クラゲライダーさんの映画レビュー・感想・評価

クラゲライダー

クラゲライダー

Winny(2023年製作の映画)

4.0

ニッポン…。
情けないね、まったく。
winnyを認めていたらYouTubeになったかどうかは分からないが、とにかく若い才能や新しい技術を認めようとしない日本の四角四面さよ。
ガッカリだよ。
京都県警
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.4

「映画にはヒロインとその親友が出てくる。君は親友の方を演じてないかい?」
ヒロインのケイトウィンスレッドはそうやって励まされる。
こんないい台詞を言うのは隣の老人アーサー。
このアーサーはハリウッドの
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

テディの一人芝居に付き合う周りの人達、偉い!
「それって国家の陰謀じゃない?」なんてナイスな台詞だと思うが、芝居がうますぎてテディが余計に混乱したかもしれない。

僕も退屈な仕事をしていた頃、妄想ばか
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.6

楽しんで見れました。
リョウと香の関係が、守る/守られるから共に戦うに変化する感じが良かったと思います。
香のキャスティングがちょっと違う気もするけど、時々声も似ていたし何より頑張っていました。
映画
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.0

勿論テーマは同性愛が認められない社会への警鐘みたいな事だと思う。
だけどそれ以外にも様々なテーマを含んだ映画だと思う。

例えばイニスとジャックの周りの女性も悲劇だと思う。
妻や恋人や娘に罪はない。
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.1

もし彼にTo Doリストがあったら膨大だろうな。
だっるー…今日だけはゴロゴロしてたい、なんてことは絶対に許されないね。

宇宙船クルー達の引き返すかどうかの決断も結構大変だよね。
心の中では、えー戻
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伯爵(2023年製作の映画)

3.6

ドラキュラが財産を生前贈与する話。

チリの歴史を知っているチリ人にしか本当の意味で楽しめない映画かも。
ピノチェトという独裁者が、いかにしょうもない人間で財産を隠していたというのを描いている。
ただ
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耳をすませば(2020年製作の映画)

2.5

皆さん、確認して下さい。
大人の雫と夕子がワインを飲んでいるシーンで雫が「まあね、ハッハッハ」と言った後に2人のどちらかのお腹がグゥーと鳴るんです。
これはアクシデントなのでしょうか?
何故消さないの
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バービー(2023年製作の映画)

3.6

極端に誇張された風刺映画。
誇張され批判されているのは男中心社会。

僕自身の周りを見ると、この世の中のどこが男中心社会なんだと思う。
女性の方が強いし、幸せそうだ。
でも女性からしたら違うのかもしれ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

地震を起こすミミズという敵の設定がいいと思いました。
日本人が一番怖いのはやっぱり地震。
それを封じ込めようと主人公が頑張るわけだから、そりゃ応援するよね。

クライマックスはチンプンカンプンでしたが
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

3.0

テーマは「逃げるな。大義の為に死ね」
なんとまぁ…2024年にこんなテーマの映画を作るとは。
こんなテーマを描く為に七人の侍のストーリーを使うなよ。
ザックスナイダーはやっぱりこういう思想なのね。
1
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.5

テルマエロマエから続くマッチョ✖️コメディの路線。
何故かマッチョって笑えるね。

金髪の人のダンスがすごかった。

あまろっく(2024年製作の映画)

3.8

向上心はあるが協調性がない為リストラされた優子。実家の尼崎に帰るが、父親が二十歳の女性と再婚する事になり、そこから奇妙な共同生活が始まって…という話。

父親が鶴瓶さんで尼崎にある町工場の気のいい社長
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.0

物語の序盤からあまりの理不尽さに、映画うんぬんより日本の制度そのものに腹が立ってくる。
働いちゃダメとか県外に出たらダメとか異常すぎる。
生きていけないじゃないか。

難民の皆さんは困っているんだから
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

コロナ禍で劇場公開されず、ずっと見たかった映画。期待を上回る傑作だった。

「夢を叶える事だけが人生じゃないよ」という優しいメッセージ。
何の仕事をしていいか分からない若い人へのお仕事探しムービーにも
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最近の世界情勢を見ると、黒幕のリーの話が意外に説得力があるように思えてくる。
宗教なんてあるから戦争が起こる。
キリストは人間だと公にすれば人類はもっと自由になる。
確かにそうじゃない?

