「私、銀河一のマヌケに囲まれて死ぬのね」
ははーん、これは真面目に観たりしちゃダメなやつだな。
ヘンテコな軽さとどこかやる気がない雰囲気が漂う。独特のノリ。
クールが1番。シリアスなんてみっともな>>続きを読む
「前を向いても崖や、後ろを向いても崖やで」
恥ずかしいから小さな声で言いますが、あのー、マーベル映画よりこっちのほうが面白いんですけど。
強面同士の啖呵の切り合いからサービス満点。これはきっとプロ>>続きを読む
「広島の奴は、盃っつうもんをどない考えとんのや」
ドンパチ戦争するよりも、コワモテ同士の腹の探り合い、啖呵の切り合いのほうが面白い。
騙し、裏切り、嘘をつき。
カタギだってヤクザだって権力抗争の構>>続きを読む
「広島にヤクザは二つも要りゃせんのじゃ」
真面目一徹で朴訥とした若者が、組織の駒として体よく使われてしまう姿が同情を誘う。日本人の心を打つ。
面白い。
前作と違って“♪チャララー” が一度も鳴り響>>続きを読む
「どんな人間か分からない相手を信頼するのは難しい」
物語をじっくり見せるというよりも、アクションシーンの博覧会風。
基本はド派手な銃撃戦
CG駆使の空中戦
壊しまくりのカーチェイス
そして一対一の>>続きを読む
「ロキ、これ以上悪ぶるのはやめて」
アンソニー・ホプキンスにナタリー・ポートマン、他のシリーズもしかり…
あの往年の名画の主演たちがこういう娯楽に特化した作品にレギュラー出演っていうのは、邦画だった>>続きを読む
「症状から判断しますと、不安神経症の発作のようです」
久々にMCUに復帰しました。間が空き過ぎてアベンジャーズのスジ忘れちゃったよ。
アイアンマンは、イチビリやボケやスベりやら、関西漫才的なものが>>続きを読む
「今度は君が持つ番だよ。そういう運命だ」
続編が作られなかったことを知ってるシリーズを見るのは、とても辛い。
次回作に向けて盛大に広げたであろう伏線も、ぜんぶ放ったらかしにされてしまうのだ。まるで>>続きを読む
「彼女をとう思う?科学的意見じゃなく、単純な感想を聞きたい」
この冷ゃーっとした得体のしれない薄ら寒さが好き。ゾクゾクする。
皺のない額
やや上目遣いに相手を覗き込む瞳
相手の反応を確かめるとき首>>続きを読む
「海は、あなたの外にも、中にもある」
一昔前だが、テレビの地デジ化に伴って出演が劇的に減った女優も多い、とか噂されていたことを思い出した。
この作品のナヴィ族も、肌や髪の質感がリアル過ぎて、もはや>>続きを読む
「アナタ、ワルイ」
公開された2009年時点は、分身を表す“アバター”という言葉はあまり一般的ではなかった気がする。
生まれ変わって、自分のできないことをやる。生まれ変わったからこそ、自分が生きた>>続きを読む
「許しちゃくれないってわけですか?」
三十数年前、学生の頃、エジプト→イスラエル→トルコ→ギリシャの貧乏旅行をしたことがある。そのとき感じたのは、アテネのアクロポリスは案外しょぼいということ。エジプ>>続きを読む
「よそ者が救世主だと?」
映像や音楽の表現技術にはこれ以上求めるものがあるはずがない。およそ人類史上最高の没入体験。言う事なし。
私が感心するのはこのシリーズの物語づくり。独特の世界観。
友情、敵>>続きを読む
「いつ死ぬか分かっていると得だな。準備ができる」
伝記ものや文芸ものではなく、純粋なアクション映画・サバイバル映画として観ると、かなり面白かった。
難点は、主演のクリス・ヘムズワースがマイティ・ソ>>続きを読む
「僕の人生は義務づくめさ」
うちの子供たちもいよいよ親離れのカウントダウン。
ここまで大きなトラブルもなく子育てを終えようとしているが、単身赴任続きの私の父親ぶりは決して褒められたものではなかったと>>続きを読む
「土地こそ人間の魂そのものだ」
夢の土地が近づいては、遠ざかり、一度は雪の中に消え、そしてやっと巡ってきた両の掌にぐっと攫むチャンス。
ラストシーンが美しい。
ニコール・キッドマンは大河ドラマがよ>>続きを読む
「あのレースは危険すぎた。命を粗末にするのは敗北だ」
「俺は命に代えてもお前に勝ちたかった」
モータースポーツが題材でも、ちゃんとスポ根の映画だった。久々に血湧き肉躍り、胸が熱くなる作品に出会えた。>>続きを読む
「お前は闇雲に突っ走りすぎる」
「おれの走り方に車を合わせろ」
「それなら互いに通じる言葉を作ろう」
老いぼれメカニックと無鉄砲レーサー。
はみ出し者同士がぶつかり合い、やがて信頼を寄せ、シャンパン>>続きを読む
「弟を見習え。こんなゲームばかり」
典型的な、青年の成長と成功のシナリオ。
面白くないはずがない。
ただ、全体を通じて販促プロモーションビデオっぽくて、SONYとNISSANに劇場鑑賞料や動画視聴>>続きを読む
「♪私の欲しい言葉を言って」
言葉の力、手紙の力の物語。
伝えるには技量もいるが、
勇気がなければ伝わらない。
この作品のストーリーは平凡かもしれないけど、僕はジョー・ライト監督作品の映像の作り>>続きを読む
「事実ではないが勇気が湧くだろ?
