ジョンさんの映画レビュー・感想・評価

ジョン

ジョン

映画(97)
ドラマ(0)
アニメ(2)

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

-

タクシーの中だとリラックスできてなんか色々話しちゃうんだろうな。乗って0から車内で人間関係が構築されていく感じがすごく良かった。それで降りたら後腐れなく次の客を探すように新しい話にいく。
20歳のウィ
>>続きを読む

エイリアン4(1997年製作の映画)

-

爽快さのかけらもないグロくて胸糞な場面が多かったが、気づいたら終わってて、見終わった後に面白かったなという感情が沸々とくる。正直3が微妙だったので期待値が下がっていて一応完走するか程度の気持ちで見たの>>続きを読む

ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

-

「これはボクシングだ!」とトミーに怒鳴るロッキーだが、最後はまさかのストリートファイト。ロッキーも歳をとってボクシングで戦うことよりも家族のためにリング上以外の場所で戦う1人のお父さんだった。それは人>>続きを読む

アニー・ホール(1977年製作の映画)

-

その監督の作品ははじめてだけどカメラ目線とか回想に入り込んだりとかが明るいコメディの雰囲気を作ってて見やすくて面白かった。ゴダールっぽいので最初フランスの映画かなとも思った。
人生は惨めなのが本質だと
>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

-

どんでん返し系だと意気込むとオチが予想できてしまったりするので、なんとなく軽い気持ちで見れて良かった。ラスト10分の話が一気に加速していくところが面白すぎる。
ヴァーバルの話が伏線となっていくわけだけ
>>続きを読む

アリス(1988年製作の映画)

-

独特なカット、ストップモーションが不思議の国のアリスと組み合わさり、唯一無二の世界観。モノがストップモーションにより動いているが生命感が感じられず、基本的には残酷で不気味で気持ち悪いがそれがアリスの可>>続きを読む

ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

-

思っているよりも深い映画なのはわかるし、伝えたいこともわかるんだけど、おばあさんが車盗んだり警察撒いたりするのはちょっと受け入れられなかった。これが若い人だとわかるんだけどなぜか腑に落ちない。若気の至>>続きを読む

ロリータ(1962年製作の映画)

-

14歳とは思えない、大人っぽくて可愛さもあるロリータに抱く想いがハンバードと同化したとき、ドキドキを罪悪感を共有しながら前半は見ることができる。後半はハンバードの想いがエスカレートしすぎついていけなか>>続きを読む

2010年(1984年製作の映画)

-

2001年ありきなのは間違いないが、キューブリックは関わってないし、アーサークラークも別の話と言っているので基本的には分けて考えるべき。
難解な前作と比べなくてもかなりわかりやすく作ってあり、別の映画
>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

-

初めてこの映画を見た時大抵の人がそうであるようにストーリーがよくわからなくてただ前衛的だったなくらいにしか思わなかったが、小説を読み、しっかりと内容を頭に入れた上で見ると本当にとんでもない映画だという>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

-

「君は悪くない」 「知ってる」 「分かってない、君は悪くない」心の扉が開く瞬間だった。
人に傷つけられてもそれを癒すのも人の力しかないんだよね。本当の友達に出会えて良かった

理由(2004年製作の映画)

-

事件が実際に(映画の中で)起こって、それを映画にしたものを観ていたってことかな。映画の中の映画、だとしたら妙に棒読みだったし、映画の演技というよりは舞台の演技みたいだなと思ったから納得できる。内容は原>>続きを読む

ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

-

アポロはロッキーと同じくらいの好きだからもうこの先のシリーズ出てこないんだという悲しさがあった。ロッキーはあんなにボコボコにされてたのにアポロは数発で死んじゃうって、、。正直いって1、2、3と比べたら>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

-

黒澤作品は深すぎて、レビューで言葉をまとめるのが難しい。この作品ほど普遍的で現代にも刺さる映画はないかもしれない。無風無表情で生きるなど死んだも同然でそれに気づけるのは死ぬと分かってから。何かを残した>>続きを読む

ロッキー3(1982年製作の映画)

-

ほぼお決まりのパターンで安心してみれるが、なんでこんなに面白いんだろう。世界王者として格が出てきたロッキーは有名選手になり、金も持って銅像まで建てられるがリング上ではそんなの関係なしで気持ちと体だけで>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

-

全員が主役級の俳優陣が揃っていて、ラストの泣き叫び合いのシーンの迫力は凄まじかった。その中でも渡辺謙の背中で語る演技には感動した。

バースデーカード(2016年製作の映画)

-

無理やり涙を誘う感じはなくて、すごくいいなと思える映画。親というのは子供が思っている以上に子供のことを考えて、気にしているんだな。それを感じれる私も幸せなんだ。
母親の手紙に振り回されていると思った瞬
>>続きを読む

少年メリケンサック(2008年製作の映画)

-

宮藤官九郎の脚本と宮崎あおいのキュートでポップな演技が最高で、ギャグも寒くなく何度も笑えるところがあった。表情豊かでロックと相性抜群だけどソラニンではエモい演技ができるからすごい。死ぬほど可愛い宮崎あ>>続きを読む

