ドビーはさすがに憎たらしすぎて観ててイライラするレベルだった…笑
その後のホグワーツって車でも行けるんだというのも驚き。
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.3

マクレーンもハンスも魅力的だし、最初から最後まで揺さぶられる感じがとにかく良かった(マクレーンがギリギリのところでピンチを凌いだり、援軍かと思いきや無能だったり、終盤マクレーンとハンスがいきなり対面し>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.9

トム・クルーズ最後のイーサン・ハント役になるらしい2部作の前編。前編だけでも十分楽しめて、ちゃんと後編へのワクワクも高まる構成になってるの良かった。

アクションに期待してたけど、全体的に既視感強め
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジブリにそこまで思い入れがあるわけじゃなく、劇場で観るのも初めてだったけど、事前情報まったくなしの映画体験をしてみたかったのもあって鑑賞。鑑賞前のワクワク感がいつも以上で良かったし、エンドロールをあそ>>続きを読む

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.5

世界一の高層ビルのセキュリティ監査を任されたドウェイン・ジョンソンが、監査でインプットした情報を元に危機を救う…的な話かと思ったらほぼパワーで解決してた。

義足の設定はどこで活かすんだろう、と思って
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.7

一見幸せそうに見える中流階級の家庭が実は…的なコメディでありサスペンス。サム・メンデスの初監督作品。

家の両隣に2人ともジムのゲイカップルと盗撮男、父は娘の親友に恋するとか、この先何が起きるのかワク
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.5

2ちゃんの都市伝説が元ネタのホラー作品。映画では安っぽい怖がらせ方しかしてなくて、元ネタ読んでる方がはるかに不気味で怖い…って感じだった。主要な登場人物(春奈、純子、明日香)が軒並み不快でしょうもない>>続きを読む

れいこいるか(2019年製作の映画)

3.5

今泉さんがおすすめしていた作品。阪神・淡路大震災で娘を失った夫婦の23年間。

あらすじだけ見てしんみりした雰囲気の作品を勝手にイメージしてたので、いきなり不倫からの膣痙攣で驚き…「リアリズムの宿」的
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.9

2023WBCの舞台裏を追ったドキュメンタリー。「侍の名のもとに」のときより大会結果そのものが劇的だったのももちろんあるけど、笑えるシーン、監督の思いが伝わってくるシーンが多かったり、選手の涙と歓喜が>>続きを読む