癒しを求めてチョイスも、なかなかシュールでちょっとヘンテコ作品だった。
アイスランド辺境のとある村を舞台に、不仲の老兄弟と羊の絆と愛をヒューマニズムとユーモアを交えた独特の切り口で描いた人間ドラマ。>>続きを読む
ずっと気になってた名作を鑑賞。
面白かった!引き込まれた!
『ジャッカル』って、ラグビーに沸いてる今だとついつい姫野選手の得意技をイメージしてしまうのは私だけかなぁ…?
いやいやコードネーム“ジャッ>>続きを読む
う~ん、、、ここで終わるか。
ダルデンヌ兄弟の長編3作目となる初期作品。
ケン・ローチ監督と同じ匂いがする、こちらもまた、社会の底辺で生きる人達の人生を独特のドキュメンタリータッチで追いかける。>>続きを読む
まさか、こんなに重苦しい作品だとは思わず鑑賞。
そして『ケス』はジャケの男の子の名前じゃなくハヤブサの名前だった。
イギリスの炭鉱町で暮らす貧しい少年を主人公に底辺で生きる人達の日常をありのままに切>>続きを読む
ドランの短編。そして俳優デビュー作。
15歳の少年ドランが初々しくて、繊細で、甘えた表情が可愛らしい。
未完成な全てが愛おしい。
夏の太陽、木漏れ日、避暑地の開放的な雰囲気、そして少年の性の目覚>>続きを読む
心が震えた。大きく揺さぶられた。
ジャケのイメージを根こそぎ裏切られる衝撃のラストに気持ちの行き場を無くした。
序盤こそ、ありふれた設定にちょっとしたガッカリ感があったものの、テーマは予想とは全く>>続きを読む
遂に、三部作完結編へ。
宿敵ザラとの直接対決で瀕死の重症を追ったリスベットは一命を取り留め病院に収容。いよいよ、恐るべき巨大犯罪組織の全貌に迫っていくと共に、法廷での緊迫の最終決戦がスリリングに繰り>>続きを読む
『マルケータ・ラザロヴァー』的映像美に息を飲む作品だった。
エストニアの作家アンドルス・キビラークのカルト的ベストセラーを原作に映画化。ライナル・サルネ監督の“全てのものには霊が宿る”というアニミズ>>続きを読む
“脱獄もの”の中で高い人気を誇りアメリカン・ニューシネマの代表作でもある今作をやっと鑑賞。
牢獄生活の経験を持つドン・ピアース原作の映画化。フロリダの刑務所を舞台に、権力に屈せず自由を求めて脱獄を繰>>続きを読む
人気作品をやっと鑑賞。
ふむふむ、絶妙に煙に巻くお洒落作品だった。
映画作りを夢見る青年アルドルフォ(スティーヴ・ブシェミ)が映画のための出資を申し出た怪しげなオジサン、ジョー(シーモア・カッセル>>続きを読む
コレも期待を裏切らない面白さだった。
舞台は前作の1年後。社会派雑誌「ミレニアム」では少女売春組織の実態に迫る特集号を発行しようとしていた矢先、担当のジャーナリストが殺害。現場に残された指紋からリス>>続きを読む
えーーー?!コレは絶対次が観たくなる!
ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラのハリウッドリメイク版は鑑賞済み。細かい所は綺麗に忘れてるけど、かなり好きだった。
コチラは本家三部作の1作目。
ノオミ>>続きを読む
ファスビンダー監督、やっと3作目。
取り敢えずオゾン監督のリメイク前に鑑賞出来た事が正解なのか、どうなのか?
二度目の結婚に失敗し落ち込んでいたファッションデザイナーのペトラは助手のマレーネを召使い>>続きを読む
思いのほか良作だった。
不倫映画の括りで観ると、今まで観たことの無い設定に感情の持って行き場を失う。
絶妙なタイミングで過去のエピソードを挟み、また構成も巧い。需要なシーン毎にしっかり間を取り台詞>>続きを読む
こちらは30分の短編だけどアルモドバル作品の中で1番好みだった。
ジャン・コクトーの戯曲「人間の声」をベースに、アルモドバル監督がが現代風に脚色し映画化した今作。
アート、アート、アート……
全て>>続きを読む
次は合うか?次はきっと!と懲りずに、なんだかんだでアルモドバル監督6作目。
人気監督だけど、やっぱりコレも今一歩ハマらなくて残念。
お得意の鮮やかな色彩はやはりセンスを感じるしワクワクもする。そして>>続きを読む
フィルム・ノワールの傑作とされる作品。そして、アメリカン・ニューシネマの先駆け的名作を鑑賞。
『夜の人々』の翌年の製作。内容も大きく重なる、いわゆる『ボニー&クライド』の路線を行く“俺たちに明日はな>>続きを読む
クールでドライでカッコ良い!
私がノワール作品に惹かれる要素がジャン=ピエール・メルヴィルの遺作にもぎっしり詰まってた。
今作もメルヴィルブルーがノワール感を際立たせる。オープニングから雨のシーンの>>続きを読む
溜まったレビューを記録の為連投します。
スルーしてください🙇
『清作の妻』に続いて増村保造監督、若尾文子主演作品。
これまたホラーだ!
