ぐらさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ぐら

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はちどり(2018年製作の映画)

4.2

男尊女卑が色濃い90年代の韓国
どこにでもいる女の子の一時期の記録

辛いことがあっても時間は止まらない
時代が変わっても人の気持ちが変わっても生きていかないといけない
中学生の思春期を、あらゆる不都
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.9

さみしさは、ビールがなくなるとき
“1本目のビールがなくなったらまた2本目を開ければいい”

GWの実家で見ると、本当に自分もループしてる気持ちになる

わかりやすくコメディ。シンプルなハッピーエンド
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アス(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

9/6に公開してるのいいな
ポスターに入るグラフィックとしても良い


はじめに鏡の部屋で本物と向こう側が入れ替わっていたのかも
逆襲は本物が偽物から自分の世界を取り返すためだったかもしれない

たし
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.6

配役が良すぎる
瑛太この時代似合いすぎるし、羽生くん出てきた時思わず声出た

お金の使い方、もってるだけではだめ

長い月日が熱意と見なされる

本当にある話なんだな
最後に現代に繋がるところで、自分
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.6

あらゆる点で自分の事として考えられる没入感があった
全てが“ない話ではない”、いつ自分がそれぞれの当事者になってもおかしくない話
もし自分がこの立場だったらどうするんだろう、どうしたらいいんだろう、と
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

自由とリスクはセット
自由ってなんだろう

ポスターの青とピンクの曖昧な空の色が、完全には割り切れない人の心らしさがあってよかった



今まで考えたこともなかったけど、一つの場所に留まり続ける必要っ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.7

かつてないエンドロール
これをほとんど1人でしてるの途方もない作業量だな、という感じ

内容の起承転結的なおもしろさじゃない、真新しすぎる世界観が唐突に始まり、繋がりに追いつくのが少し難しいレベルだっ
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美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

3.8

ほぼ言葉を発しないところが、作品として観れて良い
何より色がいい、チャーリーとチョコレート工場かとおもった

紫とピンクの男とオレンジと緑の女、色分けがグラフィカルで良い
表現は極端だけど、人の部屋に
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カット・カット(2020年製作の映画)

3.4

mvのようなパステルカラーのポップでかわいいショートムービー
言葉がわからないところがアニメのようなポップさを強めてる感じ、良い
パステルカラーの世界とそれ以外の日常的な色の世界で表現が分けられていて
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

当たり前のことは当たり前じゃないんだなと思った
死んだ時に泣いてくれる人がいるのは当たり前じゃない、すばらしき人生

“普通”になることの難しさ
真っ直ぐすぎる性格は生きづらい、あらゆることを受け流し
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.7

不安にさせる要素として音って大事だと思った
キューブリックの作品は不快にさせる時の音が大きい、余計に不安になる
ずっと不安だった

ラストを伏線?伏線回収?のような写真で終わることによって、考える余地
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トムとジェリー(2021年製作の映画)

3.4

トムが吹っ飛んだときに周りの実写がちゃんと一緒に吹っ飛んでてすごい

平面の世界のトムとジェリーを見慣れすぎているからか、同じものを求めてしまって、やっぱり短編アニメの方がいいなとなってしまう

UNFRAMED/アンフレームド(2021年製作の映画)

4.0

学級委員長選挙

サクセスストーリーと現実味の割合がすごい
震えた、
見せるシーンの順番が上手くて24分間の中の伏線回収劇がすごい

みんな言わないだけで思ってることは多い
サイレントマジョリティを掬
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.9

コンテンポラリーアートだと思った
一枚一枚が写真として作られたような(静止画を前提として作られたような)、ずっと絵になっている

残虐なシーンと音楽の対極すぎるミスマッチ
クラッシックや雨に唄えばなど
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雨が上がると(2018年製作の映画)

