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どのシーンもカットも美しく叙情的。鳥のさえずりや木漏れ日、車窓、見上げた空、水汲み、牛舎、自宅の赤い壁紙のキルトパターンとか、TVの中で流れるキルトの番組かな?ちょっとした画もめちゃ好み。
子どもっ>>続きを読む
生々しいシーンが多いけど、こういう古代文化だから仕方ない
個人的には武器(小道具)がなかなか見どころ。鉄器文化以前だから、大きな黒曜石のナイフなんてもっとよく見せてって思いながら観た
マヤ文明の生贄、>>続きを読む
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アイルランド好きにはご馳走的映画。ロケ地はアラン諸島!アイルランドの美しい風景、ドン・エンガスの断崖や縦横無尽に走る低い石垣、パブでギネスビールを飲みアイリッシュ音楽のセッションを愉しむ様子もいい。>>続きを読む
観るべきドキュメンタリー
命懸けの記録、そしてこれが未だ現在進行形という事実。この苦しくて重いもやもやを言葉にできない。
久しぶりに観たら、冒頭の修道院のシーンなんて記憶から抜け落ちてた。見る度に響くシーンが違って面白い、やっぱり名作・ミュージカルの金字塔だね。1960年代半ば公開の、しかも3時間弱でもあっという間に感じ>>続きを読む
通常上映会、こぶし突き上げ応援上映会の2回鑑賞。周囲の席が空いていたので、思い切り一緒に歌って手拍子してこぶしを突き上げてきた。麦わら帽子にジャンプ、キャップにもギターピックにもジャンプ〜!… あぁこ>>続きを読む
ザ・役所広司の映画、それに尽きる。
菅田将暉と森七菜、個人的にちょいと苦手なキャストだけど、24の娘が号泣したというので参考までに鑑賞…
東北に住んでいた頃に宮沢賢治記念館やイーハトーブ館にも足を>>続きを読む
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夏至の夜の特別限定上映(レイトショー)
劇中に出てくる宗教画のポストカードが鑑賞特典。
原題はスウェーデン語のMidsommar(ミィドソンマル)。
アメリカの大学生グループが、留学生の故郷のスウェ>>続きを読む
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クィア・パルム賞受賞を知るまではこの映画がそういうテーマとは知らず、知ってからは、まぁ穿った鑑賞をすれはそうなのかなーくらい。LGBTQとカテゴライズしなくても、曖昧な子ども時代や多感な思春期だと性別>>続きを読む
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フランスの裁判映画
アイデンティティ、そして、母と子がテーマ
フランスにおけるアフリカ系移民に対しての差別、逆に、欧米から祖国に戻った時に向けられる偏見を知った。
ロランスの答弁や証人として登場す>>続きを読む
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原題『Le bleu du caftan』、シルクカフタンの艶やかなベトロールブルーは、夫婦の愛の象徴だろうか。
『モロッコ、彼女たちの朝』のマリヤム・トゥザニ監督作品。登場する女優も同じ(ルブナ・ア>>続きを読む
トム・クルーズがカッコ良すぎる。
本人の命懸けのアクションは、スクリーンで(しかもIMAXで⤴︎)観るという行動で敬意を表そうではないかーっ!
