昨年の作品でなかなか面白かった『コンペティション』の監督(ガストン・ドゥプラット&マリアノ・コーン)の作品をU-NEXTで見つけて鑑賞。
アルゼンチンとスペインの合作です。
かつて故郷を捨て、別の地>>続きを読む
フィクションだとハッキリ謳っていますが、今となってはケネディ暗殺は実際こんな感じだったんでしょ?・・・と思える内容。
オリバー・ストーンのドキュメンタリー『JFK/新証言 知られざる陰謀』を見た後で、>>続きを読む
ケネディ暗殺から60年目にあたる昨年公開されたドキュメンタリー。
監督は約30年前に『JFK』を撮ったオリバー・ストーン。
新たに解禁された機密文書から衝撃の真相が・・・という謳い文句につられて観たも>>続きを読む
ノーマン・ジュイソン追悼その2。
本作もジュイソン監督の代表作の1本、ロック・ミュージカルです。
有名なテーマ曲は何度も聴いたことあるものの、観るのは今回が初めて。
ミュージカルが苦手な私が唯一オー>>続きを読む
ノーマン・ジュイソン監督追悼。
ジュイソン監督作と言えば、『夜の大捜査線』『華麗なる賭け』『屋根の上のバイオリン弾き』などもう何度も観ている古典的な名作群を撮った巨匠。
他に『アメリカ上陸作戦』や『シ>>続きを読む
ジャケ写をパッと見てエイリアンの電話?ソファ?それとも宇宙船?と思っていたら、エイリアン本体でした。
これ正面なのでわかり難いですが四足歩行で、洋服ブラシのような前足(手?触手?)をこすり合わせて会話>>続きを読む
車大好き高校生が手に入れた真っ赤な車クリスティーンは、実は邪悪な力で持ち主を操る呪いの車・・・。
妖刀村正(ムラマサ)の車バージョンとでも言いましょうか。
ジョン・カーペンターらしからぬ傑作2本『遊>>続きを読む
「美しい人生よ~♪ 限りない喜びよ~♪」(歌:松崎しげる)。
この曲(愛のメモリー)がヒットしたのは映画よりもちょい前・・・映画とは全く関係ありませんが。
本作の原題は“Obsession(強迫観念>>続きを読む
監督ジョン・フランケンハイマー、主演バート・ランカスター(本作でヴェネチアの主演男優賞受賞)の力作ながら、アマプラで見つけるまでこの映画の存在すら知りませんでした。
原題は“Birdman of Al>>続きを読む
年明けからあまり観たい新作映画がなくて、1月は劇場はパスかもと思っていたら、本作の先行上映を当日みつけて仕事帰りに鑑賞。
今年1本目の劇場新作は、当たりでした。
ヨルゴス・ランティモスの長編を観るの>>続きを読む
「奥様は魔女だったのです・・・」のサマンサとダーリンのTV版ではなく、ニコール・キッドマンの映画でもなく、それらの着想の元(?)になったと言われるルネ・クレール監督作。
着想の元と言っても、お話はずい>>続きを読む
初見です。『ランボー2・3』や『ロッキー4』と同時期の作品。
スタローン版『ダーティ・ハリー』を目指したというハデな刑事アクション。
でも『ダーティ・ハリー』とかなり違うことはジャケ写が既に物語ってい>>続きを読む
原題は“Post Mortem” ハンガリーのホラー映画です。
語源はラテン語の“Post(後)”と“Mortem(死)”を組み合わせたものですが、医学的には検死や解剖、ビジネスでは反省会や事後評価の>>続きを読む
ジム・ジャームッシュ作品で唯一の西部劇。
長編6作目で『ナイト・オン・ザ・プラネット』の次の作品。モノクロ。
思ったよりもしっかりと凝った時代考証で美術・衣装・小道具も本格派。
いわゆる正統派ともマカ>>続きを読む
真冬に真夏の映画を観てしまいました。
原作は先頃亡くなった山田太一。
本作は公開時にも観たし、LDも持ってました。
今回は昔買ったまま未読だった原作単行本をようやく読んでからの久々の鑑賞。
公開当時>>続きを読む
ヴェンダースの映画を劇場でみるのは『ベルリン・天使の詩』公開時以来なので35年ぶり。
何事も起きない退屈な日常が淡々と描かれると聞いて観てみたらとんでもない。
何も起きないどころか、私にはなかなかに刺>>続きを読む
午前十時の映画祭でかなり久しぶりの鑑賞。
1976年の5カ国(伊・英・西独・仏・米)合作のオールスター・パニック映画。
米軍が極秘開発した細菌兵器を浴びたテロリストが大陸横断列車に逃げ込み、ウィルスは>>続きを読む
すごい邦題ですが原題はシンプルに “PAULETTE”(ポーレット)。
主人公のおばあさんの名前です。
ジャケ写はなんだかホラーっぽいですがコメディです。
CSで放送中のフランスの老舗映画会社「Gau>>続きを読む
林檎と漢字で書くと“ふぞろい”を連想する世代です(山田太一)。
もしくは“林檎殺人事件”(樹木希林・郷ひろみ)。
ついでに、りんごとハチミツと言えば、「ハウスバーモントカレーだよ~♪」(西城秀樹)とい>>続きを読む
この題材だとジャン=ピエール・ジュネの『デリカテッセン』を思い出します。
あちらもフランス映画でしたが、お国柄?
