KEGURIさんの映画レビュー・感想・評価

KEGURI

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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.0

ホラー要素が強いからと避けていたが、やっと鑑賞。やはり高橋一生の露伴先生は台詞回しや動作が露伴先生だなあと再確認した。衣装や髪型が完全に漫画と一致していなくても、役者の作る雰囲気でこんなにも上手くキャ>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

ウェス・アンダーソン監督の作品はどれもそうだが、今作も色彩が鮮やかで観ていて楽しい。
ストーリーが三重構造になっていて複雑だが、個人的にはこういったタイプの作品が好きなので楽しかった。シンプルなストー
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

3.5

仲間の死をずっと引きずって悲しむのではなく、次の目標に向かう気持ちの強さが、コラの強さの一つだなと感じた。
同じく荒野の七人を題材にしている、アントアーン・フークア監督の「マグニフィセント・セブン」で
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

タイムリープから抜け出すのために主人公が頑張る映画かと思っていたら全然違った。タイムリープの中で殺され続けるという不条理と、黒人が白人警官に殺されるという不条理がリンクしていました。白人警官がどうして>>続きを読む

テスラ エジソンが恐れた天才(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

イーサン ・ホークの演じる内省的な人間が大好きなので、その演技を観れたのはよかったです。テスラは常に考え事をしていると言われていましたが、そのとおり思考が頭の外にまででてきてぐるぐる回っているような演>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前作に引き続き、テンションの高まる映画でした。アクションシーンがかっこよすぎた…。あんな金ピカの鎧が似合うとかさすがすぎる…。
ダイアナは愛ゆえにスティーブを生き返らせることを望みましたが、生き返った
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.5

とにかくテンポがいい。ドキドキハラハラの展開だけど、随所に休憩ポイントがあります。それがより一層ドキドキハラハラさせてきます。
主要キャスト陣の演技はいわずもがなですが、ワイングラスさんがめちゃくちゃ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

情熱的な映画でした。マリアンヌもエロイーズも最初こそ、感情を秘めて(というよりは抑圧して)いますが、ストーリーが進むにつれて彼女たちの感情は燃え上がっていきます。この映画においては、炎というのが大事な>>続きを読む

ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

イーサン・ホークがあまりにもイーサン・ホークで(?)最高でした。悪事を働いているけど、本質は善人で、ちょっと臆病で繊細で頼りないところもあるけど、大胆でユーモアもあって、みたいな役をやらせたら右に出る>>続きを読む

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

吹替を観ました。感情が…感情がぐちゃぐちゃ…この感情を落ち着かせるためにとりあえず中華料理店に行って桃饅頭を食べました美味しかったフーシーもたくさん美味しいもの食べて…お願い…幸せになって…。
登場人
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ノーラン監督の作品は構成を把握すると受け入れやすいのかなと思っているのですが、TENETは構成を把握できたのがわりと早かった(当社比)です。ただ理解できたかというと理解はできていないので…他のノーラン>>続きを読む

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

構成を把握するまでにだいぶ時間がかかったし、自分がこうかなと考えた構成も正解かどうかわからない…。用務員さんがこうだったらいいなと考えてる妄想をひたすら見せられていたのかなと思いました。でも、その妄想>>続きを読む

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.5

衣装とか小道具の色の使い方がすごく綺麗で、眼福〜!!!でした。吹き替えで観たのですが、藤原啓治さんは言わずもなが、リスの黒田崇矢があまりにも最高で最高でした。あとキツネの沢城みゆきとキリンの花澤香菜は>>続きを読む

15年後のラブソング(2018年製作の映画)

4.0

魂のゆくえみたいな葛藤するイーサンもたいへん好きなのですが、この映画のイーサンは「どうしようもないけど絶対に嫌いになれないしいつのまにか恋に落ちているダメな中年」というこれぞイーサンホーク!って役で最>>続きを読む

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

撃つ!蹴る!殴る!投げる!爆発!カーチェイス!轢かれたら轢き返す!保護された子どもにも容赦なく強さを求めるタイラー・レイク。ストーリーは重めですが、景気のいい映画です。
タイラーは、逃げ癖があったのだ
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

