lazysaruさんの映画レビュー・感想・評価

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犬王(2021年製作の映画)

3.4

これは劇場のスクリーンで見るべき映画だったと思う。そのほうが魅力的だっただろう。
友魚と犬王のバディ、どこまでも駆け抜けてゆくのか共に折られるのかとハラハラしたら、ああいう形で分かれてしまうのは辛かっ
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陰陽師0(2024年製作の映画)

3.3

あの二人の出会いの頃か、と思い観た加算点が少々あったかも。源博雅のピュアさが好き。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

2.5

前半一寸ダレ気味だったが、ウタが暴走始めてからが本骨頂。

八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.3

母性ってなんだろう、とか。自分の存在を愛す、とか。母性に思い切りフォーカスしてるせいか、男性の描かれ方が本当にツマのようで、面白いな。

ブラック・ジャック(1996年製作の映画)

2.5

うーん。ブラックジャックのパラレルワールドみたいに感じた。先生もピノコも別人みたいで…。先生は何だか物わかりが良いし、ピノコ、中身は大人の女性のはずなのに子どものようで、これは違うキャラだと割り切って>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.4

孤高の湯川先生が若干、いや結構丸くなった気がするのが少々残念。とはいえこれはきっと親友の草薙氏の苦悩を思い遣る故であろうか。犯人像に迫る中で二転三転する展開は満足できた。

居眠り磐音(2019年製作の映画)

2.9

ストーリーは入りやすく楽しめたが、急ぎ足で話が進んだ感じ。あっという間に主人公の出奔後に場面が切り替わっていたり、幼馴の許婚の今の立場の見せ方など、唐突でえっと思ったし、そこに至る描写はもっとゆっくり>>続きを読む

学校(1993年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

きちんとした映画だ。安心して観られる。教育とは何かをきちんと描いていると思う。最後、幸せとは何かと西田演じる教師が問う。これに答えが出ない。そこが良かった。幸福とは、正義とは、愛とは。そんな問いに対し>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

自然の前には善悪や正誤はなくて、世界とはただ"在る"、事象はただ"起きる"、けれど人にとってそれが結果的に喜怒哀楽に解釈されるだけで…。人の都合で言えば災害は悲しくて困ることなんだけど、それは人の勝手>>続きを読む

ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.5

セリフ少ない。状況説明少ない。観るものに不親切。だから考える。何故ループが起こっているの?何故彼女は死なねばならなかったの。何故彼は殺したの。秘密の多い彼女。秘密の多い犯人。秘密の多い主人公。観るもの>>続きを読む

おとうと(2009年製作の映画)

3.5

こんなよく出来たお姉さんいるんだろうか、ってよりこの深い愛は姉というよりもうお母さんじゃねと思いつつ、弟が子供すぎるやろ男は心に何時迄も少年を飼ってるどころのレベルじゃないぞガキ過ぎやろと憤りつつ…気>>続きを読む

共謀家族(2019年製作の映画)

3.5

人と人は対等ではない。持てるものと持たざるものの間の大きな隔たり。主人公が喜捨をする姿が印象的だった。彼は立場の違う人に与えることができる人。最後、愚かな少年の両親にも彼は与えることを選んだ。それを仏>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

美しい映像、多層的でファンタジックな世界観、思わせぶりで深読みしたくなるストーリー。観終わった後、あれはこんな意味だったのかなぁと振り返る楽しみもあり。たくさんの扉が異なる時代や世界につながっている表>>続きを読む

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公の強かさ。ワクワクとテンポよく観たが、最後えーっそれで終わり?!と打ち切られた感。エンドムービーでその後を見せる感じか。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

50年前のフランスのアニメーション。絵柄がきれい。電子音のBGMは今の耳にはなんとも心細さや不安感を掻き立てるように聞こえて物語と合っていると感じた。何処かの惑星イガムを舞台に支配者側である巨人ドラー>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

