さみわんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

パラサイト(1998年製作の映画)

3.6

これは割とナイスな邦題。なんの映画かわかりやすいしネタバレ防止気味?
当時のフレッシュ(死語?)な若手俳優さん達による学園ホラー。今観ると豪華!そして若い!
作中でもSFオタクの子が触れていますがボデ
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

-

これは芸術系作品ですね。
監督の内側にあるビジョンが溢れて出た作品となっています。独創的で唯一無二ですね。
また30年の年月の重みも凄い。作り始めた時とコンセプトも変化してるかも。

さて内容について
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離ればなれになっても(2020年製作の映画)

4.6

色々な映画を観てきたがやはり一番面白いのは人生なのだなと思いました。

本当に良い映画でした。

開始そうそうに物語に引き込まれ、2時間以上があっという間に過ぎました。
予告篇は一途な愛のような作りで
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神田川のふたり(2021年製作の映画)

3.0

これは好みの分かれる映画です。低予算など制限のある中で撮られている感じがわかります。減点方式で評価するとたちまち低評価になる事は否めません。現在はこういったオープンな場所で一般的な規模や大作映画と同じ>>続きを読む

バイオレーター(2018年製作の映画)

1.8

これは観れる時に観とかないと観たいと思った時には観る手段が無い映画でしょう。
冒頭に警告文が登場する。そうか、ここから先は自己責任なのだな。
話は自殺サイトの呼びかけで集まった自殺志願者。しかし彼らの
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.2

映画館で観て面白かったので、最近配信で見直し、びっくり。体感的には映画館で観た面白さの5分の1位の面白さになってしまっていた。

理由の一つはやはり大きさだ。やはり映画館との違いは大きさに尽きる。でか
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.2

夢のある話ですよね。
ちょっと教訓めいた物もあるし。
音楽も視覚的にも楽しい。
家族で観るのにぴったりです。

この映画を観ると
チャーリーとチョコレート工場コピペをどうしても思い出してしまいます。
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デイ・ゼロ(2022年製作の映画)

3.7

これは湿度の低いカラッとした哭悲。
感染者パンデミックの中、家族の元へ向かうフィリピンのドウェインジョンソン?みたいな質量がギュッと詰まった主人公!
感染者はザ・ホード並みに相当数登場するのですがちゃ
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

4.2

私はルーティンを守るのが苦手な為、ルールやルーティンを持つ男性キャラに憧れがある。礼節が人を作るとビシッとスーツを着こなす男にも憧れるし、毎日牛乳を飲み観葉植物に日を当てる寡黙な殺し屋にも憧れる。
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ヒッチハイク(2023年製作の映画)

2.2

洒落怖の原作?が一番ですね。
もともと文字媒体なので頭の中で最高の絵が再生される。そこはなかなか超えられない。異形な家族の感じも日本のビジュアルで見るとコスプレ感が出てしまう。ただ逃げずにベースは割と
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

もうアイデアだけで観たくなってしまうホラーコメディですね。

ひょんな事でヴィーガンをハムにして売ってしまった夫婦がハムの売れ行きの良さにタガが外れていってしまうお話。テンポが良く楽しめました。

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テリファー(2016年製作の映画)

3.7

2作目を観たので改めて鑑賞。
続編は予算も増えてグロさマシマシだが
やはりこちらの方が断然怖い。

やはり前知識のない初見キャラ程怖い物は無いですね。何をしでかすかわからない。

続編の無駄に遺体を破
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭直ぐに激しい人体欠損の殺人シーンがあり、こういう映画だったなぁとすぐに思い出させてくれる安心の親切設計。アートピエロは前作の衝撃に比べると既存キャラとなった分、恐怖感は薄れてしまいますね。

前作
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カラダ探し(2022年製作の映画)

2.8

普段ホラーを観ない層の人も楽しめるくらいの塩梅の作品。ただ、ホラーを観ない層の人はふらっとホラーなんか観ない。普段ホラーを観ている人からすると物足りないかも知れないけど裾野が広がらないのはジャンルの衰>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

3.8

サラリーマン経験がある人には刺さると思います。特に営業マンの方は少し胃がキリキリするかも。
同じ営業でも、相手を幸せにするセールスをしたいですよね。

とにかく主役の野村さんが味があって良いです。他の
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Now and Then:ザ・ラスト・ビートルズ・ソング(2023年製作の映画)

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そこに魂はあるのか?

技術の進歩はすごいなぁと思います。欲しい音だけを抽出できるなんて素直に凄い。


この作品、新曲を聴いて良い歌だなぁと思いました。その感情は大事にしたい。

私の知り合いに生粋
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.3

全てを自分で切り拓いていく茨の道と、決められているが安定した道。その二つを選べるとしたらどちらを選ぶだろう。どちらの道にも魅力があり、選ぶのは難しいかもしれない。でも一番大事なのは選ぶ事だ。

主人公
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.3

大きな物が出てくる映画は極力映画館で観るのがおすすめです。大きさがアピールポイントなのでとにかくデカいのが良いです。家庭でいくら大きい画面にお金を注ぎ込もうが映画館のスケールには到底及ばない。また、音>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.3

