映画に関する本を読んでいたら、現存する最も古い日本映画ということで紹介されていたので。
更科姫が優雅な外見をかなぐり捨てて、恐ろしい鬼女の正体を現わして立ち回りを見せるさま。
歌舞伎をはじめ、日本>>続きを読む
続けてベルイマン三作目。
やっぱり三本ぐらい観ると、その監督の個性というか作家性のようなものの手触りが、なんとなく実感出来てくる。
冒頭からセンセーショナル!怒涛のモンタージュに白背景のクレジットは>>続きを読む
カランさんから薦めていただいた『野いちご』が自分の初ベルイマン。そのコメント欄にて、のんchanさんから薦めていただいた『仮面/ペルソナ』と『狼の時刻』のレンタルDVDが数日前に到着。
Filmar>>続きを読む
大谷のドジャース移籍の入団会見を見ていて、そういえば新しいドキュメンタリーがあったなと思い出してそのままの勢いで。
インタビューベースで大谷のキャリアを振り返るドキュメンタリーなので、良くも悪くも下>>続きを読む
これはもう観る前から、絶対ヤバイやつだ!好きなやつに違いない!と直感が言ってた。タイトルとポスターヴィジュアル、あとは平均スコアが高めだと言うことぐらいしか前情報はなかったけど。そしたらやっぱり案の定>>続きを読む
シドニー・ルメット監督作品はこれが初。
監督にとってもこれが最初の作品のようなので、初シドニー・ルメットにはもってこいだろうということで。
これは面白い!
観た人と何時間でも、いろんなところに派生し>>続きを読む
イ・チャンドン監督の『バーニング』のコメント欄にて、genarowlandsさんが村上春樹繋がりで今作についても言及してくださって、そういえばタイトルは知っているけどまだ観てなかったなと思い至り。>>続きを読む
行ってきました『ナポレオン』!
池袋グラシネサンシャインIMAX字幕にて。
映画をたくさん観るようになって、ひとつ激しく後悔していることがある。世界史は暗記量が多いというくそしょーもない後ろ向きな理>>続きを読む
リドリー・スコットの『ナポレオン』への予習として、リドリー・スコットも敬愛しているというキューブリックの『バリー・リンドン』を。
すごい…観客に媚びる気配全くなし。
ストイックすぎるぜキューブリック>>続きを読む
明日『ナポレオン』を観に行くので、その前に何かリドリー・スコット御大の作品観とこうかなぐらいの軽い気持ちで観たらこれがもう最高。めちゃくちゃ良かった。
リドスコ作品は『エイリアン』『ブレードランナー>>続きを読む
『ピーターパン』といえば、子供の頃に『美女と野獣』や『アラジン』と並んでビデオテープが擦り切れるぐらい観ていたディズニーアニメ。台詞を本編と同時に言えるぐらいには繰り返し観ていたけど、それは好きだった>>続きを読む
ここらでちょっと新しい刺激を入れたいぞなもしということで、名前はよく聞くのにまだ一作も観ていなくてやきもきしていたポール・トーマス・アンダーソンを。
PTA(Paul Thomas Anderson>>続きを読む
鈴木清順二作品目!
『ツィゴイネルワイゼン』のコメント欄にて、bennoさんより浪漫三部作の他二作も是非とオススメいただいていた本作。
『ツィゴイネルワイゼン』で耐性が出来たのか、鈴木清順初体験に比>>続きを読む
エルンスト・ルビッチ監督作品は三作品目。ルビッチ監督ならこちらも!とのんchanさんからおすすめをいただきまして。
グレタ・ガルボ出演作品は『クリスチナ女王』に続いて二本目かな?今作で何より印象的な>>続きを読む
なんか不思議なバランスの映画だ…
なんだろう…最初は大人の恋愛モノかな?と思ったけど、大人っていうより良く言えば純粋、悪く言えば幼稚な恋愛というか…
なんか登場人物たちの年齢がどれぐらいなのかいまいち>>続きを読む
イ・チャンドン監督四作目。
これはもう間違いない。
俺はこの監督の作品が大好きだ。
ここへ来て自分の中でのイ・チャンドン監督の存在感はうなぎ登りで、好きな監督は誰かと聞かれれば確実に五本の指に入る。>>続きを読む
ちょっと待ってくれ……
こんなことって…
『オアシス』、『ペパーミント・キャンディー』と来てイ・チャンドン三作品目『バーニング 劇場版』。
これも最高なのかよ。
どうなってんだ。
いよいよほんとに>>続きを読む
外出中に突然空白の時間が出来たので今から観られる映画はないかと調べたら…
なんと『首』がドンピシャ!ラッキー!