火サス的な事件、なんともいや~な後味…
ラスト婚約者の言葉>>続きを読む
製作総指揮を務めてるウォン・カーウァイ味を感じたくて鑑賞。
なるほど、随所でウォン・カーウァイを発見!
幻想的な雰囲気には何処か爽やかさがプラスされていて、いわゆるWKWワールドとは一味違う。湿度と>>続きを読む
『イーダ』『COLD・WAR~』のパヴェウ・パヴリコフスキー監督デビュー作。
コチラはカラー作品。やはり随所でハッとするような映像美が素晴らしく、冒頭からグッと惹き込まれる。
風光明媚なヨークシャ>>続きを読む
面白かった!スッキリ爽快サスペンス・コメディだった。
平凡な主婦が、謎の娼婦と衝撃的な出会いをし、女として、人間としての生き方を再考してゆく過程を、ユーモアたっぷりに描いたフランス製コメディ。
タ>>続きを読む
コレはれっきとした反戦映画であり、ラブストーリーであり、ある意味ホラーでもあった。
鑑賞する毎にイメージを裏切られる若尾文子。と言うことは、そもそも持ってたイメージが的外れだった事が今更判明。
い>>続きを読む
気になってたダニエル・シュミット監督を初鑑賞。
第二次世界大戦下のモロッコを舞台に、外交官の男が赴任先で出逢った人妻に身も心も奪われていく様を描いた作品。
愛に溺れた男の彷徨いと破滅を赤裸々に描き>>続きを読む
キューブリック作品の中でも評価が低く、ジャンル的にも尺の長さ的にも手が伸びなかったけど…
面白かった!かなり好き!
恥ずかしながらスパルタカスの英雄ぶりを知らなかったので勉強にもなった。
監督初の長>>続きを読む
ルイ・マル監督の『鬼火』と同じ原作で現代のオスロを舞台に描いた作品。
う~ん、こっちを先に観てたらどうだっただろう…?
『鬼火』を観てしまった今観るとやっぱり格の違いを感じてしまう。
他の出演作品>>続きを読む
鑑賞記録。
新作公開で巷で湧いてるこのシリーズ。
過去に1作だけ鑑賞済だけど、今となってはどれか分からず…笑
同じ失敗を繰り返さない為にMark!
因みに、旦那様のシリーズ再鑑賞に便乗して1作>>続きを読む
こんな戦争映画ははじめて!
第1次世界大戦中に、フランス軍兵士が軍事裁判によって理不尽に処刑されるという実話をベースにした反戦小説「栄光への小径」を下敷きに描いたキューブリック監督作品。
序盤は『>>続きを読む
フォロワーさんのレビューが気になって、もっと言えば芸術的ラストが見たくて見たくて鑑賞。
昭和な匂いぷんぷん、ツッコミどころも満載、ピリッとしない警察にもうんざり、なんだけど、クライマックスの畳み掛け>>続きを読む
コーエン兄弟製作・監督・脚本。
敬虔なユダヤ教徒として、妻とふたりの子供と平凡な生活を送っていた(はず)の男に、ある日突然、妻が他の男とデキていたことが判明。そこから彼の不幸の連鎖は止まらない……。>>続きを読む
久々のフィルム・ノワール。
やっぱり痺れる~!!
やっぱり好き!
キューブリック28歳のハリウッドデビュー作。才能が光る!緻密さを随所で感じる。
同時進行的にシーンを展開させる巧みな編集、ダイナミ>>続きを読む
最近、やたら気になるチェコ映画。
観たくて観たくて!やっと出会えた今作。
13世紀のボヘミア王国を舞台に、宗教と部族間の抗争に翻弄される少女の数奇な運命を描いた叙事詩的歴史映画。
領主の娘マルケー>>続きを読む
ケイト・ブランシェット圧巻の演技!!
…なんだろうけど、皆さんが絶賛する程ハマらず残念。そもそも『セッション』イメージで観てしまったが故の肩透かし。
クラシック音楽界で頂点に上り詰めたリディア・タ>>続きを読む
随所でB級感と古臭さも感じなくはないけど、やっぱり単純に怖かった。
と言うか怖がらせ方、見せ方を熟知したカメラワークが素晴らしい。緩急つけつつ、ミスリードしつつ、要所要所でビクッとする。殺人鬼の顔を>>続きを読む
トリコロール三部作、順番に観進めて遂にラストは『赤の愛』。
博愛をテーマに『青』からの流れをしっかり着地させた作品だった。
“運命“の意味では『ブエノスアイレス恋愛事情』とか『パリのどこかであなたと>>続きを読む
トリコロール三部作の2作目。
性的不能から妻に捨てられた男が、やがて成り上がり金持ちになって、妻に奇妙な復讐をするまでを描く…。
文章にすると、如何にもフランス的で性に特化した作品に見えるけれど、違>>続きを読む