どこに着眼するかで評価が割れる作品。
全体的にクオリティーは低いのだけど面白い部分もあった。
①都市伝説きさらぎ駅の映画として。有名都市伝説を凄く陳腐にしてくれたなぁという気持ち。創作物と割り切りまし
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

冒頭の登場人物達が飛び跳ねるシーンの躍動感からググッと引き込まれる。大自然の中、大きな画面だと映える構図だと思う。活気付いている街の熱量が兎に角熱かった。

俳優陣の熱演も良く、一つの感情でなく幾つも
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キリエのうた(2023年製作の映画)

5.0

本当に観て良かった。
アイナ・ジ・エンドさん演じるキリエがとにかく凄かった。彼女が歌うとビリリと来て心と躰が震える。音楽をテーマにした作品においては、歌手の力量が兎に角大事だと思う。彼女の歌の才能が文
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

大きな画面で観た方が楽しめる映画。
爆発シーンや巨大兵器は大画面に映える。
AIロボのデザインもカッコ良かった。
サイバーパンク的な街は発展を続けた世界線の日本みたいで良かった。こんな日本に憧れる。
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呪餐 悪魔の奴隷(2022年製作の映画)

3.9

続編だと知らずに鑑賞。話の本筋との関連がパッとわからないシーンも少しありましたのでそこは前作観ていたほうが楽しめたかも。
広い土地にポツンと建っている団地みたいなマンションでの恐怖。怖がらせようという
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.5

とても良い映画でした。役者さんの演技も良かったのですんなり入り込めました。
やはり青春物は哀愁がすごい。登下校や昼休みの感じなど空気感含め、自身の記憶が蘇えってしょうがない。図書委員だった自分は図書室
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大事なことほど小声でささやく(2022年製作の映画)

3.5

スナックを経営するゴンママの魅力に集まる癖のある人達の人間模様。原作はそんな登場人物一人一人の短編集の様です。キャラが良く、みんながワイワイやっているシーンが楽しかったのでそれを中心に見てみたかったで>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.5

★この映画をまだ観ていない方は文句無しのおすすめ。公開当時大ヒットした映画で、レビューを見ずに鑑賞するべし!何故なら映画のどこかにあっと驚く仕掛けのある映画ですので!!思わぬネタバレを喰らう前に鑑賞し>>続きを読む

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.4

久々に鑑賞。
初鑑賞時は人一人居ない大都市のビジュアルに圧倒されましたが、奇しくもコロナでのロックダウンがありましたのでなんかそれを思い出していました。
完全なエンタメとして観れていたあの頃はもっと能
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ピクセル(2015年製作の映画)

3.2

子供の時に宇宙人が攻めて来てゲーム対決で勝敗をつけるという空想をした事があった。
そのため個人的には何か熱いものがあった。
どんな事でも真剣に取り組みやり込んだ事が報われる世の中であって欲しいと思う😊
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べネシアフレニア(2021年製作の映画)

3.5

何度も観たくなるタイプではないが、個人的には一度観てみても悪くないと思います。
仮装をした殺人鬼が次々と人を殺していくような単純なスリラーホラーではありません。かなりサスペンス寄りのお話です。
殺人シ
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

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公開当時夜のレイトショーで鑑賞。
それまでに触れていた岩井俊二監督の作品に比べとても辛いシーンがあり少し打ちのめされた。上映後足取り重く、映画館を出る時は数人しかいない観客も皆無言。ふと顔を上げるとそ
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野のユリ(1963年製作の映画)

4.2

観るだけで温かい気持ちになる映画。
人種や信仰、貧富、言語を超えて人々が助け合い、協力しあう。その様子に心がじんわりとしてくる。俳優さん達の笑顔がとても素敵だ。モノクロの画面に白い歯が映えて印象的。古
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オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

3.9

白石監督ワールド全開の作品。
お馴染みの霊体ミミズに始まり下鹿毛(しもかげ)流、そして嬉しいあの人。
白石監督作品を沢山観ているほど楽しめます。特にカルトとノロイは先に観ておくと良いです。
ボリューム
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貞子3D(2012年製作の映画)

1.5

おいたわしいという言葉が出てしまう。

本来金字塔の一作目で一番怖かったシーンが、"貞子3D"だったじゃないですか…。

コンテンツとして消費される姿は悲しい。

呪怨 終わりの始まり(2014年製作の映画)

2.5

位置付けとしては呪怨1と、2を少し新しい解釈を加えた物を、別監督が撮った話。
ホラーとしては3.2呪怨として2.5

新しい解釈部分を楽しめるかどうかでファンの人程、評価が割れそうです。

ビジュアル
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女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

3.9

私はYohji Yamamotoの服が好きなのですがこの映画とのコラボがあった事から、映画の方にも興味を持ちました。

早速レンタル店で作品を探したのですが、見つけることができず、店員さんに聞いてみる
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バックドラフト2/ファイア・チェイサー(2019年製作の映画)

3.1

火災の原因調査をする主人公のサスペンスアクション。
え?続編あったのか?という名作バックドラフトの続編です。人間関係の引き継ぎはあるのと前作のオチ等も作中で触れてくるので前作未見の方は是非前作から。観
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