4.0

前半は、可愛すぎるのは大変だな〜くらいのゆるさで観ていたのですが、ヴィオレッタに反抗心が芽生えてからの展開がすごかったです。最初こそ、お母さんと一緒にいれて嬉しい、綺麗な服を着て、「芸術」を一緒に作る>>続きを読む

シークレット・オブ・モンスター(2015年製作の映画)

3.5

謎が解けると、全てのシーンがぴたりとはまってスッキリします。ただ、私もそうでしたが謎を解く鍵に気づけないと、モヤモヤした気持ちになります。私は自分の力では無理だったので、他人のレビューを読みました。気>>続きを読む

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.5

ゲイリー・オールドマンッッッ!と悶えながら観ていました。いやそれにしてもコリン・ファースの落ちぶれ貴族みたいな雰囲気とても良い…。昔の名残できちんとした身なりをしているけど、服がそれしかないので薄汚れ>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.0

最高にイケてる女たちの最高に馬鹿馬鹿しい映画でした。ハーレイが歌うシーンは、Chicagoのロキシーみたいだなと思いました。髪型髪色衣装振り付け雰囲気とか…。
ブラックマスクに「お前は1人では生きられ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

映画の構成、伏線の貼り方、社会問題の扱い方、緩急、すべてがうまくて、うまいなこの映画!?と感動しました。
パラサイトしていた家族が宿主を食い破って出てきて、そして今度は自分が宿主になろうとしているのか
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.5

ずっと観ていたくなる映画でした。慈悲と痛みをたっぷり浴びて、観た後に泣きたくなる映画です。ジョンは、この世界で生きるにはあまりにも優しすぎた。最後の最後にポールたちと出会えたのはよかったかもしれないけ>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

個人的には、少し長かったかなと感じました。でも、そう感じたことを効果するほど、最後のストーリーの展開の仕方が良かったと思います。シャロン・テートの事件のことを思うと、この映画が終わった気がしなくて怖い>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

最初から最後まで戦争を描いていて、緊張感がありました。それだけではなく、ちゃんと休憩できるポイントもあって、緩急の付け方が巧みでした。生じた出来事、台詞に一つも無駄がなく、全てがストーリーに絡んでいて>>続きを読む

セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

4.0

サム・ロックウェルが最高だったので100億点。色々なサイコパスが出てきますが、ぶっちぎりでサイコパスなのはサム・ロックウェル。強い、強すぎる。子どもっぽい異常者サムロクが大好きなんですが、全てが最高で>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

あらすじを読んでから観たのですが、あらすじから想像した以上のストーリーでした。アメリカの社会背景や、ミズーリ州のことなどについて知見がなかったので観ている間は、疑問が多かったです。しかし、観賞後に調べ>>続きを読む

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.5

観終わった後に、寂しさを感じる映画です。それぞれが、それぞれの夢に目が眩んだ結果が、何とも言えない寂しさを出していました。

バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

4.5

気分が落ち込んでるいるときに観ると、最高にテンションが上がります。スタンド使いは引かれ合う的な感じで、ヤバイ2人が惹かれ合う映画でした。マーサ、割と初っ端からやばくない???マーサにぞっこんなフランシ>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

忙しさもあって最近映画館に行けておらず、久しぶりに映画館で観た映画がこれだったのですが、映画に没頭するという感覚を味わえたので、幸せでした。
移民問題も、物語に組み込まれていて、ただのミステリーではな
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

スクリーンに映し出される場面はカラフルで、音楽も楽しいものが多いですが、鑑賞後すぐは誰かと話す気にはなれませんでした。映画の一つ一つの場面が心に残っていて、反芻していると寂しい楽しさが込み上げます。>>続きを読む

HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY(2017年製作の映画)

4.5

これを観たら全人類ホワイトラスカルズの女になります。

HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

4.6

この作品で初めてハイローに触れたのですが、基本的な知識さえ抑えていれば十分ついていけます。鬼邪高校がどういう状況にあるのかを説明してくれたのでありがたかったです。ザワを観た後は、「まあ私はザワを観た人>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とんでもない映画を観てしまった…。どこまでも絶望的で、余韻が身体に纏わりつく映画です。アーサーは、何かが引き金となってというよりは、色々なことが積もり積もってジョーカーとなったのだなと思いました(もち>>続きを読む

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