オリヴァーは自閉症で言葉が話せず、意思疎通はスマホの音声入力を使い、学校では浮いた存在だった。
オリヴァーの父は仕事で忙しく留守がち、孤軍奮闘する母親は精神的な余裕がない。
そんなとき、ラリーという何>>続きを読む
愛情がすっかり冷め切った熟年夫婦。
肉屋を切り盛りしているけど、廃業寸前。
そんなある日、過激なヴィーガン活動家たちに店を襲われたことがキッカケになり、ヴィーガン肉の肉屋となってしまう夫婦の物語。>>続きを読む
新作アルバム制作のために古い大邸宅を借しきりに来たフーファイターズ(ほんもの)。
ところがここはいわくつきの物件。
バンド仲間のメンバーを血祭りにあげた後、メンバー自ら死を遂げたという凄惨な事件が過去>>続きを読む
タイトルに偽りなし。
クリスマスにロボサンタが大暴れ!
ジョー・ベゴスの新作は『ハロウィン』を彷彿とさせるバイオレンスホラー!
とにかくこのロボサンタがむちゃむちゃつよい!
エレクトリカルなサウンド>>続きを読む
大地にぽつんと燃え盛るかかし。
野原をずんずん歩を進める黒猫。
閉ざされた空間から扉が放たれるとそれは疾走する列車。
叙情あふれる詩的映像で綴られた童話。
かかしは自由に空を飛びたくて黒猫にお願い>>続きを読む
『ロバート・アルトマン傑作選より』
女性がホームレスのような青年を家に連れて帰る…くらいの前情報のみ。
女性の人間ドラマのつもりで観てたら、終わりにはぞぞーっとさせられてしまった。
ラストはかなり近>>続きを読む
田舎の別荘(これがまた素晴らしい景色!)に夫と共に静養に来たキャサリン。
しかし、幻覚・幻聴にさいなまされるようになり…。
わたしと対峙するわたし。
幾十もの過去の幻想。
悪夢的な映像体験ってまさ>>続きを読む
子供達が畑の中を笑いながら走り回る。
そんなのどかな村で男たちが逮捕された。
この村では牛の睡眠薬を女性たちに飲ませた男たちによる昏睡レイプが横行していて、被害女性たちが感じた異常は妄想とされていた。>>続きを読む
70年代宗教奇譚。
諸星大二郎の漫画短編「生命の木」が原作。
妖怪ハンターシリーズの一編で、阿部ちゃん演じる稗田礼二郎でシリーズ化してくれたらなあ。
こういうのが観たかったんだよ〜。最近は肝心な村を>>続きを読む
高橋洋監督作品。
物語は劇作家のナオミ先生が女優のミズキさんに新しい作品の依頼をするところから始まる。
その作品は失踪した母親とその後殺害されてしまった女の実話をモチーフにしたもの。
二人はモニター越>>続きを読む
道の途中で二度すれ違ったリザとギオルギ。
惹かれ合った二人は、翌る日の夜8時に白い橋のそばのカフェでの再会を約束した。
ところが邪悪な目の持ち主が二人に呪いをかけたせいで、目覚めると二人の外見は別人と>>続きを読む
ジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッド監督コンビの作品。
『キャビン・イン・ザ・ウッズ』、『アルカディア』大好き。
また謎の深い作品ってことで楽しみにしてた。
『アルカディア』と同様に監督・主>>続きを読む
友人に招かれ、森の奥の豪奢な邸宅に遊びに行った女性ふたり。
すでに集まっていた友人たちと、外は嵐で吹き荒れた夜更けに始まる殺人ゲーム。
それはくじ引きで決まった殺人鬼が誰かを当てるゲームだった(死体は>>続きを読む
それは高校の授業中だった。
クラスメイトのケイトリンの体が突然爆発し、
彼女の血液、肉の破片はクラス中に降り注いだ。
警察が調査するも殺人の疑いは無く、原因が特定できない。
次に誰が爆発するかわからな>>続きを読む
鬼畜系ホラー。
チリの監督なんだけど、のちにアメリカでセルフリメイクしてる。
一家を性虐待やら暴力で支配していた鬼畜父。
そこから娘ふたりと息子(父との間の子)は身一つで逃げ出すが…というバイオレン>>続きを読む
監督のマチュー・アマルリックは俳優としても代表作多い方。
ミステリー小説のような映画だった。
娘が奏でるピアノ曲と共に流れる映像は母の目線なので、家族の記録映像のように暖かくて優しい。
内容説明にある>>続きを読む
ワンクリックで結婚、別れさせ屋、擬似家族など闇っぽい前半。
これは『リリィ・シュシュのすべて』みたいな毒っ気ある物語なの?って期待させてくれる。
でも後半、急にベタなお涙展開になってしまった〜と思って>>続きを読む
アイザック・エスバン監督作品。
マルチバースをうまく取り入れたSFスリラー。
仲の良い男女4人組。
お互い成功を夢みながらもうまくいかない。
そんな中、住居に隠し部屋を発見。
そこに置かれていた不思>>続きを読む
VRと島の因習っていう昔からのものをうまく融合させたかったのかな?
