りえあおきさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

2.6

クリステンスチュワートが観たくて。
どんな気持ちになったらいいんだろう、というストーリーだったな。。一応頑張って最後まで観た。

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

2.9

賢い人たちがリファレンスやマーケティングを意識して賢く作った的に 見えてしまった。80sへの愛情はあるんだろうけど味付けが表面的な印象。

直接似てないけど、予感や違和感を推進力に ギリギリ最後まで真
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.4

ショーン・オブ・ザ・デッドの次に好き笑。良く出来てて映画的。

ラストの天罰的な場面は恐ろしすぎて 実はトラウマ笑。思い出しては怖い思いしてます。。

ここに出てくる田舎の村って、今の日本と通じるとこ
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.0

大好き。
笑かしといて 描写が実は丁寧なところが素晴らしい。血が苦手なのに、何故かこれは別腹。

前半のちょっとした場面で映り込んでる人が あとあとゾンビになってたり、何回か見ると気づく仕掛けが沢山あ
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.3

いたいのと刃物が苦手なので、ずっと敬遠してたのですが。アマゾンで駆け込み視聴。あとは #スーパーバッド の"マクラビン"のその後の活躍を知りたくて。

キャラクターの個性も良かったし、好きな青春映画の
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

3.7

I LOVEマクラビン!!
大好き。定期的にみます。
青春映画のマスターピース。

ラストのエスカレータの場面でしんみりしたあと、スーパーバッドの歌と絵で涙がひっ込む、ご機嫌なエンディング。

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

3.5

原作がある事とクリステン・スチュワート出演、ショーン・ペン作、だけを頼りに観た。初見。

後半になって、ラストに察しがつくようになってから 緊張感が増した。

各地で出会う人達、あれはどこまで創作なの
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エル・トポ(1970年製作の映画)

3.6

すっかり忘れちゃったので再見。
とても面白かった。70年代頃の世相に現在が近づいてるように感じているので(戦争、差別、格差、拝金主義)

日々目にするニュースから感じる違和感、怒り。個人として何を大切
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アドベンチャーランドへようこそ(2009年製作の映画)

4.5

大好きなのでDVDを購入して再見。画作りも、ストーリーも、音楽も最高。人物造形も それぞれ素晴らしい。どの役もどの俳優も魅力的で説得力がある。

青春映画のマスターピース。もっともっと評価されてほしい
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映画 ○月○日、区長になる女。(2024年製作の映画)

2.5

岸本聡子さんを応援したくて映画館へ行ったのですが。商業映画としても ドキュメンタリー映画としても正直きびしかった。

例えば 同じ素材を1時間くらいにまとめ、ドキュメンタリー番組として仕立てていたら、
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.4

前に見たとき まったくピンとこなかったので、久しぶりに見直す。前より面白く観られた。

以前はSNSが何なのか理解しないで撮ってるらしいフィンチャーって…と思ってた。でも今回観たらそれは関係ないんだな
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.3

面白いけど、噂通り 全体的に色々もったいない映画。あんまり集中出来なかった。

日常的に大麻使ってる男子の妄想だった…とかの方が個人的にはしっくりくる。エンドロールのアニメは面白くて好きだけど、あの描
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コマンドー(1985年製作の映画)

3.4

前半部分の豪快過ぎる展開に何度も助けられた。吹き替え、楽しかったなー。あーあ観たいなー。

血は渇いてる(1960年製作の映画)

3.6

現代のSNSや広告、メディアにつきまとう問題とかなり近い。炎上でもなんでも 目立って 売れればそれでいいの?映画。

芳村真理さんが素敵だった。

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.5

好きですね、これ。
オチが力技なので、家族にすすめたら評判良くなくて笑。そりゃそうよね、と思うけど。撮り方とか良い気持ち悪さがあって スタイリッシュでいい。ソール・バスのオープニングも最高。

でてく
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ブロンクス物語/愛につつまれた街(1993年製作の映画)

3.6

この映画、知らなかったんですけど、とても良かった。ギャング風味のたけしくんハイ!。ブロンクス版スタンド・バイ・ミー。丁寧に制作されてる印象。

その時期ごとのカルチャーも 流れてる音楽でよく分かり ク
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フローレス(1999年製作の映画)

