たきさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

アキラとあきら(2022年製作の映画)

4.0

安定の池井戸劇場。そして三木孝浩監督作。ハマらないわけがない。

もっとしょっぱなからガンガンふたりのあきらがバチバチにぶつかり合う展開かとおもたのですが、ちと思ったのとは違った。だがそれがいい。
>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.5

昨日観た「愛なのに」とセットというかコラボ作?ということで観ました。
今度は今泉力哉監督作品ということか。

どうしよう、びっくりするほどおもしろくない。

と、正直開始一時間まではわりとまじめに途方
>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

4.0

今泉力哉脚本作ということで、苦手だけどやっぱり我慢できずに観ました。

JKにいきなり一方的に求婚されたり、旦那がウェディングプランナーとデキてたりと、どこぞのAVみたいな展開ですみません大好物だっ(
>>続きを読む

頑張れ!グムスン(2002年製作の映画)

2.5

ペ・ドゥナ目当てで観ました。

なんというか、もう、かわいそうすぎる。笑。

頭空っぽにして観たら、ただのドタバタコメディなんですが、世のお母さんはこんなにも切羽詰まってたいへんなのですよ(まあ、たぶ
>>続きを読む

いとみち(2020年製作の映画)

3.0

親との死別からはじまる、アイデンティティの再構築のおはなし。

セリフで説明するでもなく、かといってがんばって行間読まなきゃわかんないかといえばそうでもなく、特にアイデンティティ云々意識してなくたって
>>続きを読む

トータル・リコール(2012年製作の映画)

3.0

シュワちゃんじゃないほう。

これってブラジル・エクスプレスですよね?←誰も知らないからな。

リメイク元は昔ほぼリアタイで観た覚えあるんですが、まったくもって内容覚えてないけど、こんなディストピアモ
>>続きを読む

鬼灯さん家のアネキ(2014年製作の映画)

4.0

大好きだけど苦手な今泉監督作なので飛びつきました。

第一印象は、往年の泣き系エ◯ゲの義理の姉ルート。←貴様TPOを考えろ。
つまり、好きってことさ。←カヲルくんみたくゆうな。

やっぱり苦手は苦手な
>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

3.0

ずっと観たかったけどなかなか配信されずほぼほぼ忘れかけてたのですが、まさかのHulu。やるやつ。

確かニコール・キッドマンの「アザーズ」の感想読み漁ってたときに、プチネタバレくらってたんですが、想定
>>続きを読む

宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

3.5

サブリミナルもかくやというほどに予告編をやっていたので。

涙活する気まんまんだったのですが、終盤までそれほどでもないな(じゅうぶんおもしろいのですけどね)とおもてたら、くじ引きあたりから一気にキた。
>>続きを読む

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

4.5

もちろん広瀬すず目当てで観ました。

まったく予備知識なく、でもなんとなくこれは行間読ませる苦手なタイプのおはなしなんだろうかと相変わらずなんの根拠もなく戦々恐々として観ていたのですが、最後まで観ても
>>続きを読む

傷だらけのふたり/恋に落ちた男(2014年製作の映画)

3.5

以前眼球が土左衛門状態になった台湾映画「君が最後の初恋」のリメイク元?
これもまたなんかのリメイクかもしんないのですが。

リメイク元観たのは3ヶ月前くらいなんですが、ぜんぜん覚えてなかった。ガソリン
>>続きを読む

渇水(2023年製作の映画)

3.5

予告編から気になってた一品。

いやあ、カラッカラでしたね。なにがカラッカラかは何をか言わんや。

愛は無償であるべき、というただ一点を突き詰めた剛速球火の玉ストレートでした。

ひとは愛されることで
>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

2.5

前作がちと性に合わなかったので躊躇しましたが、ポイントも余ってることですし、あわよくば一縷の望みはあるかなと観てみました。

相変わらずうざいひとしか出てこないのはご愛嬌。

生きていく以上、勝負から
>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

2.5

すごいぞ、開始一時間、ずっとうざいひとしか出てこない。

それもそのはず、出てくるひと出てくるひとみんな社会不適合者なわけでありますもんね。
あっち側のひとにとって、こっち側のひとってのは煩わしいこと
>>続きを読む

13月の女の子(2020年製作の映画)

4.0

萩原みのり目当てで観ました。

JKはつくづくずるいよな、と思います。
制服姿で、全力疾走してるだけでエモくなるから。

なんでそんなチート能力を備えているのかというと、とにかく今の自分がいったい何者
>>続きを読む

サムライフ(2014年製作の映画)

3.5

松岡茉優目当てで観ました。

多少の脚色はきっとあるんだろうけれど、そないうまくいくもんなんかい、という展開も、なんだかんだノンフィクションという魔法に納得させられてしまう。すごいな。事実は小説より奇
>>続きを読む

ラブ&ピース(2015年製作の映画)

3.0

園子温なので観ました。
こころの何処かでどっかでしっぺ返しくるんだろうなあ、と思ってた自分が恥ずかしい。
なんだかんだ、このひとのつくるおはなしの根底には愛があるのですな。
でもまだこわくて「冷たい熱
>>続きを読む

オケ老人!(2016年製作の映画)

3.5

黒島結菜目当てで観ました。

いやあ、やっぱスポ根モノには弱いです。観たいもの観せてもらいました。ありがとうございます。

好きなことやってるのがいちばんだ。と、どんなに苦しくたって満面の笑顔で言い切
>>続きを読む

ダブルフェイス 偽装警察編(2012年製作の映画)

