クラゲライダーさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.7

ビジネスの成功者なんて、こんなもの。

これを見て、もうマックには行かないぞ、と心に決めるが、ポテトとシェイクの魅力には勝てなかった。
マック恐るべし。

ロッキー(1976年製作の映画)

5.0

決戦前夜。「もし最終ラウンドまでリングに立っていられたら、俺は人生ではじめてクズじゃないって証明できるんだ」
この台詞から、ラストシーンまでずっと号泣。

ボクシング映画でありながら、人とのつながりの
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LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

3.1

色々おかしいだろ!

あの家族は自分を殺す男がもうすぐ来ると分かっているはずなのに、何故さっさと逃げない?
オールドジョーは、過去に戻ってレインメーカーを殺しても、愛する女性が生き返るわけでもないのに
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.4

この女性監督やアンハサウェイが、現代の男に送るメッセージ。

「ゲームばっかするな!」
「もっとオシャレに気を使え!」
「女がビジネスで成功してもヒクな!」

男には耳が痛い。

恋愛小説家(1997年製作の映画)

5.0

エキストラが、史上最高の映画です。

1つ目、ヘレンハントがバスに乗るシーンの、後ろの乗客。
2つ目、ヘレンハントがバーに入る時、バーの窓際で頬杖をつく客。
3つ目、「メルビン待って」と叫んでいたら、
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岸和田少年愚連隊(1996年製作の映画)

4.8

傑作ヤンキー映画。

岸和田(清原の出身地)のヤンキー達が、ひたすらケンカする映画。
学校襲撃シーンは最高。

「ライオンのオスが働くんかい」
「ヒヨコの話しよか」

時代を感じさせるファッションも見
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.8

宮崎駿の奥様へのラブレター。
仕事ばっかりで、ごめんね、と。
今までありがとう、と。

パターソン(2016年製作の映画)

4.1

1番好きな詩は、少女の雨の詩かな。

詩を書く。
恋人に出版を勧められる。
ある事件で、出来なくなる。
少し落ち込む。
でも詩を書いていたのは、金を儲ける為でも、有名になる為でもなかったと、改めて思い
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アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

4.5

休憩直前。
3人のイギリス人政治家が今後の中東について話している。その後映る、イギリス国旗。
これはイギリスの「三枚舌外交」を表している。
この外交によって、不自然な直線の国境線が引かれ、未だにアラブ
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.5

地下鉄のシーンで、大感激。
涙が出かけたが…

イギリスの敵って、日本じゃん。
と、涙が引っ込む。

イギリス人には最高の映画かも。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.7

個人的2019年ベスト1!

イブの総て、のような地位乗っ取り映画。
エマストーン、レイチェルワイズも好きだけど、なんと言ってもオリビアコールマン!
糖尿病ってこんな感じか、と戦慄。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.5

自由には責任が伴う。
自由に生きたいなら、やる事をきちんとやってから、という映画。

ディカプリオは、こういう役だから、うまく見えるが、デップの抑えた演技もいい。
デップは元々ミュージシャン志望なので
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

5.0

パニック映画の傑作。
完璧な脚本。

大勢の意見より、子供の意見を信じて、全て逆さまの船内を登っていく。どんどん迫って来る水。個性豊かな登場人物。

ジーン・ハックマンの牧師、最高!
今の我々に響く台
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

何でこんな可愛い子が、この男を一途に思い続けるのか、疑問だった。
もうちょっとイケメンでもよかったかも。

ストーリーはよくあるパターン。

ちなみに1番好きな曲は、イン・マイ・ライフ。

息子(1991年製作の映画)

4.4

山田洋次ベスト。

「良いではないか!」が突き刺さる。

和久井映見が、かわいいだな、これが。

笑の大学(2004年製作の映画)

3.2

稲垣吾郎の芝居が…。
あと演出も無駄に冗長。

舞台版は傑作。
ぜひ役所広司はそのままで、キャスト、監督を変えて再映画化を希望。

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

2.5

クライマックスで主人公がする、一生触れない、という選択。
こんな事、ありえない。
人間誰にでも欲望はあるだろ。
それを抑えつけて一生過ごす事が純愛?
ハハーン、分かったぞ。作ったのは男の事を分かってい
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.2