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

-

「中国女」は未鑑賞なので、ステイシーマーティンとゴダール映画リスペクトの映像を楽しむだけになってしまったがそれだけでも楽しめた。2017年の映像で見るゴダールの映像技術はよりセンスを感じてすごく良かっ>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

-

ダークナイトの印象だと人の弱さや悪意を見て喜ぶ悪の権化のような人間だと思っていたけどこの映画ではあまり悪の要素は感じず、ただ必然的にそうなっていったように思う。あの環境だと犯罪を犯さない人はいないんじ>>続きを読む

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

-

珍しくアンナカリーナの表情が豊かで手で身長を測るシーンやダンスのシーンがキュートだった。ゴダールのアンナ愛が伝わってきた。会話は相変わらず小難しい話が多いが哲学的な言葉が多く、綺麗で美しい。でもナナは>>続きを読む

軽蔑(1963年製作の映画)

-

シネマスコープいっぱいに広がる海と森。気狂いピエロや勝手にしやがれとはまた違うゴダールのセンスが光っていた。
ストーリーは暗めで夫婦関係が破綻していく様子が描かれているのだが、カポナ島のロケーションや
>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

-

音楽が登場人物の心情とリンクしてより没入することができた。先の見えない展開とメッセージはこの先もずっと残っているべき作品だなと感じた。
4人目の人でさえ盗んで逃げて嘘をついて、ある意味1番タチが悪いか
>>続きを読む

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

-

前作がやりたい放題だったのでそこの辻褄合わせがメインなんだけどちゃんと面白かった。殺し屋から解放されて、心置きなく母親ができるというハッピーエンドで予想を裏切られたので少し肩透かしされたが、この世の全>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

-

海外の日本のイメージでよくあるサムライとかニンジャとかヤクザとか、そんなものだらけだけど、日本愛に溢れていて、ツッコミどころも含めて楽しめる作品。ものすごい数のオマージュがあるのはわかるけど日本に住ん>>続きを読む

キング・コング(1933年製作の映画)

-

ストップモーションのアナログキングコングはなんかCGよりも表情が怖くて迫力があった。撮影にはとてつもない時間がかかったそうだが、今の時代に見ても現代の技術を使った映画とはまた違った良さがたくさん見つか>>続きを読む

空気人形(2009年製作の映画)

-

レビューが難しい作品だけど、カゲロウの話は印象的だった。胃も腸も無い空っぽの生き物。のぞみも空っぽだけどじゃあ人間がそうじゃ無いかと言われると難しい。空の器に心が入ったのぞみは人間、社会に対して何を思>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

-

映画は一方通行ではいけないが、侍、百姓、野武士までもしっかりと心情を描写していて時代の切り取り方が素晴らしいなと思った。時代劇もあまり見ないし史実も詳しくないが
リアルだと感じざるを得なかった。どちら
>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

-

ニューヨークの街を1人で背負うトラビス。戦争で受けた深い傷だけが残ったまま孤独に淡々と生きるって辛いし難しい。トラビス生き様って今の時代だと気持ち悪いで片付けられるけどあの時代だとどうだったんだろう。>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

-

命、司法、愛、様々なテーマが重なって重厚すぎる3時間だった。全く長く感じなかった。結局不思議な力ってなんなのかとか、コーフィの正体とかわからなかったけど別にそこは重要じゃないかな。神の使いって事で十分>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

-

いろいろ詰め込んでて濃厚な90分だった。でも90分ということに意味があるって新しいんじゃないかな?この映画もポンポさんが作ってそうだった。
たくさんの展開と要素がある中で、撮ってる映画と自分が重なって
>>続きを読む

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

-

これを公開当時に見ていたら腰を抜かしてたと思う。本物のヘリと爆破、死体の山、水牛を本当に殺したり、スケールが違いすぎる。
正直内容についてはすごく深いもので、ストーリーは追えたが理解できてない部分がほ
>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

-

ナタリーポートマンの歴史に残る神演技。もし撮影のためにバレエを始めたとしたならとてつもない役作りだし、不安や狂気の表情もすごくて見ている側にびっしり伝わってくる。ラストのブラックスワンのダンスはまさに>>続きを読む

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

-

美しい男たちのBLとして見るか、行き場のない若者の青春映画として見るか、芸術的なインディーズ映画として見るか。きっとどれも正解だと思うけどなんかずっと見てられるなってそれだけでも良い気がする。
それぞ
>>続きを読む

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

-

なんか老けてないか?当時何歳なんだ?と思ったら46.7歳で薬物の過剰摂取なども考えると割と妥当な見た目だった。
裏話的なものも含めてオズの魔法使が好きで気になって見てみたが、こんなに悲しい最期だったと
>>続きを読む

めまい(1958年製作の映画)

-

ヒッチコックのジャンルにとらわれない面白さが炸裂していて、ラスト10分の恋愛メロドラマからサスペンスにギアチェンジするところがとても良かった。軸はミステリーだと思うけど、そこのストーリーも複雑ながらも>>続きを読む

>|