さみわんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

5.0

文句無しの★5

鬼太郎でこんなに泣いてしまうとは思わなかった。子供の時大好きだったが、たまに目にする事はあっても特に触れず、30年以上離れていた。本作の評判が良い様なので劇場へ。エンドロールのラスト
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.7

★まだ観てない方へ。この映画はリメイクだけどこちらから観るのがおすすめ。ファーストコンタクトという前日譚あるけどこちらから観るのがおすすめ。部屋を暗くして毛布にくるまってみるのがおすすめ。

SF映画
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.8

ムーンライトながらという夜行列車があった。
まだ若かった私は、青春18切符を胸ポケットにしっかりしまい、息も白い深夜のホームから、列車に飛び乗った。色んな人が列車には乗っていて、客席は空いておらず、乗
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クリスマス・ブラッディ・クリスマス(2022年製作の映画)

3.7

聖なる夜をぶっ飛ばすパワーのある作品だった。個人的にはとても面白いと感じた!

★先に注意点。画面がフラッシュするシーンがあり、てんかんに注意だ。あと前半は下品な下ネタ会話が止まらない。ファッ○ン連発
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.7

ある日 森の中 熊さんが 出会った話。
そう…コカインにね。

タイトルのインパクトで観たいと思える。
中身もなかなかぶっ飛んでいてGOOD!
個人的にはもっと過剰摂取でも、なんて。

ホラー寄りでは
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新解釈番町皿屋敷 お菊寺(2023年製作の映画)

2.2

開始早々から流れる聞いたことあるフリー音源や安っぽいフォント。一話目、二話目、まぁ普通かな。

え!三話目ヤバい。語彙力の低下?
最近なんだってヤバいの一言で……
いやいやこれはヤバいとしか言えない。
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悪魔の世代(2021年製作の映画)

3.7

なかなか骨太なミステリー映画。
警察署長の主人公の周りで連続猟奇殺人が起こるという話。登場人物も曲者揃い。事件の根も深いです。

ミステリーは、どこまで事件を解決するピースを視聴者に提示するかが肝。多
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.0

悪くは無い。

だけど観たかったのは予告編の世界。

Lose Yourselfに合わせて揺れる観客!
それが観たかった。
予告編が秀逸。
それ故に予告を観ない方が良い?

手のひら上下に合わせて熱唱
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ELEVATED(1996年製作の映画)

3.6

エレベーターという狭い空間での密室劇。
CUBEの監督の作った短編。
狭い空間に人が集まるとそれだけで嫌ですよね。
本作も嫌なとこがギュッと詰まっています。
CUBEを先に観た方が良いかな。

☆どこ
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CUBE(1997年製作の映画)

4.7

閉鎖された空間でのワンシュチュエーション作品を説明する時にCUBEみたいなという説明で伝わる事は多い。このジャンルの先駆けであり、金字塔といえる。低予算の中、苦肉の策でゼロからイチを作り上げた本作は未>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

-

★私には正直合わない部分が多かった。皆さん評価高めだがこんな人もいる位で。

良いところは映像が綺麗なところ。観てみようと思った理由。期待通り。演奏に対して真摯に向き合ったところ。前向きなラスト。
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ドクター・エクソシスト(2016年製作の映画)

3.5

変わり種エクソシスト物。
王道エクソシストと違い本作ならではの悪魔祓いのやり方が面白い。悪魔との騙し合いはなかなか見応えがあります。
人間関係のやり取りもしっかりしていて物語に深みを持たせてくれます。
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ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.5

ゾンビコメディホラーの佳作。

本作は老人ホームの爺ちゃん婆ちゃんがゾンビと奮闘するというお話。それだけで面白さがあり、逆を言えばそれ以上は無い。ただ、流石世界大戦を体験している世代。非常に頼もしいで
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エビデンス-全滅-(2013年製作の映画)

3.8

★あまり知識なくみた方が良い映画。ズバリネタバレしてる方もいるのでご注意。

それってエビデンスはあるんですか?
安心してください。ありますよという作品。

大量殺人現場に残された遺留品の映像データを
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.8

荷物を手に持って歩く時に
本作のオープニングを思い出す。

パーリーピーポーの話かと思いきや
割と若者の悩みに向き合っている作品。

圧巻はやはりダンスシーン。
トラボルタがかっこいい。
確かにダンス
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こっぴどい猫(2012年製作の映画)

3.3

オスマン帝国の弱体、バルカン諸民族の独立要求、帝国主義諸国の思惑等が集中し、二十世紀初頭のバルカン半島は、いつ戦争になってもおかしくないという意味で「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれていました。

本作は
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DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない(2022年製作の映画)

2.8

ほんわかユルい家族物です。
時間も短く観やすいです。
ゾンビにも愛はあるのか?
あるかもしれないと思える優しい作品。
世界は自分の部屋より広い。

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

超人を創り上げる研究所から逃げ出した少女の物語。炎の少女チャーリーあたりの映画を彷彿とさせる。
じわじわ迫り来る包囲、明かされる真相、そして能力バトル。
演技レベルも高いし、戦闘シーンの迫力はかなりの
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ほしのこえ(2002年製作の映画)

