このレビューはネタバレを含みます
これまでのジブリ作品のあのシーンこのシーンを彷彿とさせる。宮崎駿のメッセージというか表現がこうなんだろう。
ファンタジーだけど共感できるし、今は理解できなくてもいずれ何かの折に共感することになるであろう心象風景が提示されている。
いつの時代も終わらない戦争、矛盾、苦悩、別離、逃避、対峙、解放、、、
主人公の眞人が「君たちは〜」の本を読みボタボタ涙を流す場面、これが作品のキーなのかな。覚悟というか…
立ちはだかる門…狭い入り口、近づくな入るなと言われても入っていく、進むことには強い意志と覚悟が問われる
生きることは容易くない、苦悩ばかり
それでも生きていかなければならない
鑑賞後は、そんなメッセージを受け取ったかな、もっと深い何かあるのかも知れんけどw
それと、隕石みたいな存在は何だ?アメリカのSF映画『メッセージ』を思い出したかなww よくわかんない設定、深い意味があるのか?誰か教えてちょ。石のパーツも精神世界からみたバランスを表現してるのか…
いつも平和であることへの感謝を忘れている、平和ボケの日本人。せめてこうした映画に込められたメッセージを考えることはしよう。