新作を楽しみにしている数少ない日本監督だし、結構期待して観たんだけど。んー……なんだろ>>続きを読む
仲良くさせていただいているgenarowlandsさんやsnatchさんが書かれていた『イ・チャンドン アイロニーの芸術』のレビューを拝見して、ハッとした。
イ・チャンドン…
この人のことをすっかり>>続きを読む
連チャンスピルバーグ!
流れとしては『カラーパープル』→『太陽の帝国』と来ての(間に『世にも不思議なアメージング・ストーリー』もあったけど)、ここでインディ・ジョーンズ三本目だったんだな。
冒頭大>>続きを読む
スピルバーグ中盤戦。続いてはタイトルすら全く聞いたこともなかったコチラ。
基本的にあらすじも何にも読まずに観始めるので、冒頭のイントロダクションを観るまで第二次大戦のしかも日本に関わる話しだとは知ら>>続きを読む
先日いつものようにFilmarksをフラフラしてたら大好きなケリー・ライカートの試写会情報を発見...!いよいよ今月日本公開の『ファースト・カウ』のさらにもいっこあとの最新作『ショーイング・アップ』の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ヒッチコックは『めまい』に続いて三本目。
面白いなあ、これも。
そもそも表ではなく裏窓から他人の生活を覗き見る主人公という設定それ自体が、いくつかのより映画的なテーマ性を孕んでいて魅力的。その魅力的>>続きを読む
スピルバーグ→溝口→ゴダールのルーティンがマンネリする前に、適度に他のも挟んどこう思いまして。もったいぶらずに初めましての監督の作品もガンガン観ていこうキャンペーン実施中。お初のジョン・カーペンター監>>続きを読む
溝口作品三作目にして、いよいよ溝口健二の凄さを実感し始めている。もしかすると自分は、小津安二郎や黒澤明よりも溝口健二が好きなのかもしれない...まだどの監督も観てる作品数が少ないので明言は出来ないけど>>続きを読む
スピルバーグ作品もそろそろ中盤ぐらいに差し掛かってきたかな?こちらも『トワイライトゾーン』的なテレビシリーズのオムニバス映画。『トワイライトゾーン』はオムニバスとはいえまだ1本の映画として多少のまとま>>続きを読む
あーあ、やられちゃった。
ゴダール三作品目にして完全に仕留められてもうた。遅かれ早かれ、なんとなくそうなる予感はしていたけれど。
最近は映画の一丁目五番地ぐらいまでは入ってこれたかなーと思うけど、そ>>続きを読む
『雨月物語』でどえりゃー衝撃を受けて、溝口健二をもっと観せてくれ!ゆうことで早速二作品目。
…これもいいなあ。
オープニング、ああいう感じの曲をなんて呼ぶのか分からないけど、ノスタルジックな気分の陽>>続きを読む
黒人でないとはいえ人種差別についてはスピルバーグ自身も当然思うところがあるだろうし、だからこそ余計に敏感にもなるはずで。原作ありきの今作は黒人が白人から受ける差別に限らず、黒人のコミュニティの内部にお>>続きを読む
あれも観たいこれも観たいのブルーハーツ状態が一向に止まらないけど、とにかく焦らずひとつずつ。次はゴダール。『勝手にしやがれ』に続いて二作品目。
これは…
この作品をどう捉えるかで勝手に表明されてしま>>続きを読む
フォローさせていただいているbennoさんがヒッチコックマラソンを軽快に走っていて、そういえばヒッチコックもあれもこれも観たいと思っているのに全然観れてないな〜と思い至り、とりあえずベタなところから少>>続きを読む
続いてのスピルバーグ作品はやや変化球ぎみのコチラ。スピルバーグ製作による60年代のテレビシリーズの映画化らしく、複数の監督によるオムニバス形式の構成。まだまだ映画白帯の自分は、スピルバーグ以外の監督名>>続きを読む
溝口健二。
映画の世界に深く潜り始めると、だんだん目にすることの多くなる名前。
日本に生まれ、映画が好きと言っておきながら溝口健二を観ていないなんて、いつまでもそんな鼻たれ小僧ではあかんやろゆうことで>>続きを読む
スピルバーグ作品の中でおそらく幼少期にいちばん観たのが『E.T.』だけど、それでも30年近く前のことなので思ってた以上に記憶は抜けていて、なんならエリオット君の顔が『ジュラシック・パーク』のティム君と>>続きを読む
ここ最近スピルバーグ作品を『激突!』から観直していたところ、いつも仲良くさせていただいているのんchan( @nonno1616 )さんやボブおじさん( @bobsan )さんから「『フェイブルマンズ>>続きを読む
映画は娯楽で興行でエンターテインメントだ!という監督がいて、そういう映画が好きな人がいて、それを評価する社会があって。それももちろん良いと思う、というか当然のことで何の文句もないけれど、ケリー・ライカ>>続きを読む