3.9

新海監督のデビュー作。
当時ムック本の様な自費出版みたいな形式で発売され、購入。今も本棚に並んでいます。自分と同じ様な年齢の人がほぼ全てを一人で制作したというところで、これは応援しなきゃと思ったのを覚
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.7

★オンリーワン系の非常に好みの別れる作品。あくまで私の評価なのであなたに合うかはわからない。高・低評価共にわかる。

★あらすじにあるレベルのネタバレ含む

独特な状況に登場人物を置き、人間同士の関わ
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.1

6分だけど物語内ではは何分?
短いけどしっかり科学、SFしてる。
コメディチックだけど怖さもあるね。

1分タイムマシンなら
ベガスでルーレットに挑戦かな。

良いビジネス(2017年製作の映画)

3.0

短い分、内容がギュッとしてますね。
これと同じ様な事が確かに行われていてとても皮肉が効いている。

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.3

運転中にブレーキランプが片方切れている車に遭遇する事は思いの外たくさんある。私はそんな時、極力声を掛けて知らせるように努めてきた。軽く100台は越えていると思う。
その中には悲しい事故を未然に防いだ物
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N号棟(2021年製作の映画)

2.9

小学校の頃に団地に住んでいたので、やっぱり団地独特の雰囲気は懐かしいし、リアリティを感じます。ちなみにM号棟でした。
映画と関係無いですが、ホラー映画を楽しむ為に私が実践している事の一つを紹介したい。
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禁じられた遊び(2023年製作の映画)

1.9

我は求め訴えたり!という言葉が何度も頭にリフレインしました。歳がバレる。

★今回はだいぶ辛口感想★
★構成についてネタバレあり★

個人的にはスティーブンキングのペットセマタリー的な要素を感じました
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.3

このレビューを読んでいるあなたは本作を観賞する前のあなたでしょうか?観賞した後のあなたでしょうか?

内容を知らずに観た方が絶対に楽しめる作品の為、多くは語れない系映画です。私を信じて、取り敢えず観て
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バトル・ハザード(2013年製作の映画)

3.5

ドルフラングレン加点が発動。
やっぱりカッコいいよ。
感染者がいくら来てもなんとかなる気がする安心感は
流石人間核弾頭。
しかも年齢を重ねて円熟の域に。
インテリ眼鏡姿がまた素敵。
顔が良いのは羨まし
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裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

3.2

皆に言っておきたい。
この映画は本当にくだらない。
真面目に観るのが馬鹿みたいだ!

馬鹿馬鹿しくて馬鹿笑いしてしまう。

ずっとボケ倒しの数撃ちゃ当たる式。
すぐ笑ってしまう人は蜂の巣かも。
そうで
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

2.7

楽しくほんわかする所と
全然受け付けない所がある映画でした。

割とポジティブシンキングで
なんとか生きてきているので
そこまでネガティヴに捉えるの?
…という生の感情を当てられると辛い。

人がヒス
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処刑人II(2009年製作の映画)

3.9

あの兄弟が再び二丁拳銃を手に取る。
黒光する銃の引き金にかける指には 
おなじみ『真理』と『公平』のタトゥー。

前作から10年の時を経ての続編。
間の開いた方は是非前作の復習を。

相変わらず兄弟二
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.7

本当に1973年の作品?
色彩も凄いしキャラや世界観も凄い。
内容も色々考えさせられる。
全てが空想とも思えない様なリアル感。

なんだか凄く馬鹿みたいな感想だが
才能に圧倒されるとはこういう事かな。
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.6

色々な銀行員の姿が見られて良かった。シビアな部分も必要だと思うし、困っている人に寄り添いたいという気持ちも大事だと思う。ローンを組もうと銀行に相談に行った時の事を思い出しました。寄り添ってくれて感謝。>>続きを読む

処刑人(1999年製作の映画)

4.3

黒のサングラス ブルージーンズ
黒のハイネック 黒のPコート 
胸にはビーズのロザリオ
首筋には揃いのマリア像

そして銃の引き金にかける指には 
『真理』と『公平』のタトゥー

完全に決まっている
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.5

エクソシストというより、副題の信じる者がテーマの映画。コロナ禍や人種差別、テロ、戦争、SNSの誹謗中傷。人間同士の心の分断は悪魔が最も好む事。そこに付け入れられる隙がある。お互いの事を思い、そして信じ>>続きを読む

ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)

3.2

ザ・ボーイという映画多いのね。同監督の続編がありますが一作目はこちら。
DV彼氏からの逃げ場として住み込みベビーシッターに応募した主人公。ただベビーシッターの相手は少年の人形だったという話。
この人形
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.4

カラフルな家。カラフルなドア。
カラフルな車。カラフルな電話。
カラフルな服…
この映画には色があふれている。

そんな中にある黒と白。
それが主人公のエドワード。
手がハサミの未完成な人造人間。
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