3.5

フィリップ シーモア ホフマン×デ・ニーロ。共演してたの知らなかった。観るしかない。とても良かった。

同性愛者とマッチョなメンタルを持った元警察官。説経臭くならず軽妙に でも誠実に撮られてるのが感じ
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ナイトホークス(1981年製作の映画)

3.6

この映画の NYと地下鉄の描写がとてもいいと聞いて慌てて。Amazonプライムで発見。

ケレン味のあるフレンチコネクション、スタローン編。といった感じ。スタローンの見た目がアル・パチーノみたいで私に
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ワン・フロム・ザ・ハート(1982年製作の映画)

3.9

撮影(最近はまってるヴィットリオストラーロ=暗殺の森!!) 照明 編集 セット 音楽!!すばらしいなー

男女のすれ違いを こんなわくわくする映像でとらえた映画ってあったかな。楽しくみた。映画の冒頭
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アフター・アワーズ(1985年製作の映画)

3.4

超絶変な映画。
撮影がのっけから素敵。
夜のNYも美しい。

どんな取説で扱えば???とジャンルや方向性を探らされる、というミステリーでもある、不条理コメディ。陽なタクシードライバー、に見えなくもない
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網走番外地(1965年製作の映画)

3.8

モノクロのシャープな美しさ。高倉健が他の映画よりやんちゃな若造感があって魅力的。時々はさまれる はばたく鳥などの風景など編集も素敵。

田中邦衛はじめ 周りの俳優もいい顔揃い。ラストのインディジョーン
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.1

血まみれは苦手だけど これば別腹。
ゾンビ映画なのに文学性もあってコメディでもあって。傷ついた自我を取り戻す過程の物語でもあって 。しんみりさせてもくれる。絶妙。全員いい。音声は オリジナルも吹き替え
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.8

大林宣彦 ×山田太一× 市川森一
それぞれの個性が混ざった妖しい怪奇譚。でも、あたたかさもあって。名取裕子の首筋、背中、存在そのものが眩しい。なぜか業界人役で高橋幸宏さん。

80年代の東京の街並み、
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

4.0

きもかわいい 島の話。

ビジュアルや音楽で にやにやしていたのですが。この閉鎖性、排他性、慣例重視の しまぐにこんじょう。今の日本と少なからず通じてる。だんだん笑っていられない気持ち。

ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン(2011年製作の映画)

3.6

良かった。自分のケアを見失しなう事がきっと誰しもある。

くだらない、よくあるコメディと見せかけて良く練られてる。私は安心して笑えたし…ウィルソンフィリップスで泣く日がくると思わなかった笑。

アルコ
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ロバート・アルトマンのイメージズ(1972年製作の映画)

3.8

こういうの すき!!
幻視と日常と過去の記憶と。願望と嫌悪とが地続きの、騙し絵的な構成。インテリアや服、風景も凄くいい。編集や撮影が凝ってるので 目に嬉しい。

昼顔 回転 反撥 リンチ ベルイマンな
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スペースマン(2024年製作の映画)

2.9

いいけど 良くない。かな。
設定や白昼夢のサイケデリックな描写は好み。でも 推進力にかける。比較的短い映画なのに長く感じる。
テンポが私にはあわなかった。

ソラリスとか2001年をカジュアルに、よ
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田園に死す(1974年製作の映画)

3.4

大人になってからみると、好きなものをあれこれ混ぜ込んだ結果オリジナルな世界観になった、というのが見て取れる。そこも込みで面白い。

八千草薫さんが どえらい事をしてみえる場面。あれで八千草薫さんは大丈
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レイジング・ケイン(1992年製作の映画)

3.8

ほんと こわい。
最後の 視線や視点が交錯する 恐怖のピタゴラスイッチみたいな、出来事のつるべ落としの あの場面。などなどデ・パルマの面白さの集大成。全部のせ。

そして最初に起こる惨劇。あれ現実味が
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愛のメモリー(1976年製作の映画)

3.7

見逃してた。すごい!!
わくわくしながら観た。

脚本シュレイダー
(タクシードライバー)

音楽バーナード・ハーマン
(ヒッチコック。タクシードライバー)
ジョン・リスゴーもいる。嬉しい。

撮影
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暗殺の森(1970年製作の映画)

3.9

トランティニャンの硬めの表情、ずっと見てられる。騙し絵的でグラフィカルな画作リ、しびれる。光と影。見えてる人と見えていない人。赤と青と黒。マグリットそのものな構図。

生きやすくしようとするあまり、心
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