kabayaさんの映画レビュー・感想・評価

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ストレイ 犬が見た世界(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

本当にドキュメンタリーなのかと思うほど、タイミングよく物事が起きるので、そうとう撮りためたのかも
そのまわりに見えてきたものも、勝手に意味づけするものもたくさんあるけど、犬への愛で見続けてしまう
現代
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ミザリー(1990年製作の映画)

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おもろ

顔アップの連なりで、主演2人が一緒に映る時がわりと少ない印象。ゆえに怖がらせる顔と、怖がってる顔、もしくは、なにやら含みがある顔の繰り返しで、なんかコレが怖いとかより、面白さにかわる感じ
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おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

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こんなん泣くよ
ひさぶりに観たけどやばかった

演出の最高さ、イサオ無双だとわざわざ言う必要もないが、それにしたってこの子供時代の面白さと弾けるエモさは、もう本当に近藤さんの力が大きい気がする

ビヨンド 4K レストア版(1981年製作の映画)

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物語性よりも、スプラッター要素の追求に賭けてるのかもしれない。そういう意味では、もしかすると、古典スプラッターのマニエリスム的な位置にあるのかもしれない。知らんけど。

蜘蛛のシーン長すぎて、なんぞ…
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誰がキャプテン・アレックスを殺したか(2010年製作の映画)

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日本語ついてないdvdを買ってしまったのだけど、話についてけないというよりも、音楽の使い方が全く自分達と違うことの驚きと新鮮さ。
CGだけでなく、アイデアと体で作り上げてるところが好印象。仕事あとには
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ホーホケキョ となりの山田くん(1999年製作の映画)

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久しぶりに見た、最高すぎ

祝辞と祝辞のあいだに挟まれたいくつもの小ネタを駆け抜けることしかできない我々、はじける泡のような美しさ
どんな人間も走り出しは遅くて、倒れ掛かるように前へ前へ体を揺らすその
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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

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面白かった
ユーモアも、真面目も同じテンションで、ガチガチにやりきるのがよかった。見応えがかなりあり、くどくならない角煮のようだった。
それにしてもイタリア王国前後のことを全然知らなくて、へー…っとな
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崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

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最強アニメ

始まってすぐ、あらゆる層で無生物と生物が無軌道に動き回るその黙り込むことのない背景の中をポニョが現れ、そして浮かび上がる。ポニョと宗介の再会が爆裂的なスピードのなかで作り上げられる。
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

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初めて観たけど、評判悪くなるほどではないというか、初作品にしてはすごくない?
金使いまくった、習作という感はあるけど。

父殺しをスタート点に、ただただ前へ進み続けるストーリーなんだけど、移動自体に魅
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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完膚なきまでノックアウト、あまりにブラボー
特定の病気に対するお勉強映画に留まるわけでもなく、画面にいるすべての人間と観ている人間が、光と優しさに包まれてる
松村北斗が遠い遠い道のりを自転車に乗って走
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さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について(2021年製作の映画)

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3時間いるか、というと難しいけど、意外にスルッと行けるところが不思議。面白かった。
冒頭、地下鉄の入り方が特におもしろい。

バビロンベルリンと舞台・時代が近しいことから20末〜30初頭ドイツの経済的
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ジョニー・ハンサム(1989年製作の映画)

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おもろい、ウォルヒル〜
前半、後半どちらの強盗シーンも、バラバラのカットを繋いでるのになんら違和感なく…テンポ良すぎて感動
変身にかけるまで時間を割いたわりになんだかサラッと進む後半。白身魚ゆがいてポ
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バッド・チューニング(1993年製作の映画)

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いい。なんだこれ。
この気持ちがなんなのか分からないが、めっちゃいい。
中学の卒業パーティーから出る時の一回でたらもう入れない、別にいいよ、あたりが地味に好きだな…その後のケツバットで結構カメラの場所
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マラソン マン(1976年製作の映画)

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イナゴの日の監督だったのか、冒頭のジジイ喧嘩やグラサンに映るダイヤあたり、こういうユーモアのグロさほど輝く監督なのかも
ウルグアイやらパリやら風呂敷を大きめに広げられた物語にハマりきらず。外側で広げら
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ぜんぜん緩むことないまま3時間続く、終わってほーっとする。総じて面白かった。
ただ、家で見たら寝てしまいそう。

白黒にしてくれたおかげで行き来する時間がわかりやすくなってる。ストーリーに沿って思った
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

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FNAFムービーがストーリーの参考にしたとのことで、納得。でも別物だ。
冒頭、もう変な映画ということが分かるので、変な設定だけで突っ走ることを覚悟。
休憩、酒、着替え、暴力の繰り返しだけなので面白い。
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

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わりと面白かったー、全世代いけるレベルを狙ってることが分かるので、その条件下でボルトで始まるOPは最高。設定の説明に時間を使いたかったかもしれないけど、 4日目で停滞したのがもったいないな…。
ゲーム
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バタリアン(1985年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ダンオバ、監督もバリバリいけるんだなー。めちゃ最高。冒頭の倉庫がなぜか長回しだったり、とたんにパンクスの横移動とか、めちゃ変な映画。元気出たー