4.0

というわけで後編です。

まさかの展開でした。甘くみてました。
絶対ラストは西島秀俊と和久井映見が幸せそうに笑いながら乾杯してるシーンを信じて疑っておりませんでした。
全部が全部フラグでしたしてやられ
>>続きを読む

ダブルフェイス 潜入捜査編(2012年製作の映画)

3.5

会社の後輩的なひとからのおすすめで観ました。

オリジナルとどっち観ようか迷ったのですが、予告編で見応えありそうだったのでこちらを。

西島秀俊と大和田さんの緊張感あふれる芝居がよいですな、好きです。
>>続きを読む

太陽の坐る場所(2014年製作の映画)

3.0

木村文乃目当てで観ました。
セーラー服眼福でした。

辻村深月原作。相変わらずツカミはすこぶるオッケーなとこがさすが。いい意味でも悪い意味でも。

凄絶なるマウント合戦。
今思い返せば、なんであんな必
>>続きを読む

なま夏(2005年製作の映画)

3.0

エロいなあ。とかゆうてる場合やなかった定期。

相変わらずにんげんの嫌な部分を包み隠さず描き切る吉田節。
にんげんという種に対して(もしくはこの頃は明らかに女性に対してなのかなもしかして)明らかに絶望
>>続きを読む

アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.5

阿部サダヲはほんとこういう役が似合うなあ。

アスペルガー症候群という設定なのですかね。
行間が読めず、一度集中してしまうと周りがまったく見えなくなったりして、まともにコミュニケーションさえとれないこ
>>続きを読む

幕が上がる(2015年製作の映画)

3.5

鶴瓶も出とるやないかい。

前々からちと気になってたブツ。
ももクロのことはあまり知らないのですけれど、青のひとは脱退した後なのか。今はもう緑のひともいなくなってるんだっけ。

すばらしさと残酷さを併
>>続きを読む

はい、泳げません(2022年製作の映画)

3.5

ちと気になってた一品。
てっきりもっとコメに特化した、25メートル泳げたらおっぱい見せてやるわい的なノリだとおもてたのですが。←それなんておっぱいバレー?
なんのなんの。がっつり骨太なトラウマからの再
>>続きを読む

美少女探偵ナンシー・ドリュー(2007年製作の映画)

3.0

エマ・ロバーツの顔面がドストライクなので観ました。

もっとコメディに寄ったドタバタなんちゃってミステリーかと思いきや、しっかりとサスペンスしてました。
このテの自称探偵モノがしょっぱなから市民権得て
>>続きを読む

ゴールデンスランバー(2017年製作の映画)

3.5

そういえば伊坂幸太郎原作、スルーしていたな、とおもて。

目的に対して、手段があまりに仰々しすぎないか、という違和感はありつつ、テーマがドストライクなので普通に泣かされました。最近弱いのですよ。

>>続きを読む

一礼して、キス(2017年製作の映画)

3.5

池田エロイザ目当てに観ました。←エロイザゆうてしもとるやないかい。

以前に、冒頭のあまりにあんまりな演出と演技力に、ヤンデレ過多のサイコホラーなのかとビビッて思わず停止ボタン押してしまったブツ。
>>続きを読む

江ノ島プリズム(2013年製作の映画)

3.0

ばっさー目当てで観ました。

タイムループモノ大好き!←はしゃぐな。
まだ観尽くしてなかったことに驚きでした。俺が認識している邦画なんてまだまだ氷山の一角ですもんね。えっちらおっちら倒してきたのに実は
>>続きを読む

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.5

久保田紗友と萩原みのりダブル主演とかぜいたくすぎる。もったいないおばけが出ます。

JKというイキモノはなんであんなにも瑞々しさと毒々しさを併せ持っているのですかね。こわいですよ。それをこの二人が演じ
>>続きを読む

悪と仮面のルール(2017年製作の映画)

3.0

テーマがドストライクすぎて、俺が脚本書いたのかとおもた。

ひとは、なぜひとを殺してはいけないのか。

和製ダークナイトもかくやな、性善説に基づいた、自分なりのドンピシャな答え合わせができて、通常であ
>>続きを読む

ポテチ(2012年製作の映画)

3.5

うわ、これ伊坂幸太郎だったんだ。
めっちゃ意外。
このひとぜったい「重力ピエロ」の前と後でなんかあったでしょう。

相変わらずのエグいバックボーンではあるんですが、忠司くん。普通は折れてやさぐれて然る
>>続きを読む

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.5

ずっと観たかったやつ。
このためにU-NEXT入ったといっても過言ではなかったり。無料期間いっぱいで脱退予定だけど。←貴様、

あいも変わらず行間読ませまくりの岩井俊二節なのでもう、苦手とかそういうレ
>>続きを読む

武士道シックスティーン(2010年製作の映画)

4.0

成海璃子が奇跡なので観ました。

またまたまったくなんの根拠もなく、もっとコメディに寄ったキャッキャウフフなスポ根ちょびっとラブなおはなしだと思い込んでしまっていたのですが。←願望だだ漏れやな。
思い
>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

3.5

ようし、これはだいぶ言葉を選ばないといけないブツだな、と。戦々恐々としています。

観終わって、脊髄反射的に思ったのは、多様性賛歌もここまできたか、という。

別に皮肉とか揶揄とかまったくそういうもの
>>続きを読む

さくら(2020年製作の映画)

3.5

小松菜ちゃん目当てで観ました。

散文調で、回想シーンがメインですし、ほのぼの家族のほのぼの生活に骨抜きにされかけたりするんですが、いやいや待て待て、この家族今崩壊してんだよな、とところどころで我にか
>>続きを読む