3.7

たしかに羊と雨雲って似てる、今まで気がつかなかった

羊の上で寝たい

インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

白ベースの世界にシメ色のオレンジや赤は最高にかっこいい
ノーランの作品は数本しか見てないけど、青ぽい?白と黒の中に少量の赤が入る色構成が多い気がするし、それがすごく好き

本棚裏のライティングがかっこ
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.5

「来る」「パコと魔法の絵本」の監督関連で見つけて鑑賞

ただただつらい現実をポップすぎるくらいポップに描いた映画。
結論からスタートする構成とポップな音楽はすごくいいんやけど、どうしてもポップすぎる色
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MEMORIES(1995年製作の映画)

3.9

1:彼女の想いで
他者の記憶の中に飲まれる
夢の中のような、現実と虚像との行き来
現実に戻るタイミングが絶妙
人の記憶ってこんな感じだよな、本当にくっきり覚えてる部分だけが繋がれたような、走馬灯。記憶
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.3

途中までめっちゃ泣いたのに、終わり方で急にポップになった
どう捉えたらいいのか一瞬わからなくなって固まってしまった

シンプルにいい話とは言い切れない気持ちが残る
途中まで王道の泣かせ系映画だった分の
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

緑がすごく美しい
緑ベースの部屋の壁紙がすごく綺麗だった
画面に対する緑の入れ方、舞台に立つ時に緑のドレスを着た観客がいて、画として引き締まっていた
舞台の描写がすごくかっこいい
光の入り方、影の落ち
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一本の線(2016年製作の映画)

3.0

体のアウトラインが繋がってないのが、中身のない人ってことなのかなって思った
中身がないと、他からの影響受けやすいし侵食されやすいのかな、恋は盲目

ピンクと黄緑の色と、自分の線の上と外、女の線、にちゃ
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クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国(2009年製作の映画)

3.5

毎度のことながら、ミュージカル要素入れてくるの愉快で最高
山寺宏一の悪役ボスの声似合いすぎ

誰も本当の悪い人がいない
自分の欲で悪いことをしようとしてない
行き過ぎた正義感が1番の敵

最後痴話喧嘩
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

3.8

各所で泣いたし各所で笑った
涙あり笑いありの映画ってこういうことかと思った

“この先みんなバラバラになって、いっぱいいっぱい他の友達できちゃうんだ”ってとこすごくつらかった

いろいろ泣くところあっ
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.9

夢の表現が好き
パレード、怖いのに引き込まれる、クセになる

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

4.0

どんでん返し
作者の思うがままに振り回される気持ち良さ
まだ2回目は観てない

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.0

観た時は全然良さがわからなかった

今観たら絶対好きだと思えそうな映画
観直したい映画ナンバーワン

ビリギャル(2015年製作の映画)

3.6

さやかという名前の友達がどうしても観たいというのでしょうがなく一緒に鑑賞

全くと言って良いほど期待してなかったのに、不覚にも泣いた

周りがいい友達すぎる

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

4.3

2本にも及ぶ長い作品にも関わらず、飽きずに観れる
前編ほどではないにしても、相変わらずツッコミどころが豊富でたのしい

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.2

ツッコミどころしかない
めちゃくちゃ制作にお金かかってそうな感じが最高

インドカレーのお店に行った時、カレーを待っている間にスマホでバーフバリの予告見てたら、一瞬通りかかったインド人の店員さんが嬉し
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テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.7

どの作品を見ても阿部寛が阿部寛すぎる

建築士という設定まで結婚できない男と同じなところが最高に好き
古代ローマ人の桑野さんでしかない

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.5

じわじわくる不安

ラストがドタバタすぎて少し残念

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

前半のもやもやを後半で2倍のおもしろさで返してくれる
映画って面白いなと思った

映画が始まる前に映画館の方が説明員(?)として出てきてくれるタイプの映画館
“エンドロールの最後までお楽しみください”
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

2.3

自分にピュアさが足りなかった

今観たらもう少しおもしろいと思えるかもしれないので見直したい