TSOL、この映画以上に似合う映画ない

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃに素晴らしかった。
いつも画面に申し訳なさそうに所在なさそうな主人公。いるようでいなくて、居なくなった跡だけが残り続けてる。冒頭とラスト、あれすごすぎませんか?
街の人々はいままで見ないで
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子連れ狼 三途の川の乳母車(1972年製作の映画)

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冒頭、頭半分ブッ刺さった刀がそのままチラチラと反射する。もう最高。川辺でのゆっくり近づく→遠のくカメラといい、命狙われてるアピールが行き過ぎて、風呂場でのゆっくり180°回るカメラやりすぎ。もうやめて>>続きを読む

ハヌ・マン(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この界隈になんら詳しくなかった自分でも付いていけるほどシンプルなストーリー&英語字幕。こういうのハマると楽しいだろなー!
2時間くらい面白かったなー…
スロモ減らしたら、2時間半にできたな…とか思うと
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ピクニック(1936年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あんまりに撮影が素晴らし、、
森に降りるのを躊躇した瞬間の大人びた顔。水面の照り返しの白に包まれる森の中の時間。すごい、、、

話、今の時代からしたらめっちゃくちゃすぎるけど、本当はどうしたかったんだ
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ジュラシックワールド三部作は、炎の王国こそ面白いと思うので、コリントレボロウ作は悪くないけどハマらない。
冒頭のパーク入場ゲートのあたりから、新パークの「夢が詰まっている」感じが全然伝わらないのがもっ
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静かな生活(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

伊丹作品あまりみたことないし、大江のことほとんど理解してないけど
映画、面白かったです

作家が家族への祈りを書くために、対岸から眺めるだけの存在であることを強調しないといけないし、虚構性を維持しない
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

普通に泣きまくった。
初めてBorn under punchesを深夜1人で聞いて、急いで名前をメモした高校生の頃の気持ちを思い出し、さらに泣いた…
とにかくずっと泣いていた、音も映像もすごくなり過ぎ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

期待と不安混じりだったけど、楽しめた
好きな映画の部類だし、面白いセリフ、好きなシーンはいくつもあるけど…かといって最高と思えないのが辛かった

日本映画幻想&ロック幻想を感じて冷静になった。ガソリン
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

過去の映画、忘れられた過去、現在との折り重なる三層の物語の中で、存在/不在の合間をふらふらとする人。それを呼びかける人たち。
エリセ©️の判付のような、窓からの暖かいライティング。でも今回は、間違いな
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ブロブ/宇宙からの不明物体(1988年製作の映画)

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後半、仕事の疲れでうつら半寝した。

寂れた町のマチネーという文字を写すだけあってなのか、50sモンスターパニックへのリスペクト。そしてその再現度。
一番興奮したのは電話ボックスのシーン。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

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素晴らし
展覧会ポスターの解説が、本作品を種明かししているような気がするのに、それでもラスト2人がもういない景色の連続を見てしまえば完全敗北
2人がいたような、いなかったような、通りすぎてった街からす
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ハンナ(2011年製作の映画)

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変な映画、妙な映画。ストーリーはシンプルで、派手なアクションを楽しんでもらいたがってるわりに、なんかヤボな感じというか。

僕がわからないだけで、クラシックなものへの敬意が散りばめられている気もする。
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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明らかに映画でしかない青光りの世界やラジオの音たちが運んでくるイメージは間違いなく2023年という今であって、それでも2人と犬がその黄色く転がる枯葉の中を越え、明るい向こうに消えていく、いまこれを撮り>>続きを読む

ダーティハリー(1971年製作の映画)

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めっちゃくちゃ面白い
そこまでアクションが激しくない気もするけど、登っては降りて、そんで転がり落とす。なんかその繰り返しな気がするけど、かっこいいなー
フレコネと同年とはいえ、ハリーの一本筋みたいな魅
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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かなり面白かった。普通ならダレてしまいそうな展開も、ブシェミを先頭にみんなで面白さを維持。映画の終わり方がとんでもなく面白くてもう一度観たくなる気持ち。

卒業式が終わって、ちゃんとパーティーに出席す
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SF/ボディ・スナッチャー(1978年製作の映画)

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謎のキモさで素晴らしい…嫌な人はイヤかも。繭やらサヤやらビジュアルもキモいが、静かに近寄る「なんかイヤかも」の膨らまし方が好き
ジェフリーの変容した朝のシーン、電話しまくるシーン、足だらけのシーン、絶
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

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苦手意識で見てなかったけど面白かった。音楽ダニーエルフマンの仕事が半端なく良いため楽しい。特にリス🐿️の曲すき。
実験室の撮り方とか、昔のSF
あれもこれもチョコでできてて夢みたい的なことをあんまり感
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