冥土の土産に教えてやろう…。
何故犯人はさっさと殺さないんだ。

タイトルはいいと思う。
曲も良かった。

雪に願うこと(2005年製作の映画)

4.4

隠れた名作。

1度失敗して、頑張る事をやめた主人公が、競走馬を応援しているうちに、頑張る気持ちを取り戻す。

やっぱり人生、結果はともかく、頑張る事が大事。

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

5.0

脚本家、笠原和夫の最高傑作。
ゼロ戦をピストルに、「お国の為」をヤクザの親分に変えて、突き進む山中。

「○○○の汁で飯食うとるど」大友のこの台詞、ひたすら下品。しかし、お味噌汁とかかってる奇跡の台詞
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時をかける少女(1983年製作の映画)

4.2

幸せになるには、ラベンダーの香りか、醤油の匂いか?

七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

3時間半、面白くないシーンが1シーンもない奇跡の傑作。

特に好きなシーン。
侍達が野武士の住処に火を放つ。その時の元百姓で今は慰み者になっている女性の顔のアップ。
全てに絶望している。
煙の匂いで、
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.1

主人公の昔の教師が、ホテルのロビーの真ん中で、大勢が見ている中、過去の独白をしたところで、冷めてしまった。リアリティがなさ過ぎる。

原作の小説なら、面白かったかも。

フォーカス(2015年製作の映画)

3.5

前半は☆5つ。
後半は☆2つ。

前半は、本当にドキドキした。
主人公がギャンブル好きというのを、さりげなく見せるのもうまかった。

その分、後半はガッカリ。

マーゴットロビー はいつ見ても魅力的。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.2

「今の人生がパッとしないのは、生まれる時代を間違えたせいだ」と思う人は、意外に多いかも。

今の日本人だったら「バブルの時に生まれたかった」とか?
もしくは「幕末に生まれたかった」かも。
でも幕末の人
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街の灯(1931年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ラスト、目が治った盲目の女性が、子供にバカにされているチャップリンを見て笑う。
それを見た若かった僕は、正直あの女性を「許せない!」と思った。
でも冷静になってみると、あの女性は何も悪くない。一人の女
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.8

変な注目を集めてしまった映画だけど、近年の日本映画の傑作だと思う。

ヒロインの朝子が後半にとる行動は、誰もがビックリするはず。
けど、これを許せる男、この世にいる?

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.2

オープニングが傑作。

オープニングは、僕のオールタイムベストです。
(2位はドラゴンタトゥーの女かな)

両親が離婚することになり、どちらについていくかを決められず家出。生きていく為に小切手詐欺を繰
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弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

2.9

「見上げてごらん。夜の星を」が何度も使われる。こういうのは、ここぞ!という大事な時に1回だけ使うべきでは?
エンドロールは皆さんと同じ意見です。

あと、結婚式を抜け出した時に、結ばれてよかったのでは
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

4.8

この映画を見て、没落した元セレブの再起をかけた恋を描いたコメディタッチのラブストーリー、と思った方は多いと思います。

実はこの映画、それだけじゃないんです。

ある種、ミステリーなんです。
主人公の
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.6

この家族は、何故こんな危ない仕事を選んだのだろう?と思った。
いくら不況でも仕事を選ばなければ、肉体労働でもあったはずなのに。

トイレでタバコを吸うシーンは素敵でした。

起承転結の転でやられました
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

もう20年以上前ですが、この映画を見て、映画館を出た時の、風を切って歩いている自分の事を、ハッキリと思いだします。

脚本、演出、台詞、構成、オープニング、音楽、全てが斬新で最高でした。

何より最高
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.3

クライマックスで、主人公がこの脚本の為にどれだけ苦労したか、を訴えるシーンにグッときました。本当、1本の脚本を書き上げるのは、大変なんですよね。

ただ、その割に映画の内容はご都合主義展開が多い。女性
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