キミシマユウキさんの映画レビュー・感想・評価

キミシマユウキ

キミシマユウキ

ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.6

“予期せぬ”落雷に直撃しで不時着した先が”偶然にも”テロリストの占領下でさぁ大変‼️
でも大丈夫、機長は”たまたま”元英空軍のジェラルド・バトラーだし”図らずして”乗り合わせたのは元軍人の屈強な犯罪者
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サニーサイド(1919年製作の映画)

3.4

チャップリン初期の中編作品。
自身のスキャンダル時期とかぶったこともあり、本人からも批評家からもあまり評価されていない本作。
個人的には牧歌的な田舎町での恋愛ドタバタ劇でいつもどおり楽しめたし、
ラス
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放送禁止 劇場版 〜密着68日 復讐執行人(2008年製作の映画)

3.0

映像に隠された真実を読み解くと面白さが倍増する「放送禁止」シリーズの劇場版第一作目。

『ニッポンの大家族』が大好きだったので、今作も期待して観たが正直こちらはそこまでハマれなかった。
ヒントがわかり
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不死身ラヴァーズ(2024年製作の映画)

-

両想いになった瞬間に消えてしまう相手と何度も恋を繰り返す…というファンタジックな設定のラブストーリー。
真っ直ぐに”好き”を伝え続けるヒロインと主演の見上愛さんの魅力がマッチしていてとても良い。
ギタ
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ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版(2009年製作の映画)

3.8

最近流行りのフェイクドキュメンタリーを見尽くして他を探しているアナタ!
何も調べずにこちらを観てください!
視聴者を信じて作られています!!
難易度高めで観たい方は今作から。
少しヒントが欲しい方は
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姑獲鳥の夏(2005年製作の映画)

2.5

原作大好きだったのでコチラも。
不気味な雰囲気と堤真一演じる京極堂は良かったのだが、それ以外は正直イマイチ。
原作読んでないとそもそもついていけないんじゃない?というレベルのダイジェストな内容とチープ
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.8

タイトルは仲間に届くことの無い孤独なクジラの声の周波数のこと。
当事者じゃない自分が簡単に”共感した”とは言えないけど、
悲しくて、あったかくて、考えさせられる作品。
杉咲花と志尊淳の演技に魅せられま
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.7

最高の愛すべき怪獣映画。
ポップコーンムービーとはこの作品のためにあった言葉ですね🍿
ネタバレのない範囲でオススメシーンは

【コング】
・シャワーを浴びる
・歯医者へ行く

【ゴジラ】
・お昼寝する
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ジョン・レノン 失われた週末(2022年製作の映画)

-

Beatlesファンの中では割と有名なジョン・レノンの謎めいた”失われた週末”の期間の話が明かされるエピソード。
マネージャー目線から見るとこんなにピュアな恋物語だったとは…
今作の語り方的にはやっぱ
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.8

令和に実写版でこんなにクオリティの高いシティハンターを観れると感激😭
Netflixのたっぷりな予算のお陰もあってかアクションのクオリティもピカイチだし、なにより鈴木亮平様の役作りが文句なし。
そうか
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NY 心霊捜査官(2014年製作の映画)

3.6

みんな大好きスコット・デリクソン監督初期の良作。
犯罪捜査×悪魔系ホラーという異色な組み合わせを綺麗なバランスで行っていて個人的には結構好き‼️
何がいいって実話ベースなのが…🤤
世間のレビューは低め
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

3.5

ザック・スナイダー監督が”本当はスターウォーズでやりたかった”企画の後編。
各キャラの背景を不自然に深堀る前半は少しかったるい印象があったが、後半からの戦争シーンの映像美はやはり神話のような美しさ。
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イード(2021年製作の映画)

3.6

“イード”というイスラム教の祝日をアメリカで行う為に頑張る少女の短編映画。
この行動力は誰でも見習うべきだし、家族を想って動いてるというのが健気で可愛らしい。
サクッと見れてホッコリできるのでおすすめ
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映画 ○月○日、区長になる女。(2024年製作の映画)

4.0

選挙には行くけ20~30代1人の意見じゃ国や地域の政治なんて変わらないだろ半分諦めてる自分からすると、希望を貰える1作。
しかもたまたま身近な区の話、思わず終わる頃にはファンになっていた。
まずは本気
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陰陽師0(2024年製作の映画)

3.4

山﨑賢人が若き安倍晴明を演じる歴史ファンタジー。
VFXバチバチでかなり幻想的な作風だが、ちゃんと説得力がある物語にはなっているしキャストも豪華なので楽しめる。
が、個人的にはそこまでハマれなかったな
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チャップリンの給料日(1922年製作の映画)

3.6

チャップリン初期の短編。
U-NEXTで配信開始されたので未見の今作を鑑賞。

20分の短い中で既に当時の社会批判的なメッセージも孕みつつ面白い作品をにしようとしている。
レンガのシーンすごいと思った
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一日の行楽(1919年製作の映画)

3.4

チャップリンの短編。
U-NEXTで一挙配信が開始されたので未見のこちらを。

今作は批評家からの注目こそされなかったらしいが、チャップリンらしいドタバタ劇で印象に残るシーンはある。
コールタールでマ
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.8

