りえあおきさんの映画レビュー・感想・評価

りえあおき

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リプリー(1999年製作の映画)

3.2

奥ゆかしい撮り方と じわじわ感がヒッチコック的で面白い。サイコっぽい構成。

ずっと偽ってる人が主人公の話って 胃がきりきりしそうで 実はかなり苦手で笑。つるっと観るのが大変。止めながら観てしまう。古
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あぶない刑事(1987年製作の映画)

3.1

苦手だったのに。今みると楽しくて何故か落ち着く。

…寝る前にシティハンター(アニメ版)を観るのがちょっとした楽しみなのですが。Netflixの実写版より、当時の あぶない刑事の方がシティハンター的な
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モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(1975年製作の映画)

3.1

前トライしたときは冒頭で離脱、今回はにやにやしながら最後まで。なので のれない人の気持ちも分かるなー

低予算といいつつ、撮影は色々かっこいいなーと思った。テリー・ギリアムだもんね。あと、うさぎ、ジョ
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ZAPPA(2020年製作の映画)

3.2

ザッパ × アレックスウインター(ビルとテッド シリーズの)。オープニングに出て来た keep it unique 独自に持ってる物をキープ(しながら変化せよ)響く。

物凄い奥行きの人、という事だ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.2

とても良かった。 #イントゥザワイルド の系譜。主人公が若者でもなく 年齢を重ねた女性であるところや ほとんどの出演者が実際のノマドワーカー、というのが新鮮。…どんどん年をとるし、人ごとと思えない。>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.1

色々ちょうどいい。程よい。
会話が気が利いてて笑える。
ジェイソンベイトマンが出てる映画、好きなのが多いので顔ぶれがまず楽しい。
家族でみた。

半歩下がって出演するベン・アフレック。信用出来る。ジョ
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カクテル(1988年製作の映画)

3.3

ちゃらちゃらしてるイメージが先行して、観てこなかった。

や、トム・クルーズのMV的ではありつつ、落ち着いた青春映画なんですね。ニューヨークの街並みが嬉しいし、お約束のエアロビも楽しい。

既視感のあ
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.4

終わり方とタイトルが頭の中を行ったり来たりして 観終わってから引きずっている。水は低い方へ流れる。これにつきる。

アンダーコントロール。って言葉があったけど、そういう態度に対するアンチテーゼ、揺さぶ
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.3

全体が70sアクション映画へのオマージュでいっぱいなのに、ツイストをきかせて、ギャグ要素が出てきたり、どんな感情になればいいの(にやにや)みたいな見せ方がとてもいい。光と影の使い方も70s的で好感。>>続きを読む

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.6

撮影もいい。街もいい。
俳優もいい。犬もいい。
何よりすべての手際がいいのに ポップ。

今頃になって驚いて 昨日に続いて今日も観る。前からずっと好きだったような錯覚すらある。…テレビで時々やってたけ
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アンフロステッド: ポップタルトをめぐる物語(2024年製作の映画)

3.3

家族で。全体が1.25倍速なのかな というくらい 落ち着いた演出を極限までカットしたスピーディーな演出。吹き替えでみたけど 会話ちょっとついていけない感じがするくらい

60年代の"あたりまえ"に 現
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

2.8

久しぶりにYou Tubeで。冒頭 楽しい。主役級も脇を固める人も みんな魅力的。

たた 今みると 幼稚な内面の風間杜夫扮する銀ちゃんと 殴ったり蹴られたり トロフィーとして扱われる松坂慶子が みて
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社葬(1989年製作の映画)

3.0

西新宿 渋谷駅あたりが映ってて嬉しい。いい顔いい声の俳優もたくさん。緒形拳×江守徹

「新聞はインテリが作ってヤクザが売る」のつかみから楽しい。当時は子供だったから 知らなかったなーそれ

企業の構造
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

2.3

予告が好きになれなかったけど、観てみた。

今半分ほど経ったけど…映画として動きがない。会話も人物描写も結局 設定の説明。なので 楽しめない。半部観て まだ説明なのは つらいなー。とりあえず一旦中断。
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.0

見ていないのに 濱口竜介監督に苦手意識があって…手始めに。フランスでは人気があると聞いている。

これ、シリーズもののドラマだったら好きだったと思う。ドラマ カルテット にちかいものも感じた。

前半
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真昼の決闘(1952年製作の映画)

3.0

時期や製作者の出自を加味すると、赤狩りのメタファーなんですね。途中で思い至った。

現代人の私、からすると、何がそんなに問題?という点があって そこを意識して観ていたら じわじわ 見えてきた。

主人
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殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)

