さみわんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.2

北斗の拳の漫画を読み、アニメを観てきたのでまず設定だけで面白い。導入部からもう最高!その後もシュールな展開てんこ盛りです。理性を捨てて馬鹿になって観て欲しいです。それが全力で演じきった俳優陣への最高の>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.2

「女社会は色々あるのよ」と聞くが、一向に男性にはわからない会社の女性の裏側を知れる(?)数少ない映画。
皆さん体当たりの演技でなかなか迫力があり面白かったです。ほんと勉強になりました。

うちの会社の
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エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)

5.0

エイリアン、プレデター共に大好きな私としては、これこれ!観たかったのはコレーッ!!という作品。
なにしろ展開、熱量、ファンサービスが凄い。遺跡の壁画や石像等ロケーションも豪華で凝っているのが良い。バト
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スランバー・パーティー大虐殺(1982年製作の映画)

2.6

男子禁制のパジャマパーティにエロ男子が乱入して乱痴気気味になったと思ったらサプライズゲストの電動ドリルマンも登場!というお話。文章にするとアホっぽく感じるかもしれません。その感覚、大正解です!能天気に>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.5

登場人物が役者の為、役者魂、役者冥利、役者馬鹿を楽しむことのできる作品でした。演じる事の魅力ってあるんだろうなと感じました。演技(本作は少し芝居がかった役者っぽさ含む)の水準は高く感じましたし、話の構>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

"郷に入っては郷に従え"への最大級の挑戦状の様な作品。
自分達の常識とかけ離れたもう一つの常識に平静ではいられませんでした。
明るい画面なので色々と見えちゃいけない様な物もよく見えてしまいますし、なん
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市子(2023年製作の映画)

3.6

名前というものは混沌の中からその物を分離して認識する為の物だ。
その点でキラキラネームが良くないのは、普通に読めない等、名前の役割を満たしていないという点が一番問題だ。名前を聞かれた時に自信を持って名
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

4.2

念力集中〜ピキピキ、ドカーン💥という映画。

超能力者(スキャナーズ)同士の闘いがとにかく手に汗握る。目に見えない力が見える様な演出は素晴らしい。
スキャナーズ誕生の経緯やトレパネーション等の生々しさ
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バイオハザード:デスアイランド(2023年製作の映画)

3.5

バイオハザードのゲームをプレイしている人には非常にご褒美の様な作品でした。
アルカトラズ島でのバイオテロにメンバー総出演で挑みます。
CG映画ならではの超人的、超絶アクションが楽しめます。ゲームと違い
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自殺サークル(2002年製作の映画)

1.8

オンリーワン系映画。
最後まで観てもスッキリするわけでもなく解釈は自分でしてねというバッサリ介錯系。個人的には切り捨てごめんで納得したけどモヤモヤが苦手な方にはおすすめできない。

暴力シーン、グロシ
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.1

20年以上前教育学部で勉学に励んでいた頃に初観賞。強制的な罰を与える教育により人格を矯正する内容がある本作は、罰による教育の効果などを含めて当時の私に色々な事を考えさせてくれた作品です。洗脳とも取れる>>続きを読む

フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

3.5

ほぼ全ての犯罪行為が1日のみ許されるというとんでもない設定で、私達の既成概念を揺るがし、スマッシュヒットしたパージシリーズ。

本作はそのパージ法が守られないという展開で更にその既成概念を揺るがすとい
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遊星よりの物体X(1951年製作の映画)

2.2

本作があったから遊星からの物体Xが作られた。それだけで感謝。でもやはり古さは感じるし、リメイク故内容が被るので本作より先にカーペンター監督の遊星からの物体Xをおすすめしたい。

聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

2.5

少年時代に親におねだりしてドラゴン紫龍を買ってもらったさみわん少年は友人達とバトルごっこに明け暮れるバトルジャンキーなのでした。(ピンクの駿は人気がなくダブル星矢のパーティ)そんなブロンズ連合に対し、>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.6

陪審員制を語る時によく名前が挙がる古典名作。閉鎖的な空間でのほぼ会話だけの展開だが、非常に見応えがある。協議の中で一人一人の考えが動く様がとても面白い。古い映画なので少し古い考えが目立つが、色々なタイ>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.5

サスペンス映画ランキングの皆勤賞作品。本作をあえて紹介するなら"マグカップが割れるのを何度も観直してしまう映画"だろうか。大丈夫。"観れば意味はわかる"

脚本、俳優陣の演技、カメラワークが、高い次元
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クロユリ団地(2013年製作の映画)

3.0

遊ぼ!

ひとりぼっちの時にこんな声をかけられ、嬉しくなった記憶、ありますよね?

こちらの作品は是非ドラマ版を観てから鑑賞して欲しい作品です。様々なエピソードを経ての集大成的な作品になっています。ク
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グレイトフルデッド(2013年製作の映画)

2.6

孤独な人間を観察する女が主人公のサイコホラー。不条理要素が強く、悪い事をしていない人も死ぬ映画です。

胸糞悪くなりすぎない様なバランス感覚で光がさす様な気もするがずっと曇りという感じの映画です。
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.8

暖かい気持ちに包まれる作品。
キャラクター一人一人が生き生きしているのがとても良かったです。
映像も綺麗でアクションシーンも流れる様で良かった。
声優陣もマッチしていて良かったです。
いつまでもこの世
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隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

よくできた映画でした。二つめのミスリードにやられました!

