あの触れたらケガしそうなジェームズ・ギャグ二ーの雰囲気、大雨の中復讐に向かうあの表情、家に帰ってきたトムの姿などなど印象的なシーンもあったけど…うーん。という感じ。
『犯罪王リコ』『暗黒街の顔役』と>>続きを読む
なんでか分かんないけどなんとなく、絶対好きなタイプの映画を撮る監督のような気がしてたキシシュトフ・キエシロフスキ。これが初めてのキシシュトフ・キエシロフスキ。何度読み返しても覚えられない名前のキシシュ>>続きを読む
『セント・オブ・ウーマン』で改めてアル・パチーノの魅力にほだされて、おかわりを所望。アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの共演ということで前から気になってはいたものの、長めの作品なのでタイミングを伺っ>>続きを読む
これは…とにかくひたすらにアル・パチーノに圧倒される映画だ。あの迫力、存在感、彼が出演しているというだけで、駄作なはずがないと思える絶大な安心感。
頑固な盲目の退役軍人役があまりにもどハマリしてた。>>続きを読む
『AKIRA』の時と同じ衝撃が再び…
君がフランケンシュタインじゃなかったのねー!!!!!!!!
え、これってみんな当たり前に知ってること?なんで今まで誰1人としてこのことを教えてくれなかったんだ>>続きを読む
フランスの巨匠ルネ・クレール作品はこれがお初。
機械化が進み急速に近代化する大量生産の時代を皮肉るコメディといえば、チャップリン御大の『モダン・タイムス』だと思っていたし観ている間も似てるな〜と思っ>>続きを読む
観てしまった。
ついに、観てしまった。
怖くて、醜くて、愚かなのに、なぜこんなにも尊くて、美しいのか。
あまりの衝撃に、言葉を失う。
この感情に、抵抗出来ない。
圧倒的無力感。
この作品について、自>>続きを読む
宮崎駿の「空白の4年間」といわれる期間。1979年に公開された『ルパン三世 カリオストロの城』から1984年公開の『風の谷のナウシカ』に至る4年間だ。その間に結局実現には至らなかったあるひとつの一大プ>>続きを読む
漫画原作という点で言えば『ホーホケキョ となりの山田くん』と同じベクトルにある作品だと思う。原作に敬意を払い、あくまでも原作の良さを最大限活かすためのアニメーション表現による再解釈。原作漫画は読んでい>>続きを読む
ここ最近で高畑勲に骨抜きにされてしまった自分にとっては避けて通れない作品がまだいくつか残っている。その内の1つが、『太陽の王子 ホルスの大冒険』だ。
とは言ってもまぁ1968年の作品だしなと多少なり>>続きを読む
絶句。
これがノーランのデビュー作…
監督・脚本・製作・撮影・編集を1人でこなした上に製作費は6000ドル程度…?
しかも当時まだ28歳とかで…?
作品時間も70分に超絶スッキリまとめて…?
それでこ>>続きを読む
序盤はどの辺が海賊やねんとなるけど、なるほどそういう経緯なのか。いわゆる海賊のイメージよりは幾分清潔で神々しい雰囲気のエロール・フリンが魅力振りまきまくり。最近古典作品の鑑賞が続いているけど、今作のヒ>>続きを読む
たまらん…!たまらんな〜
ダンスと歌はもちろんのこと、お話しにもひねりがあって。やっぱりミュージカル映画が好きなんかな俺は。多分そうなんだろう。たまに観るこの人工的な多幸感がたまらんのよね。
フレッ>>続きを読む
これがあのグレタ・ガルボ…
彼女の出演作品はおそらく初鑑賞。
凛としたオーラのある人だ。
6歳でスウェーデンの女王となったクリスチナ。史実に基づいた解釈と作品独自の解釈の境目は分からないものの、聡明>>続きを読む
ダンスをやっていたこともあって舞台に立った経験があるからこそかもしれないけど、ミュージカル映画、バックステージもの、好きだな〜。まぁ今作に関しては人物が急に歌い出したり踊り出したりする訳じゃなくて、あ>>続きを読む
『スカーフェイス』より先にこっちを観といた方が、いろんな意味でどっちもさらに楽しめたかもな〜…でも『スカーフェイス』がこの『暗黒街の顔役』にすごく敬意を持って作られた作品だったということはよく分かる。>>続きを読む
エルンスト・ルビッチ作品はこれが初鑑賞。
軽妙洒脱、全体にとても優雅で洗練された印象がある。登場人物同士の会話の駆け引き、表情、仕草、間合いで魅せる。台詞もいい。泥棒モノといえば!みたいな派手なアク>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
面白い!!