国民を鼓舞したいのだ」
ウィンストン・チャーチルがノーベル文学賞を受賞していたことってみなさんご存知でした?平和賞じゃないですよ。
私は作品鑑賞後にネットで調べて初>>続きを読む
「どうせ破滅よ」
「僕は違う。夢心地だ」
キーラ・ナイトレイ×ジョー・ライト
3本目
かの有名な世紀の不倫ものだが、この映画の中に作り込まれた世界があまりにも美しすぎて、ドロドロ感が微塵もない。こ>>続きを読む
「逃げちゃだめ。立ち向かわないと」
鼻の奥がツーンとなる映画。
我が子と向き合う。
大事なことを教える。
最期の力を振り絞って。
決して逃げさせない。
立ち向かう。
一緒になって立ち向かう。
強>>続きを読む
「人を分かるってどういうことですか?」
人間関係が希薄で薄ら寒い。
よく知らない人と結婚する?
よく知らない人を雇い入れる?
大切な人をよく分からなくても平気なの?
それで良しとしちゃうあなたが怖>>続きを読む
「湯の道へ、ようこそ」
ちょっとぬるめでしたが、お肌だけではなくこころにもやさしい いいお湯でした。
そうだ、明日は近場の温泉に行こっと。
「湯で人を幸せにする」
「次の文を完成させて。『僕の望みは、』」
「人に笑われないこと」
名優二人の好演を持ってしても、脚本が締まらなければ…
気になる台詞を拾って並べてみても、全体を通す芯が無いんです。だから普通のメロド>>続きを読む
「お前を正すのが俺の仕事だ。容赦しないからな」
演技合戦が見どころとされている映画は多いけど、この映画は凄い。絶対見るべき。
不良少年ディカプリオvs暴力継父デ・ニーロ
この歳で既に完成している>>続きを読む
「旅人には親切にしなさい。ある人は気づかずに天使をもてなした」
ジャケ写見て、勝手にお気楽なコメディを想像していたんだけど、実際はシリアスでスリリングな脱獄逃亡劇だった。
ショーン・ペンが無理やり>>続きを読む
「スパイダーやってると最後は必ずソロ活動になる」
前作に続き、言葉を失った。
圧倒された。
ただアニメーションの表現が凄いことが理由のこの評価じゃない。
プロットがしっかりしていて、メッセージに共>>続きを読む
「後ろ戸はまた開くよ」
古来、人々は天災を恐れ、我が身に厄難が及ばぬよう、神仏に祈りを捧げてきた。
時代が進み、自然への畏敬の念が薄れていく中、この映画が人々の防災意識の啓発に繋がるなら、素晴らしい>>続きを読む
「あの方は歳を取らん」
一番大切なものを開ける鍵。
千代子はそれを強く握りしめ、千年の時空を飛び越え、“あの人の思い出”を追う。
ひるがえって、あなたの一番大切なものは何?
眩いばかりの美しい過去>>続きを読む
「おしゃべりね。あなたの話は疲れる」
たぶん100回見ても、僕はこの映画を“わかる”ことができないだろう。
でも不思議、何故か嫌いじゃない。
“理解”や“共感”が、“好意”の必要条件ではないことを>>続きを読む
「私は全てに責任があると思う。自由だから。不幸になるのも私の責任」
ややもすれば、アンナ・カリーナの可憐さを拝むだけの80分になっちゃいそうなところにぐっと深みを与えるのは、第11章の哲学者との対話>>続きを読む
「♪わたしはいつも“ウィ”と答える」
ブツ切り・寸止めの音楽の断片たち
どの場面を切り取っても赤と青の対比
ここに描かれているのは、60年余り前の一番進歩的な男女観なのかもしれないけれど、根っこに>>続きを読む
「試合じゃない。ショーよ」
前日会見での挑発合戦
派手な入場セレモニー
マイクパフォーマンス
四角いリングじゃないけど、緑のコートにもプロレス的なものが満載。
興行は、勝ち負けよりお客さまの歓び。>>続きを読む
「彼女がウワサを広め、私は初めて話題の中心になった」
エマ・ストーンは21歳にして既に完成された超絶ビッチなコメディエンヌだったと知る。
“哀れなるものたち”を観て、あんな特殊な役を演じきる彼女は>>続きを読む