肉屋の夫婦が宿敵のヴィーガンたちを殺し、その人肉をイラン豚だと偽って売ったら大ヒットし>>続きを読む
ホラーっぽいタイトルが気になりつつもポスターとのギャップにとまどい長い間スルーしてきた本作、フィル友さんたちの評価が非常に高いので22周年リバイバル上映を機に劇場鑑賞してきました。
ポスターの女子二>>続きを読む
いい話なのに、ここまでヒドイ邦題はひさしぶり。
原題は“We Bought a Zoo”(動物園を買っちゃった)。
閉鎖されていた動物園を動物ごと買い取って再建したジャーナリストの実話の映画化です。>>続きを読む
日本劇場未公開で未DVD化の珍品をU-NEXTで見つけて鑑賞。
これは怪作というか異色作というか、なかなかの拾い物でした。
主役はリー・マーヴィンですがフランス映画。舞台もフランス。セリフは英語。>>続きを読む
『十三人の刺客』に次ぐ工藤栄一監督の集団抗争時代劇の第2弾。
脚本も『十三人~』と同じく池上金男(池宮彰一郎)、ジャケはカラーですがモノクロ作品。
『十三人~』と本作と『十一人の侍』で工藤監督の集団抗>>続きを読む
またも長尺作品なんで劇場鑑賞はパスしようかと思っていたところ、たまたま健康診断で有給になり前日は夜9時から飲食禁止、しかも今回は胃カメラなのでバリウム後の下剤の影響も心配ナシ、診断後はそのまま飲食せず>>続きを読む
ライアン・オニール享年82歳の追悼作品としてセレクト。合掌
私の場合は公開当時に観た『遠すぎた橋』(1977)や『ザ・ドライバー』(1978)あたりでR・オニールのイメージは止まっているので、できるだ>>続きを読む
1作目『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』の5年後に公開された続編。
約ひと月前に観た前作の記憶が完全消滅する前に、そろそろと思い鑑賞。
今回は前作の目的地だったメキシコから、ブルターニュ>>続きを読む
50年前に公開された『エクソシスト』のウィリアム・フリードキン監督も原作者のウィリアム・ピーター・ブラッティも亡くなった今、新「エクソシスト」三部作開幕との触れ込みで公開された新作。
本作は1作目の>>続きを読む
一昨年の新リメイクの『ハロウィン』、昨年の2作目『ハロウィンKILLS』に続いて3年連続の最新シリーズ鑑賞(どれも配信ですけど)となりました。今回が完結編。
なんですか、これは?
この人ダレ?
え、>>続きを読む
公開時に『ストレンジャー・ザン・パラダイス』は観た記憶があるけど、本作は観たような観てないような・・・でも全く記憶が無いので観てないのでしょう(たぶん)。
ちなみに確実に観たはずの『ストレンジャー~』>>続きを読む
山田太一氏の訃報を聞き、追悼作品としてセレクト。
でも本当は山田太一脚本と言えばやはり映画よりTV、それも連続ドラマ。
『ふぞろいの林檎たち』『想い出づくり』『男たちの旅路』『早春スケッチブック』『岸>>続きを読む
『ゴジラ -1.0』に続いて本作も、う~ん・・・
正直、予告編で観た以上のものは感じられず。
演技も皆さん映画というよりコントと言ったところ。
でもそうならもっと笑わせてくれないと。
撮ってる側の皆さ>>続きを読む
う~ん・・・
途中までホントにこれゴジラ映画? と思ってしまったのが正直なところ。
これでは『永遠のゼロ《ゴジラ編》』か『三丁目の夕日《ゴジラ編》』といった印象。
それでもドラマの質が高くて面白ければ>>続きを読む
円谷プロ創立60周年記念の「円谷映画祭2023」の一環、ウルトラセブン55周年記念として制作された劇場用ドキュメンタリー作品が、気づくと私の地元でもひっそりと公開されていました。
セブンをメインにシリ>>続きを読む
尺も80分と手頃でなんとなく鑑賞したフランスのアニメが、実はとんだ大物作品でした。
まず1980年の作品にしては妙にクラシック・テイストだなと違和感。
フルモーション・アニメで動きも滑らか、各キャラも>>続きを読む
いろんなジャンルをこなすリチャ-ド・ブルックス監督のアクション西部劇、久々の再鑑賞。
モーリス・ジャールのノリのいい音楽に乗ってテンポのよいオープニング。
様々な映画でチーム・リーダーを演じるリー・マ>>続きを読む