公開中の映画好きからの評価がとても高かった邦画。
鑑賞してみたら前半のピュアピュアな恋愛パートと後半の展開が別映画のようで驚き。
とにかくて出演陣の一癖も二癖もある演技が最高なんだけど、その中でも圧倒
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ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.5

おとぎ話のお姫様が夢の王子様と婚約出来たと思いきや、とんでもないところに嫁いじゃったッ‼️というファンタジー。
『ストレンジャーシングス』のミリーボビーブラウンちゃんはNetflixに気に入られてます
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貴公子(2023年製作の映画)

3.7

タイトル通り”貴公子”の如く美しく紳士的な青年が実はとんでもない殺し屋だったという漫画的な設定に期待通りの容赦なしバイオレンス描写。こんなん嫌いな人いないやろ‼️
強いて言うなら巻き込まれ型の主人公の
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.8

あんまり詳しくない男の感想はこんな感じ。

キッドオオオオオオ‼️
平次ィィイイイ‼️
知らんやつらあああああああ‼️
カズハアアアアアアアアア‼️
ほんでキッドぉぉおおおおおお‼️

でした。

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.8

鬼才ブランドン・クローネンバーグの最新作。
よく知らないリゾート地に行ったら大変な目に会っちゃった系ホラーサスペンス。

監督独特でキレッキレな映像センスはもはや”観るドラッグ”と言っても過言ではない
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異人たち(2023年製作の映画)

-

山田太一の有名小説を斬新に脚色したイギリス映画。
英国片田舎への存在しない郷愁と記憶に懐かしさを覚え、両親に連絡したくなり、1番近くにいる人をいつも以上に感謝を伝えたくなる作品。
テーマは普遍的だけど
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.7

プロレス好きなら誰でも知っているらしい有名一家の呪いとしか形容出来ないような災難の数々を描く伝記映画。
プロレスという華やかな舞台と元々🐭ミュージカル俳優出身のザック・エフロン主演ということで派手な絵
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ブルービートル(2023年製作の映画)

3.4

DCEU最新作なのに世界的に興行不振だったこともあり残念ながら映画館で未公開なヒーロー映画。
全体的なラテン系の陽気なノリは大好きだけど、ヒーローとしての目新しさは特にない。
未公開も仕方なしか…。
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姿三四郎(1943年製作の映画)

3.6

黒澤明監督のデビュー作。
柔道に熱心に打ち込む男の元祖スポ根映画であり、しっかりアクション。
柔道シーンの緊迫感と迫力はさすが。
1作目ながら監督らしい俯瞰ショットや長回しなども見れてニッコリ。
【戦
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毒娘(2024年製作の映画)

-

最初に出たポスタービジュアルの衝撃度が高くて楽しみにしていた本作。
添付2枚目のポスターも悪くないんだけど、ちょっと、情報出しすぎ感も否めない‼️
中身はと言うと引越し先で”幸せ”な家族がとんでもない
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ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ(2009年製作の映画)

3.7

太宰治原作の映画化作品の中では断トツで文学的な情緒が漂っていて好き。
キャスト陣も文句なし。
なにより主人公を演じた松たか子の幸薄そうだけど健康的な美人な魅力素晴らしい。それでいて色気も漂っていて最高
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.6

<<2020年太宰未勉強初鑑賞>>
‪恥の多い生涯を送ってきました…
でお馴染みの‬‪原作を映像化した訳では無いので蜷川監督お得意の色彩豊かな絵で小栗旬が‬

‪▪️宮沢りえ(支える妻)‬
‪▪️沢尻
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人間失格(2009年製作の映画)

3.1

そこまで長くない小説なので忠実に映画化は可能だったんじゃないかと思うが、かなり駆け足で展開する割にオリジナル要素を足すという挑戦的な作風になっていた。
主人公は原作でもたしかに女を巻き込むクソ野郎であ
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

前知識なしで評価高いから見に行ったらめちゃくちゃ面白いやん‼️
女子高生の青春な日常×ディストピア侵略SF
という謎の食べ合わせが奇跡のバランスで完成されていて最高。
人間はどんな非日常でもあっという
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デスティーノ(2003年製作の映画)

3.7

ウォルト・ディズニー×サルバドール・ダリが奇跡のコラボを果たしたが戦後の影響でお蔵入りした企画を復活させた短編アニメ。
ダリらしい絵画的イメージの連続中にもしっかりと物語性があり、シュルレアリスムの入
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春の女神(1934年製作の映画)

3.5

ディズニー90年前の短編作品。

ギリシャ神話のペルセポネとハデスの話をめちゃくちゃ簡略化してオペラと共にお送りするアニメーション。
ゼウスとか豊穣の女神であるオカンのデーメテールとかその他もろもろの
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

よ、よすぎた…
SF超大作の歴史を変える瞬間に立ち会えた…。
『スターウォーズ』を劇場で初めて見た先輩方と同じ気持ち!
謀略、恋愛、アクション、壮大な世界観、そして圧倒的な映像美…文句なしです。
個人
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