痛快アクションコメディー。猫かわゆい。どんでん返し何度もありハラハラ。後半二人のダンスバトルからスケートアクションに爆笑。記憶を操作されたスパイに身内になりすました敵が牙を剥く設定にトータルリコールを>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

「見えているのか…?」のくだりは緊迫感がありハラハラした。そして暗い。救いがないなぁ。恐怖モノとして、主人公や若君の男の子の善意はあるのだけれども、それより保身や欲から生まれる悪意が勝っていて、最後ま>>続きを読む

身代わり忠臣蔵(2024年製作の映画)

3.5

コメディだし、ムロさんのニセ上野介と永山さんの内蔵助がバディになっちゃってるし最後はこれどう着地させるつもりなんだろうと思ったが、最終的には収まる所に収まった感じ。コミカルなシーンとホロリと真面目な部>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.2

痛々しい。子供の時に負った傷は、それも癒えずに抱えたままのそれは、大人になっても触れなば血を噴き出さんばかりに痛々しい。誰かに、正しく聞いてもらう。裁判のあの場で、彼女が少し救われただろうか、どうか救>>続きを読む

ある会社員(2012年製作の映画)

2.8

最初のアクションは良かった。それ以降は少し陳腐に感じた。

ひとよ(2019年製作の映画)

4.0

お母さんが強いよ。音尾琢真さんはじめ回りの皆もとてもいい。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.8

原作との違和感もほとんどなくとても楽しめました。長い話なのでもちろん続編も楽しみにしています。個人的には白石がよい。極寒の川に落ちた時の杉元との掛け合いも、ニョロニョロ脱獄手引もキショおもろい。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.2

双葉さん、安澄ちゃん、強すぎるよ、と思ったけれども、背景がきちんと設定されていたので、観進めるにつれて納得できた。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

胎児の脳に若く成熟した女性の体を持つベラの冒険譚。ダークファンタジー。緻密に作り上げられた世界観と映像で、現実か夢か曖昧になる奇妙な感覚に誘われる。最初モノクロの閉じた世界しか知らなかったベラが旅に出>>続きを読む

探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.3

高田がいてくれて良かった。ハリツケ船で痛笑い。

ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.0

踊りを楽しむものとのんびり気楽に観ていたら
、ラスト30分の怒濤のストーリー展開にナニナニナニ!そしてお父様が予想の上行くスーパーヒーローで笑み。

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

3.2

前作より安定感ある、言い換えると無難にまとまってると感じた。個人的感想です。

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.5

昭和ハードボイルド。一寸、一期の頃のルパン三世っぽい?バディ要素もあって刺さりました。

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

4.5

ドキュメンタリーであるのでスコアは付けにくかったが、一人でも多くの人に見てほしいので付けた。建国以来閉ざされた彼の国。中の人が自国をユートピアで自国外を地獄だと信じるのと同様に、我々も彼の国の中の事に>>続きを読む

64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

3.5

前半で巻かれた種を一気に刈り取る感じ。次々と話が進展して全く退屈しなかった。14年前からの苦しみを抱えた被害者の家族、捜査官、父の立場、組織の歪、犯人と家族の思いが一気にくる。

64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

3.5

後半で一気に刈ってくるので、前半は見てて重い感じ。続く

JSA(2000年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

スヒョクは己の記憶をも偽っていたのかな。人の心はそれほど強くないから。いつも冷静だったのはギョンヒルだけ。だから彼の言葉は真実であり、スキョクの良心と命を撃ち抜いてしまった。この四人の場所が線の同じ側>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

2.8

心がない主人公。満足なのかな。満たされたのかな。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

不思議な映画。自分が中の世界に引き込まれるのではなく、中の一人ひとりの日常が漏れ出てくるのをそっと受け止めるような、親しい人の日常を覗き見ているような。誰かひとりが世界の主人公なのではなく、一人ひとり>>続きを読む

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