隣人Xが誰かという内容に加えて、外国人と接する難しさやフェイクニュース、メディアスクラム。そして愛情についての話で色々考えさせられる良い作品
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.8

大人気"児童遊戯"シリーズの記念すべき第一作。チャッキーのノースタント体当たりアクションが存分に楽しめる作品になっています。
シリーズが進むにつれコメディホラー要素が増えたシリーズですが、本作はチャッ
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恋は光(2022年製作の映画)

4.0

恋という物を色々な角度から捉え、言語化するというすごく恋愛に真っ直ぐな映画でした。恋をして世帯を持ちましたが恋について言語化した事はなかったので、とても面白く引き込まれました。そしてどんな言葉で表そう>>続きを読む

サル(2003年製作の映画)

2.2

怪しいアルバイト話の常連である治験アルバイトを扱った作品。話には聞くけど実際どんな雰囲気なのか謎だったが、本作は内容が結構詳しく描かれていて変な知識がついた。
治験の様子を隠し撮りしている程で撮影され
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キャビン・フィーバー2/キャビン・フィーバー スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

3.0

皆さんミネラルウォーター飲んでますか?

本作は大自然の山林に囲まれた豊かな水源のフレッシュな水をそのままボトルに閉じ込めたミネラルウォーターが事件を引き起こします。残念ながらその水源こそ、前作のキャ
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みぽりん(2019年製作の映画)

2.1

時代と共にアイドルの形は変化してきた。
その中でアイドルとは何かを、改めて問いただす作品。アイドルというものがおぼろげにわかってきたかと思うとたちまち霞んでしまう作品。こんなアイドルは、たとえ会いに行
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サクラメント 死の楽園(2013年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

人里離れた森の中の共同体を描いた話。
大勢の人が死ぬ内容なのにすごくあっさりと観れてしまいました。イーライロスも関わっているし、もっとドロドロ、ぐちゃぐちゃした作品だと思っていました。そんな展開が観た
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蝋人形の館(2005年製作の映画)

3.8

生きたまま 蝋人形の如く
震えて眠れ 明日はもう無いさ

シャイで無口な新人君が
新人歓迎会のキャバクラで
聖飢魔IIを人が変わった様に熱唱。
普段とのギャップに大変驚き
一同、蝋人形になったのでした
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エイリアン4(1997年製作の映画)

2.8

エイリアンとの心の交流はE.Tで充分。ゼノモーフは冷徹で合理的な蟲的な生物だと思っているので、あんまり感情を持っているような演出は抵抗感がありました。この路線だとやっぱり2は越えられないかな。

たま
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

4.2

ある日突然、彼方より訪れる怪異を描いた作品はそれこそ数え切れぬほど沢山ある。

一方で真逆の、怪異を追いかけていく作品にはなかなかお目にかかれない。本作はそんな稀有な、怪異を追いかけていく作品であり、
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水霊 ミズチ(2006年製作の映画)

-

映画は普通です。

原作小説あるんですが、かなり違う内容。
というか全く違う。

原作小説、読むのを止められない位面白いので是非読んで欲しい!

水霊 田中啓文 角川ホラー文庫

『平成日本の百名水』
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.9

少年の頃熱狂し、また今でもたまに月刊ムーを立ち読むムー民としてはなんとか楽しめた。

相葉君と子供達の辿々しく初々しい演技が溢れている。ホラー系や緊迫した演技ってきっと難しいよね。逆に小日向さんは本当
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ローラーボール(1975年製作の映画)

2.8

開始早々から当たり前の様に始まるトンデモ競技ローラーボール。このヘンテコな競技はどんどん過激になるルールの中で文字通りデスゲームとなっていきます。
ローマ帝国のティトゥス帝が提供したコロッセウムの剣闘
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エイリアン3(1992年製作の映画)

-

エイリアン2が好きであればあるほど、打ちのめされる展開が、冒頭から待っている。

30年経った今でも、その悲しい展開に映画館を途中で出ようかと思ったほど、打ちのめされたのを覚えている。

基本、観ても
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エイリアン2 完全版(1986年製作の映画)

4.6

感想は通常版のほうに。
#さみわんvsAvsPからどうぞ

こちらの完全版はセントリーガンが兎に角良いですよね。このセントリーガンが後世に与えた影響は大きい。今はゲームで良く見ますよね。

エイリアン2(1986年製作の映画)

4.5

エイリアンシリーズ2作目。
まだ新人であったジェームスキャメロンの圧倒的な才能が爆発した作品。まず世界観がすごい。ビジュアル的な主導権を失いたくないと、ギーガーを外した中でゼノモーフ(エイリアン)をう
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億男(2018年製作の映画)

3.4

日本はお金儲けという言葉が、それが真っ当な手段による物だとしても、悪いことのような印象を持っている国です。その為、お金に関する事は、タブー感があり、学校含めて学ぶ事が無く、いきなり消費者トラブルに遭遇>>続きを読む