よく出来てるな〜!という印象がまず先に来る。THE・お手本という感じ。
これが刑務所モノ、脱獄モノの走りであるというのも納得。後世のあらゆる作品に多大な影響を与えていることが窺い知れる。>>続きを読む
これがドラキュラのスタンダードか。
音楽がほとんどなかったのが印象的。
最初だけ?だったような。
もっとおどろおどろしい音楽が流れてても良さそうなもんだけど。
ほとんど顔芸みたいな主演ベラ・ルゴシ>>続きを読む
素晴らしい!
鑑賞後に1人で拍手してしまう作品はそんなに多くない。自分には珍しく、お話の出来栄え云々はほとんど度外視でこのスコア。
切り絵というか、影絵による作品。
登場人物、建物、植物、動物、魔物>>続きを読む
あれは小学生だったか中学生だったかはっきりと覚えていないけれど、『モダン・タイムス』を学校で観た記憶がある。その時はまだチャップリンの偉大さに実感を持つことも出来ず、陽気な小さいおじさん程度にしか思っ>>続きを読む
『嵐の孤児』のDVDに同時収録されていたので。
こちらもリリアン・ギッシュ、ドロシー・ギッシュの姉妹コンビ。『嵐の孤児』が1921年だからその9年前か...
どうやら2人のデビュー作らしい。
13>>続きを読む
D・W・グリフィスは『散り行く花』に続いて二作品目。
一目見てすぐ思い出すこの顔、リリアン・ギッシュだ!しかも妹のルイーズ役はドロシー・ギッシュでリリアンの実の妹だと。なんと美しい姉妹なんでしょう。>>続きを読む
ドキュメンタリーに他の映画と並べてスコアを付けるのは抵抗があるけど、あとあとレビューを見返した時に良かったのか悪かったのか分からなくなりそうだし、自分が良かったと思う順で上から並んでおいて欲しいから、>>続きを読む
終わった。大団円で。
この壮大な叙事詩がしっかり完結したのは、原作の強度が高いのはもちろんのこと、あらゆる苦労と苦難を乗り越えながら悲喜交々全てのキャラクターを演じ切ったキャスト達、そしてあらゆるプ>>続きを読む
次のパート2を観てみないとまだなんとも言えないけど、やっぱりこれぐらいのペース感で描かれている方が矢継ぎ早な感じがしなくていい。
冒頭みんなでハリーに化けての逃走劇とかカーチェイス、中盤ロケットを奪>>続きを読む
んー...なんだろうなー...
色々と複雑になってきて諸々理解出来てないのかもしれないけど、前作あたりからかキャラクター達の行動原理とか目的がよく分かんなかったりして置いてかれるんだよな。
それに闇の>>続きを読む
順調に物語のスケールは膨張して、ついに省庁やらも巻き込んだ大事になってくる。ハリーが握る運命と、のしかかる責任は大きくなっていくばかり...
なんとかしないとだけど仲間は巻き込みたくないし、というハリ>>続きを読む
4作目になっていよいよスケールもインフレしてきたぞ。クディッチってワールドカップあるんだ!世界中で親しまれてる競技なのね。だとしたら世界中に魔法使いがすごい数いるのか…魔法使いってもっと敷居の高い存在>>続きを読む
ガラッとテイスト変わったなー!
冒頭ダーズリー家の撮り方からもうずいぶん違う。カメラの置き方、映像の質感と色味。お、これはいいぞ?と期待したその感触が結局最後まで維持された。これは監督変わってるな、誰>>続きを読む
ここからはもうほとんど原作の記憶もなくて、ほとんど初見のような感覚で観れた。
ハリー身体的に成長してる〜!
前作からどれぐらい期間をあけて撮ったのか分かんないけど、そんなに経ってないはずなのに3人の>>続きを読む
いつか観なければと思いながら後回しになっていたハリーポッターシリーズ。熱烈なファンである友人からの半ば強引なプッシュにより、ついに重い腰を上げて鑑賞。小説は最初の2冊ぐらいは読んだかな?
映像化した>>続きを読む
『アウトサイダー』というタイトルと、いかにも不良な若者たちが並び立つメインビジュアルからゴリゴリのロックとかで始まるのかなーと思ったら、ずいぶんセンチメンタルな感じの曲で始まって意外だった。でもエンデ>>続きを読む
うう…
アン…よかったね泣
アニメ版を観ていないのにこっちから観てよかったのか分からんけども勢いでレンタルしてしまったので。原作の翻訳には本当に小さい頃に少しは触れているような気がするが、ほとんど記>>続きを読む
配信では見れなかったノーランの初期作『インソムニア』をDVDレンタルで。字幕がゲジゲジなのを見てそんなに昔の作品だっけ?と思う。2002年…約20年前か。
ストーリーは割と王道のサスペンスという感じ>>続きを読む
もともとアニメの舞台にするためのロケハンで柳川を訪れたのに、最終的には3時間近い長尺のゴリゴリのドキュメンタリーになってしまったという本作。取材を行う中で柳川の人々の水との付き合い方とその歴史を聞き感>>続きを読む