filmooさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

女王陛下の007(1969年製作の映画)

1.5

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007 10本目。
ボンドの代替わりを知らなかったので、冒頭敵に襲われて戦い始めるまでジョージレーゼンビーを小物の悪役だと思いながら観てしまった。
ダイアナリグはボンドガールにしてはあまり美人だと思え
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007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

2.5

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007 9本目。
映画としては『ゴールドフィンガー』や『サンダーボール作戦』と変わらずつまらなかったけど、舞台が日本なので面白味を感じる部分がいくつもあった。
ハリウッド映画なのに日本語が不自然ではな
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

1.5

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『12モンキーズ』は昔観たけど全然憶えていない。
モノローグアレルギーなのできつかった。
短い作品だが鑑賞後強烈な眠気に襲われた。
オチは読めてしまったがストーリーは良かった。
「体は旅しても意識は現
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007/カジノ・ロワイヤル(1967年製作の映画)

3.0

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007 8本目。
パロディ的作品らしいけど公開日を考慮して『サンダーボール作戦』と『007は二度死ぬ』の間に観ることにした。
面白かった。
前半はつまらなかった。マタハリの学校の装飾が面白かったくらい
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007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)

2.0

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007 7本目。
冒頭のスペクターの会計報告のシーンは『VIVANT』の似たようなシーンの元ネタかもしれない。
殺し屋の女による「ボンドに抱かれた女は天国の歓喜を味わって改心して正義に目覚めるそうだけ
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007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

2.0

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007 6本目。
カードで遊ぶゴールドフィンガーに無線越しに話しかけて声をバラしてしまうボンドをマヌケに感じた。
女が金粉死させられたタイミングでボンドが生かされていることに不条理を感じた。
アストン
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007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

2.5

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007 5本目。
タイトルは有名なので知っていて当然ロシアが舞台なのだろうと思っていたら全然違った。
『ドクターノオ』より面白かった。
前作のクラブキーの「いかにも」な施設より現実的な舞台のほうが自分
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007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

2.0

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007 4本目。
ダニエルクレイグの『カジノロワイヤル』〜『スカイフォール』の3本しか観たことがない。あと『ゴールデンアイ』をゲームでプレイしたことがあるだけ。
今月末で一旦シリーズ一通りのアマプラの
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.0

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10年ぶりくらい。3度目。初めて映画館のスクリーンで観た。新宿ピカデリーの一番小さなスクリーンはほぼ満席だった。
名作。ほとんど気持ちの昂りが落ち着かないまま100分過ごした。
ブロンドのマイケルマド
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サイトレス(2020年製作の映画)

2.0

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『リバーデイル』の関連で追加したのか、いつの間にかマイリストに入っていてネトフリで配信終了らしいので観た。
視覚障害とVRを掛け合わせたようなアイデアが面白かった。
兄と妹の見た目と年齢や、動機とマデ
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.5

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WKW7本目。
名作だと思う。7本観た中で1番良かった。WKW作品で初めて不満を感じなかった。4.0点以上を付けられるポテンシャルも感じた。
WKWらしい洗練された画面構成とWKWらしからぬローテンポ
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ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)

2.0

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メアと母親にイライラした。
ラストは夢なのかタイムリープなのか、やり直しても虚栄心から逃れられないことを描きたかったのかもしれないけど物語の構造としては好きではない。
思わせぶりな伏線を張りまくって結
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.5

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宇宙モノはわくわくする。
途中まで面白かった。月や救難信号のシーンは特に良かった。
火星での所長の思わせぶりな表情から雲行きが怪しくなり、ケフェウスに潜り込む辺りからリアリティを失ったように感じて、ア
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ブリキの太鼓 ディレクターズカット版(1979年製作の映画)

3.0

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フォルカーシュレンドルフ1本目。
かつて存在した地元のレンタル屋はDVD全盛期でもタルコフスキーやホドロフスキーなど一部の作品がVHSで残してあって、今作もその中の1つ。映画を観るのは決まって深夜で自
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ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

2.5

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WKW6本目。
物語自体は何か別の映画で見たことあるようなゲイの恋愛もので、頭では理解できるけど心には全く響かないタイプの話だったけど、相変わらずクリストファードイルの映像がとても良かった。
監督お得
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モータルコンバット2(1997年製作の映画)

1.5

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前作のシャンツンのほうが悪役として魅力的だった。ショウカンは原作ゲームのほうが怖かった。
前作の金的ジョニーケイジに続いてライデンのセリフ付きサイコクラッシャーが拝めて嬉しかった。
キタナの母親がキタ
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モータル・コンバット(1995年製作の映画)

2.0

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原作ゲームは『モータルコンバットII 究極神拳』だけプレイ済み。おそらく人生で一番プレイした格ゲー。小学校に上がるかどうかの頃に地元のショッピングセンターの催事場でやっていた「スーファミのソフトや本体>>続きを読む

悪魔の追跡 4Kデジタル・リマスター版(1975年製作の映画)

3.0

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4度目の鑑賞。
初めて観たのは小学1〜3年くらいの頃。風邪を引いて学校を休み、共働きの両親の代わりに看病しに来てくれた母方の祖母とテレ東「午後のロードショー」で観た。
最初は適当にザッピングしていたと
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山河ノスタルジア(2015年製作の映画)