ノルウェイの森(2010年製作の映画)

4.0

原作を初めて読んだのは田舎の高校生だった頃。
その時は、ホホゥ東京に行けば女性とこんなに簡単に結ばれるのか、と我ながら馬鹿すぎる感想だった。
その後大学進学と共に上京するが、勿論ワタナベのような生活は
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記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりにひどい映画を見てしまった。
役者陣は皆さん真面目にやられていたと思う。問題は脚本と演出かな。

一番ひどいのは、少女が誘拐されるシーン。
少女の右側を車が通って止まる為、犯人は右側の運転席か
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.8

照れ笑いを浮かべながら演技する柳楽優弥。
審査委員長だったタランティーノの気まぐれでカンヌの男優賞まで取ってしまう。
その賞が逆に十字架になっていた時期もあった気もするが、最近はご活躍で何より。

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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.3

情報を入れずに見たら、後半のトンデモ展開にビックリ!
困惑しつつもそれなりに楽しめました。
その後filmarksを開いたらサムネでネタバレしてるやん。
これから見る人は不可能かもしれないけど、サムネ
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.9

死んでしまった恋人を忘れたくない博子は、彼の昔の住所に手紙を書く。それは返事のない手紙のはずだったが…という話。
このストーリーが最高だよね。

八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

「憎みたくなんか、なかった。お母さんの事もお父さんの事も…あなたの事も」
井上真央演じる恵理菜が写真館を飛び出して言う最後の台詞。
思い出すだけで目頭が熱くなる。
この"あなた"は、おそらく永作博美演
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

皆さん、ロバート・ダウニー・Jr演じるストローズの公聴会は何についての話をしていたのか分かりましたか?
これはストローズが商務長官に相応しいかどうかの質疑応答らしいです。
で、議題がオッペンハイマーに
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.6

前半のパレードのシーンがダサい。
湯川教授も、あんな風に楽しむ人だっけ?

ただ後半の、プロットの畳み方はさすが東野圭吾という感じ。
じっくり考えると矛盾があるかもしれないが、見終わった直後は毎回納得
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.0

誰だって人生は同じ日々の繰り返し。
同じ仕事をして、同じ人に会い、同じご飯を食べる。
タイムループはそんな現代人の比喩ってところかな。
じゃあそんな日々から抜け出せなくなったらどうする?
思いっきり遊
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劇場版 名探偵ホームズ デジタルリマスター版(1984年製作の映画)

3.6

宮崎駿が演出した4作品をアソートした映画。
のちに作られる傑作映画の原型がアチコチに見られる。

サンドイッチを口を広げて食べるシーンは子供の頃に見た時からずっと覚えていて、再び見えて嬉しかった。
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.2

後半がうまく行きすぎな気がする。
あっという間にトラックが改装出来て、メニューも出来て、行列も出来てしまう。
まあファンタジーという感じかな。

インフィニット・ストーム(2022年製作の映画)

3.8

パムは雪山登山をしていると山頂で1人の男と出会う。彼女は死にそうな彼を連れて下山する事を決意するが…という話。

ぼくも昔1人で富士山に登りました。
覚えている事はただ1つ。風が強かった。
この映画で
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.9

ジュリアロバーツの魅力が爆発!
あの曲が流れて買い物しまくる場面は、男の僕でもアガる。
でも個人的には浪費家の女性は苦手。
この2人も、この後うまくいくのだろうか?
2人の共通点は仕事に私情を持ち込ま
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.1

勇敢な人間は皆死ぬ、がテーマか。

主人公シュピルマンはずっと逃げ回っている。弟がナチスに反抗しても参加しないし、ゲットーの蜂起やワルシャワ蜂起にも参加せず窓から眺めているだけ。
しかし蜂起した人は皆
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

パート1は説明ばかりで退屈だったけど、今回は見せ場も多く楽しめました。

吹き替えで見たんだけど、すごいと思ったのはスティルガーの声の大塚明夫さん。スティルガーはフレメン語を喋るんだけど、大塚さんもフ
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.2

荒唐無稽にもほどがある。
こんな危ない物今すぐ壊せ!

黒幕がいるのだが、人類史上最多の殺人をしてるよね。

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.1

久しぶりに夜の9時からテレビで流れる映画を見た。
CMが入るのは当たり前だけど、今回は1番いい所で次回作の宣伝テロップが画面に映り込んできた。
なんかノイズだらけで全然のめり込めなかった。
映画館で見
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

5.0

若い時に見てからずっと僕のベスト1映画。

見直す前にふと思った。
若い時の僕は何でこの映画をベスト1に選んだんだっけ、と。
三谷幸喜が好きだと言っていたから?
それともあえて白黒の古い映画を選んで、
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.0

妻を殺された男は復讐を誓う。男はあっさり犯人を見つけるが、あえて殺さず逃し、また捕まえるを繰り返していく…
このあらすじを読んだ時はすごく面白そうだった。
でも実際見てみると途中から滅茶苦茶でツッコミ
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

3.4

これを1989年に作るってすごい。
Windows85が出たばっかりなのに。
というか当時の観客は理解出来たのかな?

すごいうる星やつらっぽい。
メガネの声はいつでも面白いな。

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