これからこの島は地獄になるど…なんてシゲおじ(笹野高史)が言うから、地獄…地獄って待ってたら、いつの間にかすーっと潮が引くように終わ>>続きを読む
中学では仲良しだった3人組。
やがて高校に進学するがそれぞれの関係性は変わってしまった。
3人とも時期は違えどいじめをそれぞれ経験し、どんな過程をたどって何を選択するかはそれぞれ違っていて。
でもどれ>>続きを読む
艶っぽいモノクロメインだけど、ところどころカラー、紫や青の場面に変わり、その美しさに目を奪われる。
幻想的な映像がとんでもなく刺激的。
モノクロでの光る海に揺れる船、ジュエリーで輝くドクロ、白い羽が舞>>続きを読む
Vol.1よりもさらにヤバくなっていく…
ユーモラスだったトーンは影を潜め、憂鬱な色が濃くなっていく。
青天の霹靂のようにオーガズム迷子になったジョー。
恋人ジェロームとの間に子供を授かるも、
自ら>>続きを読む
vol.1とvol.2をWOWOWのR-15指定版にて。
観る前は、Vol2のジャケからすっかり登場人物全員のアレな体験記の話だと思ってた。
実際のところは、
ジョーというひとりの女性が自らの性遍歴>>続きを読む
マイケル・マン監督が初期の頃に撮った80年代SF異色作。
その村にはピラミッドみたいな巨大な要塞(ザ・キープ)があった。
村の住居は質素で素朴な造りで、屋根にはみな十字架。
村の端にかけられた小さな>>続きを読む
濱口竜介監督作品の3話オムニバス。
偶然と想像が物語に含まれてて、いいタイトル。
『ドライブ・マイ・カー』よりも楽な気持ちで観やすい。
会話劇中心で登場人物たちの心情を細やかにスケッチしてる。
スト>>続きを読む
妻と二人の子供たちと裕福に暮らす男のもとへ、兄が行方不明との連絡がきた。
それまで兄とは疎遠な関係だったが、男は家族とともに兄の住居を訪れる。
蘇る過去の記憶と罪悪感。
そしてそれをきっかけに凶暴な悪>>続きを読む
『エクリプス』の前日譚。しかも同じ監督続投されてるということでとても楽しみにしてた作品。
前作は実話ベース。
亡き父に会いたくて、友人とともにした降霊術の儀式から呼んではいけないものを呼び、悲劇を招>>続きを読む
白石監督のこれは前から観ようと思ってた。
タレントたちが怪奇現象の起こる家に行く!っていう番組(?)の撮影。
この入り方はあるあるで好き。
タレントはタレント当人として登場するモキュメンタリーで、リア>>続きを読む
シャブロル監督の世紀末ムード漂う映画。
フリッツ・ラング監督のドクトル・マブゼオマージュらしい。
「皆さん、笑って1日を迎えよう」
そんな番組があちこちの家のテレビ、運転してる車のラジオを通じて流れ>>続きを読む
『みんなのジャック・ロジエ』特集より。
大人たちの行き当たりばったり旅。
サンバのリズムに乗って♪
序盤の疾走感あるシーンで引っ張られる。
女性が慌ただしく切符を買ってメーヌ・オセアン特急に飛び込>>続きを読む
『みんなのジャック・ロジエ』特集より
いつまで経ってもバカンスに辿り着けない大人グダグダ旅。
ある旅行社が企画した無人島でのロビンソン・クルーソー体験ツアー。
そこへ集まってきた6人の男女はぐだぐ>>続きを読む
数あるレストランものの映画はあれど、こんなタイプは初めて観たかも。
料理はあまり写されなくて、ここでの主役は人。
観てたらお腹が空く〜ってタイプの映画ではありません。
めまぐるしく店内を駆け巡るカメ>>続きを読む
和製ジャッロ繋がりで鑑賞。
脚本は『ズームイン!暴行団地』『暴行切り裂きジャック』と異色作を書いた桂千穂さん。
主婦と不倫相手は廃屋で逢引きしていたが、偶然その後から来た男が恋人を絞殺する様子を目撃>>続きを読む
強盗未遂でお縄となり、保護観察の身で実家に8ヶ月軟禁されることになった女性。
母とそのパートナー、3人でのぎくしゃく生活が始まることになったんだけど、
なんかこの家はおかしな現象が起こる!
母が言うに>>続きを読む
ホラーオムニバス(ってだけでもう加点)
時間軸がエピソードの順番で繋がっていて、そして円環する。
GPSにも出てこない荒野が広がる公道で次々起こる怪事件。
『ナイトハウス』を監督したデヴィッド・ブルッ>>続きを読む
『ゾンビマックス!』の続編。
前作はゾンビ化してしまう病が蔓延する終末世界で生き抜く兄妹の話で、発想がユニーク、勢いもあって好きだった作品。
原題はちゃんと続編ってわかるタイトルなのに、邦題なんでこ>>続きを読む