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これまでのジブリ作品のあのシーンこのシーンを彷彿とさせる。宮崎駿のメッセージというか表現がこうなんだろう。
ファンタジーだけど共感できるし、今は理解できなくてもいずれ何かの折に共感することになるであろ>>続きを読む
『福田村事件』、それに至るまでの加害者・被害者それぞれの背景(社会的弱者や心や身体に傷を負った人だらけ)を丁寧に描いてる。嫁と義父のシーンは要らんけどさ〜
で、どうにもこうにも悲惨な結末。もう鑑賞後は>>続きを読む
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久しぶりに沁みた一本
菊地凛子扮するコミュ障をこじらせた陽子が、冒頭から最高に苛つかせてくれるw 父の訃報でずっと帰省していなかった実家へ向かうことになり、次々とアクシデントに見舞われヒッチハイクを>>続きを読む
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ギルバートグレイプ製作30周年リバイバル上映
30年前の公開当時、中洲の映画館で観た作品でいまだに後を引く。ジョニデもディカプリオもこれが一番好き。当時はベッキー役のジュリエット・ルイスを真似てベリ>>続きを読む
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公開当時は勿論、その後レンタルやTVでも観たけど、改めて“午前十時の映画祭”でスクリーン鑑賞。これまでは脱獄映画の最高傑作として胸をすくような展開に注目してたけど、今回は違う感想を持った。
この映画>>続きを読む
涙活ならずw
ちょっと展開がさもありなんでね…
ビートたけしがこんな恋愛小説書くんだってとこも、こそばゆい感じの鑑賞。
お客様感謝デーの割引鑑賞なので、まーいっか。
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相模原市の障害者施設で起きた殺傷事件から着想を得て書かれた小説、辺見庸の『月』が原作。読んでません。予告編であの凄惨な事件のドキュメンタリーのような作品かと思って覚悟して鑑賞。
この映画『月』の主人>>続きを読む
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ずっとくすくす笑いながら観た。時々切なくてちょっとホロリとくる。昨日観た『月』と同じ石井裕也監督・脚本の作品。
映画監督志望のハナコ(松岡茉優)がとっても良かった、キャラが凄く魅力的。ハナコは普段か>>続きを読む
上映後に後ろを振り返ると、館内の座席がほぼ埋まっててびっくり。この手のドキュメンタリーのニーズって意外なほど高いのね。
いやぁ面白かった。
名画の並びとか位置、こだわりのコレクション、名画に囲まれて>>続きを読む
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フィンランド🇫🇮を代表する建築家でプロダクトデザイナーのアルヴァ・アアルト。
細かいことだけど、映画観て思うにAALTOって“アールト”だ。
5年前フィンランド・デザイン展を見てたから、絶対鑑賞した>>続きを読む
なんだかお世辞にも気分よく観れなかったストップモーションアニメ
このモチーフになったのは、チリにあるドイツ人による宗教コロニー【コロニア・ディグニダ】という
オオカミの家は、コロニアディグニダでの>>続きを読む
ミュージカルとは知らず、いきなり夫婦が歌いモブが踊りだして「まさか⁈」と気づくww
私たち年代(50代)夫婦の話であるある満載。妻が余命宣告からの話で重いはずなのに、当の本人が切り替え早く健気に明る>>続きを読む
Netflixで観たチリのカルト団コロニア・ディグニダのドキュメンタリー番組で興味を持っての鑑賞
スクリーン鑑賞できてシアワセ!キャロル・キング、めちゃめちゃ良かった
1973年5月26日 にニューヨークはセントラルパークで開催されたフリーコンサート。前半はピアノだけ、後半からホーンセクションや>>続きを読む
なんの予備知識なく鑑賞。
時計の謎に気付くまで、何がなんだか混乱してしまった。面白い構成。
池松壮亮の扮する“テルオ”の部屋が目に心地良い。なんかいい。やっぱりインテリアって生活と共に、人生経験と共>>続きを読む
いつ観ても笑顔になれる作品、デニーロもアンも最高!
ベンのキャラクターが最高。身綺麗で品がある、機知に富む会話、チャーミングで慕われる人柄、人が歳を重ねて至る熟年とはこれまさに。
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フランスの保守的なブルゴーニュの小さな村が舞台のファンタジー。仏語かと思ったら英語だった!
凍えるような北風が吹き荒ぶ中、モノクローな村に辿り着いた真っ赤なコートの母娘。色のコントラストも好き。
チ>>続きを読む
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フランス映画界の新星ポール・キルシェ(キルヒャー)が多感な少年リュカを熱演。瑞々しくあどけなさも残る年齢だけど、BLのベッドシーンもガッツリ魅せる。苛立ちも危うさも愛らしさもお見事。
父の急死 受容>>続きを読む
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日本での公開が1989年のデンマーク映画。
舞台は19世紀、デンマーク・ユトランド半島の海辺の小さな村、プロテスタントのある宗派のコミュニティが舞台。
信仰に篤く質素な生活を送る初老の姉妹、その姉妹に>>続きを読む
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中国の地方の貧しい農村が舞台。年のいった四男ヨウティエ、身体に障害のある未婚のクィイン、この両家にとってお荷物的な存在の二人が見合い結婚で夫婦になる。厳しい自然と対峙しながら互いに寄り添い支え合い生き>>続きを読む