りえあおきさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.4

車の鍵、早く出して!まって、見つからない!のやりとり、めちゃくちゃ緊張した笑。

前半のパーティ部分とか 目線や表情で上手く"嫌な感じ"を表現してて、親戚の集まりとかで 『は?何聞いての?失礼じゃない
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.5

大好き!!
まずオープニングタイトルの
ボーリングレーンの絵と
ボブ・ディラン!!
1番くらい好きなオープニングで
何度も見返した。

人生の本質とか
男の業と悲哀が詰まってる。

本編も
ばからしさ
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泥棒野郎(1969年製作の映画)

3.8

うもれがちだけど これ大好き!
刑務所のおりたたみ機のくだり。足のくさりをじゃらじゃらさせながら、みんなで小さく移動するとこ。時々思い出して、にやつく。

くだらなさと
ボーイミーツガールの甘酢っばさ
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お早よう(1959年製作の映画)

3.5

大好き!! ストーリーの真ん中に おなら。なのに、最後 電車のホームの場面で、何故かじーんとする。海外でも人気があるようです。

マイケルセラ
https://youtu.be/5CODR5TU8R
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ペット(2016年製作の映画)

3.3

中学生の息子と なんとなくみたら素
晴らしかった。動物愛護、多様さ が説教くさくなく 大人こそ楽しめるように作られてる。シングより断絶こちら

タトゥーの練習を豚の肌で行っているのは、知らなかった。今
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クロニクル(2012年製作の映画)

4.0

最高。大好き。後半泣いちゃう。
ラストみてからまたオープニングに戻ってあれこれ考えるのが楽しい。低予算をアイディアで補っていて好感。

Saltburn(2023年製作の映画)

3.1

生まれつき招かれざる者 のび太君。と、生まれつき祝福されてる者 できすぎ君。の いびつな ばかしあい。もちろん前半はのび太に感情移入。

色々匂わせて終わるのかと思ったら、謎解き的にラスト説明が始まり
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ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

3.0

かつては日本にも豆腐屋さん魚屋さん…、職人が営む個人店が地域ごとに様々あって 、 時には店主、時には客になったりしていたけど、今はどうだろうか。など思った。

街や生活の切り取り方、 人の顔や手元の
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.1

かけがいのない人、と思っていても、誰かの変わりは案外いる。という虚しさ、残酷さ、でもそれが平常運転、それが生活。なのかもしれない。。。

編集の 巧みさ 面白さ。
撮影の 美しさ 確かさ。

色彩の
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2300年未来への旅(1976年製作の映画)

3.0

年齢で区切られる無慈悲さ。
全体的にちょっとのっぺりしてるけど
設定、近未来的な建物を上手くつかってるとこなどが好き。ガタカをちょっと思い出す。

囚われの美女(1983年製作の映画)

3.3

どうみても リンチ、という場面、ストーリーが散りばめられてた。みておいて良かった。

色使いも良い。細かいとこ 忘れちゃったので、もっかいみたい。

ヨーロッパ横断特急(1966年製作の映画)

3.1

みておいて良かった。
ラストでだけ
トランティニャンがニコリとする。
それたけで全部okな気になる。
これみてから彼のファンになった。
他のロブグリエより
ユーモアがある分
とっつきやすくはある。

嘘をつく男(1968年製作の映画)

3.1

みておいて良かった。
暗殺の森の男や
ロストハイウェイの男とか
重なる。
トランティニャンに魅了される。

不滅の女(1963年製作の映画)

3.0

みておいて良かった。
慣れるまでとっつきにくいけど
他の映画見るときに
解像度があがった気がする

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.5

冒頭のハイウェイ映像と音が あがる。車に乗って似た場面を目にするといつもロストハイウェイを思い出す。

シュールで幻想的な後半とツインピークス的な、ベタなドラマのように見える中盤が一本の映画として繋が
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バニシングIN TURBO(1976年製作の映画)

3.6

大好き!
カークラッシュ。
ばかばかしくて
すかっとする。

ロードムービーでもある。
俳優ロン・ハワード魅力的。
息子と観ることが多い。
一緒にばか笑い出来るけど
人物描写、好感が持てる。
ラストシ
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クライ・ベイビー(1990年製作の映画)

3.8

冒頭からポップなエロ表現全開。
ミュージカル映画として
最高なのに
ところどころ泣いてしまう。

ジョニーデップも
音楽も
出てくるみんなの顔も、
くだらなさも魅力的。

DVDについてる俳優や製作者
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巨人と玩具(1958年製作の映画)

4.0

邦画の中で指折りの好きな映画。
初めて観た時に驚いた映画。
野添ひとみのすきっ歯。
川口浩の不機嫌顔。
ステージの場面。
スピード感。

古いようで 全く古びていない。
経済か人間性か。で 経済の大き
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オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

3.5

子供と一緒に良く観てた。
これを観たことで
コーエン兄弟の理解が
すずんだ気がする。

90分の中で暴力も比較的少ないので、コーエン兄弟を見慣れない人にすすめたい。音楽も楽しい。

深淵なたたずまい
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続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

3.5

ポップだけど、詩情豊かなニューシネマ感もただよう、タイトルとそぐわない、 スピルバーグとしては異質なタイプの、なんかいい映画。

召使(1963年製作の映画)

3.4

これ凄い。
パラサイト半地下の住人?でしたっけの、インスパイア元だそうですが。

噛みごたえもあるし、撮影はシンプルだけど ひねりがあって騙し絵的な感じもあるし。とにかく はらはらするし。

最後 え
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ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

3.9

怖くて可愛い。孤島の奇祭。
ビジュアルや音楽で にやにやしていたのですが。この閉鎖性、排他性、慣例重視のシマグニコンジョウ。今の日本と少なからず通じている。だんだん笑っていられない気持ち。

ヒポクラテスたち(1980年製作の映画)

3.5

学生の俳優が みんな良い。
いい顔図鑑。

京都の街や喫茶店が観られるのもいいし、大阪の吹田駅も映る。ローカル感だったり生活感だったり、街の記録としても楽しい。

学生たちは、親戚みたいに見えたり、若
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赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)

3.9

大好き。定期的にみます。
美男美女、じゃない感じ。とにかくテンポがスピーディなこと。

80年代後半に制作なのを ちょっと疑いたくなるような、70年代と錯覚する味わいの 服や車、家具、フィルムの質感な
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銀河(1969年製作の映画)

3.4

お伊勢参りを目指すヤジさんキタさんのヨーロッパ版と思って観た。ロードムービー。

キリスト教者がボケ、無神論者がツッコミ という体ですすむミニコント集の趣き。映像はもちろん美しい。

道中 キリスト教
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ブリット(1968年製作の映画)

3.3

オープニングのスタイリッシュさ。マックインの無骨さ。ドキュメンタリータッチの病院内の緊迫感。街並み。

息子が3歳のとき、夜中の急な発熱時で苦しそうなので、このカーアクションシーンで楽しませて気をそら
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セルピコ(1973年製作の映画)

3.8

アル・パチーノのMV的な。服、部屋のインテリア。わくわくする。もちろん名作。警官の裏金、賄賂、同調圧力。疎まれる告発者。今まさに日本で。古くなっていない。

過去のない男(2002年製作の映画)

3.9

犬の名前はハンニバル。
1番くらい好きなカウリスマキ映画。
実はテンポが良い。手際がいい。
ライブ場面も無理がなく味わい深く、ほんのり笑える。