3.3

凄かった。
ジャン=ルイ・トランティニャンに最近はまってるので出演作を見つけたら観る。

トランティニャン×クラウス・キンスキーのマカロニウエスタン。そんなの観るしかない。

マカロニはえぐいときいて
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サイン(2002年製作の映画)

3.4

大好き。繰り返し観る。
ハリウッド映画×不条理劇 的な展開なので、SF大作やスカッとする着地、謎解きを求める人には食い足りなさがあるかもしれないけど

室内の、宗教画のような光と影の使い方。左右対称の
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暗闇でドッキリ(1964年製作の映画)

2.9

洒脱で他愛もない小ネタのつるべうち。気楽に観るのがちょうどいい。いつものように、アニメーションと音楽最高。

オープニングのワンカメで撮ってるような、みんな夜中に交互に浮気してる、をみせるシーンはコメ
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バービー(2023年製作の映画)

3.0

映画館には一応行ったけど、配信が始まったので家族と。

当時も全肯定的には観てなくて"映画"としては色々無理があるかなーと。

途中 に出てくる女性の語り、その通り!!なんだけど やっぱり説教くささが
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ブローン・アウェイ/復讐の序曲(1994年製作の映画)

3.0

ジェフブリッジスが好きなので。
ダイ・ハード×ケープ・フィアー的

ラストの爆破シーンは気合が入り過ぎて、他に負けたくないという 常軌をいっした火薬の量だった。ありがとう。

配信も当時の吹き替えで観
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ピンク・パンサー2(1975年製作の映画)

2.7

Amazonプライム、吹き替え版!!
羽佐間道夫さんと内海賢二さん。

むかし観た時はオープニングしか楽しめなかったけど、ストーリーのあるミニコント集と思って観ればいいのね、と。でも吹き替えじゃなか
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ダンテズ・ピーク(1997年製作の映画)

2.8

えー、なにそれー!と か 勝手につっこみながら観るタイプの映画。午後のロードショーでやってそうな感じ。

予想外の事はあまり起こらない。当時の吹き替え盤なので 、声 楽しい。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.1

息子にすすめられて。感じがいい。そして工夫が山盛り。

ビデオゲームの中でアバターが動いてる設定のおかげで、作り物として思い切り楽しめる。

中身と外見の違いを使った ひねりも気が利いてて、それ、ずる
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.2

実は観たことなかったので笑。息子にすすめられて。

初心者なので、こんな感じの悪い人が主人公??と思ったけど、よく出来てるというか、武器商人が戦場に行って、行いと世界の見方を改めるという、なんとも攻め
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ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

3.0

宗田理さんの訃報をきいて。大人になってから観ると、大切なメッセージが、つまっていると気づく。

ルールの中にまぎれている不条理とか行き過ぎた管理体制とか。古い話だからと笑っていられない。今も学校ではブ
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ゴーストライダー(2007年製作の映画)

3.1

渋い評価を受けてるようてすが、私は意外と好きで時々見ます。

原作やmarvelに思い入れがないせいか、コミックの映画化って この感じでいいんじゃないのかなと。同じ監督のデアデビルも不評なようですが、
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ショック!生きていた怪獣ガーゴイルズ(1972年製作の映画)

3.0

オープニングのフォントからして最高。現代にかけているのは これを楽しめる余裕とユーモア。洞窟 かっこよかった。

前にみた 地底人みたいな映画は 一体が正味5分くらいだけ登場してたのと比べて、この映画
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恐怖と戦慄の美女(1975年製作の映画)

3.0

世にも奇妙な物語的な3話。コンパクトですべてがちょうどいい。こんなのいっぱい配信されてたらいいな。

3話目はチャッキー×シャイニングって感じだけど、芝居と撮影、編集で上手くまとめてて面白いしちょっと
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デニス・ホッパー/狂気の旅路(2017年製作の映画)

3.4

70sのカルチャーが好きなので楽しかった。当時最先端だった人の暮らしや服や周りの人が見られるのだから わくわく。

イージー・ライダーで時の人となり、次作で混迷を極め 業界を干され、アルコールと薬物か
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摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

3.2

お気楽だけど、嫌いになれないんですよね、これ。撮り方もさりげない、ひけらかさない職人技って感じでいい。

ハーバート・ロスは、ボギー俺も男だ。と フットルース。(どちらもすき)を撮ってる人なので 笑い
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.3

先週に引き続き映画館で。続けてみたので、前作との比較。テレビで見てた中学生の頃は魔宮の伝説が断然すきだったのに、映画館でみたら 圧倒的に一作目が良かった。

とはいえオープニングのミュージカルからカー
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