クラゲライダーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.9

ナポレオンはフランスの為に戦った英雄と呼ばれているが、実はジョセフィーヌの事で頭が一杯だった、という映画。

ナポレオンの活躍を描く英雄譚を期待していたけれど、全然違った。
戦っている最中はずっと無表
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月影の下で(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

意外に面白かった。
テーマは分断。
白人と黒人の広がった溝を過去に遡って防ごうという、ターミネーター的映画。
ただこんな事ができるなら、奴隷の時代まで遡るべきだと思うけどね。

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

最初と最後のカーチェイスシーンはすごい迫力。これだけでも見る価値ある。

その他は、うーん…。
ヴァンサンカッセルは、ボーンに恨みがある CIAの工作員でもあり、ボーンの父親を殺した男でもあったって事
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.4

芸術家を志す主人公が師匠から「この作品にはお前の魂(心)が入っていない」って言われる映画/ドラマ、これで何回目だろう?
ロングバケーションのキムタクも言われていた。
その後の展開も弱点と向き合い克服し
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タイムシェア(2018年製作の映画)

3.3

会員制リゾートクラブの闇を描いた映画。

昔、就職活動中にこんな会社の説明会に行った事がある。
とっても怪しくてすぐ帰った。

ブレイキングバッドの息子役の人が出ていた。

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.8

安定のメーテレシネマ。
今回も面白かった。

とにかく彼氏の口喧嘩が強い!
相手がウンザリするまで正論で責める。
こんな奴マジで嫌いだわ。

2人のリアルな様子も良かった。
何かを言い出そうとする時に
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(2023年製作の映画)

3.9

サイコロ賭博でイカサマを見つけるシーン。
たけし演じる秀吉の台詞。
「オイ、刀出せ」
え……
どっかで聞いた気が……
こ、これってセルフパロディ?
笑わせるギャグのつもり? それとも偶然?
このシーン
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.5

昨日たまたま「最初に父が殺された」という映画を見ていた。その映画の中では共産主義政権の弾圧から生き延びた人達が描かれていた。このグラントリノは、その人達がアメリカに移民したその後が描かれている。
しか
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最初に父が殺された(2017年製作の映画)

4.3

ポルポトの大虐殺を少女の目線で描いた映画。

カンボジア版「火垂るの墓」か。
それとも少女の「夜と霧」かな。
まぁとにかく悲しいし、腹が立つし。

木にくくりつけて拷問するシーンで浅間山荘に向かう連合
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.9

イチローがシアトルにいた頃のメジャーリーグ。
金欠球団アスレチックスのGMは、新理論セイバーメトリクスで勝利を目指す。

バント禁止?
立浪ドラゴンズ、バントばっかりなんですけど!
2年連続最下位の中
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

2.9

昔のフジテレビを見ているような映画。
演出とか雰囲気とかクオリティとか。
時代も役者も監督も変わったけど、唯一変わらないモノ…それは脚本家の坂元裕二。
フジテレビからNetflixへ。金のあるところに
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.4

山田洋二監督は家出が嫌い。
家出と言えば寅さん。
家出ばかりしている寅さんは、結局家庭を築けなかった。
今回のゴウも家出ばかりだが、最後に家に帰り感謝の言葉を伝える。
ちょっと都合が良すぎる気もするけ
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シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)

3.3

急に現れるニコラスケイジ、怖い。
メグライアンも、よくこんなストーカーのような薄気味悪い男を好きになれたな。

しかしラストよ。
せっかく、せっかく来たのに…。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.2

意識高い系ビジネスマンの成功の秘訣を教わる映画。ただし仕事は暗殺。

ヨガをしてタンパク質だけを摂取してコーヒーで眠気を覚ます。
友達とか家庭とか仕事に必要ないものは持たない。
仕事の準備は完璧にして
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ホンモノの気持ち(2018年製作の映画)

4.1

何故レアセドゥのAIロボットだけ進化できたのか?
本当なら新しく作られた、あのハンサムなロボットの方が人間に近づいてもいいはずだ。
理由は、レアセドゥは確率0%の恋をした。
さらにユアンマクレガーに振
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

真実の追求者であるべきドキュメンタリー作家が、自分の身内の不祥事は隠そうとする話。

最後に真実を打ち明けた事で、由宇子は遂に本物のドキュメンタリー作家になった。
だけどその時には、何もかも失いマスコ
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破戒(2022年製作の映画)

3.3

小学校の集会で上映するならピッタリの映画。
ただ申し訳ないけど、全体的に芝居が古い気がする。
本当に明治時代の日本人はこんな堅苦しい喋り方なの?

主演の間宮祥太朗の抑えた演技は良かった。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

テーマは「無理して夢を追う余り、かけがえのない毎日を無駄にしてないかい? それより地味な人生を受け入れよう」みたいな事だと思う。
それは分かる。
でもこのストーリーだと、部長は漫画家への夢が再び燃え上
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普通の人々(1980年製作の映画)

4.5

息子が母を許す話。
最近のフェイブルマンズに似ている。

昔見た時は、母親の事が許せなくて許せなくて…。

大河への道(2022年製作の映画)

3.6

地図が完成する前に伊能忠敬が死んでしまった。さぁどうする、という話。

三谷幸喜が脚色をしたらどうなっていただろう、なんて思ってしまった。
きっと伊能の死を隠す為の嘘がとんでもない大騒動になってしまう
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

復員兵達のリターンマッチ。
アメリカ相手には負けたけど、今度は日本を守ってみせる、という展開はどうしたって熱くなる。
使われなかった戦闘機を改良して最後の一撃なんて、ロマンがあるよね。
対するゴジラも
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ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)

3.8

金なし仕事なしのシングルマザーが、娘の手術費を稼ぐ為に製薬会社に入る。持ち前のガッツと口のうまさで最初は成功するが、やがて会社の不正に気付き良心の呵責に苦しんで…という話。

製薬会社版ウルフオブウォ
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.5

高校生の時、映画館で見ました(男友達と😅)。
男の僕が見たぐらいだから、相当ヒットしていた気がする。
今見ると意外にコメディというかB級というか。まあだから楽しめて見れるんだけどね。

多分高校生の僕
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.4

最後のディナーショー、最高だよね。
🎵パーラパーラパーラタッタッタパーラパーラジャーン I love you baby🎶

優駿 ORACION(1988年製作の映画)

3.3

子供の頃、何故か映画館で見た。
いきなり馬が横一列になって走っている映像が流れて「お、始まったな」と思ったら、笠松競馬場のCMだった。
それしか覚えていない。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

3時間半ずっとお人好しの先住民が、強欲で狡猾な白人に騙され殺され搾取され続ける映画でした。
この搾取側のリーダーがデニーロなんだけど、もう絶対に人生で関わってはいけない人物。
彼の「これは君の為の助言
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君は僕のもの(2021年製作の映画)

3.3

精神科医である主人公は息子を亡くした悲しみを癒せないでいた。ある日患者が自殺してしまう。そして患者の兄が主人公やその家族に近づいてきて…という話。

サムネを見ると家族の再生の話に見えるが、分かりやす
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

4.2

指輪の設定が複雑なんだよな…。
この指輪をサウロンが手に入れたら、中つ国を支配されてしまう、と。
で、アラゴルンとかが持つと力を持てるが第二のサウロンになっちゃう、と。
で、何故かホビットが持っていて
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.8

正直、ガンダルフが生きていた、の時点で少し興味が薄れてしまった。
あれで生きてるなら、何でもアリじゃん。

そんな興味を繋ぎとめてくれたのは、ゴラム!
もう主役だな。
心の葛藤を二重人格で表現した場面
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