2.0

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ジャジャンクー5本目。
ザシネマメンバーズの視聴期限の都合で『長江哀歌』から2作飛ばして鑑賞した。
ジャンクーの良さを残しつつも全体的にテレビドラマのような仕上がりになっていて約10年での変わり様に驚
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長江哀歌(ちょうこうエレジー)(2006年製作の映画)

3.5

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ジャジャンクー4本目。
4本観た中では一番良かった。
『プラットホーム』から『世界』までの試行錯誤を経てようやく映画としてバランスが整った作品になったと思った。
2人の主人公が直接交わることはなかった
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世界(2004年製作の映画)

2.5

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ジャジャンクー3本目。
物語自体は彼氏が浮気して一途な彼女が傷つくという単純な話だが、携帯電話によって狭くなった恋人の世界を東武ワールドスクウェアもとい北京世界公園と重ねて描いたのかなと思った。そして
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青の稲妻(2002年製作の映画)

2.5

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ジャジャンクー2本目。
『プラットホーム』より物語に直接関わるシーンが多くて分かりやすかったが、そのぶん不自然だったり劇的過ぎるような展開が目立ってしまった。
『パルプフィクション』のオマージュは良か
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プラットホーム(2000年製作の映画)

2.5

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ジャジャンクー1本目。
年の瀬に視聴期限に追われながら観るには難しかった。難しかったけど嫌な感じはしなかった。
最近観たウォンカーウァイやヴィムヴェンダースのようにモノローグを使わないので、これぞ映画
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.0

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ヴィムヴェンダース18本目。
トイレ清掃の裏で大麻を栽培する男の話かと思ったら違った。
ヴェンダースは映画が作り物であるという前提を観客と共有するための仕掛けを作品に施しがちで、今作では主人公平山の職
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アメリカ、家族のいる風景(2005年製作の映画)

3.5

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ヴィムヴェンダース17本目。
17本観た中では一番分かりやすくて観やすかった。
サムシェパードは俳優らしく険しい表情をしがちだけども実際は空っぽで衝動的でとても弱い人間であるというところに自分を重ねな
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

3.0

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ヴィムヴェンダース16本目。
高2か高3の頃に観た『シティオブゴッド』が好きで、大1か大2の頃に地元のレンタル屋で面陳されていた今作のジャケ写にそれと似たような雰囲気を感じて手に取るも音楽のドキュメン
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ベルリンのリュミエール(1995年製作の映画)

1.5

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ヴィムヴェンダース15本目。
映画に関する映画のはずなのにNHKで放送するテレビ番組のようだった。
創作とドキュメンタリー、過去と現在といった2つの要素を混ぜたり重ねたりするヴェンダースお得意の手法だ
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時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!(1993年製作の映画)

2.5

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ヴィムヴェンダース14本目。
前作の不満点を解消し『パリテキサス』以上にエンタメに寄せた作品で観やすいかと思ったら終盤の流れが全然分からなかった。
兄妹の再会のために武器を運び出す理由が分からないし、
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夢の涯てまでも ディレクターズカット 4K レストア版(1994年製作の映画)

1.5

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ヴィムヴェンダース13本目。
長過ぎる。
全体の雰囲気は悪くないが色々な意味でコスパの悪い作品だと思った。
『ベルリン・天使の詩』では悪くないと思ったが今作のソルヴェーグドマルタンには魅力を感じなかっ
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都市とモードのビデオノート 4K レストア版(1989年製作の映画)

3.0

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ヴィムヴェンダース12本目。
大学時代、母校で山本耀司の講演会に参加したことがある。大教室が満員になり後ろのほうで立ち見した。30分か1時間か、何を話しているのかよく分からないまま質問タイムになった。
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

2.5

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ヴィムヴェンダース11本目。
観なきゃと思いながら15年くらい手を付けていなかった。
ラスト30分がとても良かった。
天使2人が絡むシーンも悪くなかったけど、その他一般人ののぞき見盗み聞きシーンは退屈
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

2.0

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冒頭でレディオヘッドの流れる映画を観たのは『ガーディアンズオブギャラクシー3』と『バニラスカイ』に続いて今年3本目。
ずいぶん前からウォッチリストに追加してあったけどジャケ写でエロい映画だと勘違いして
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東京画 2K レストア版(1985年製作の映画)

2.5

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ヴィムヴェンダース10本目。
モノローグが鬱陶しかった。何回か読むのが間に合わずに巻き戻した。語り無しで淡々と映される風景のシーンが心地良かった。
失われた東京の風景について語っておきながらオープニン
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

2.5

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ヴィムヴェンダースで2本目か3本目に観た。
2回目の鑑賞だけど全然憶えていなかった。のぞき部屋のシーンを観ている最中になんとなく思い出したくらい。
ヴェンダースなりの律儀さなのか、冒頭の弟の登場シーン
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666号室(1982年製作の映画)

2.0

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ヴィムヴェンダース9本目。
色んな監督の考えや価値観が聞けて、皆さん意外と丁寧で理解できない話はほとんど無かったと思うけど、映画としては『ニックスムービー』のほうが面白かった。
聴き覚えのある音楽が何
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ことの次第(1981年製作の映画)

1.5

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ヴィムヴェンダース8本目。
よく分からなかったし良くなかった。
中盤の群像劇パートは、外側はトリュフォー『アメリカの夜』なんだけど中身はゴダール『軽蔑』という感じで好みじゃなかった。
物語ではなく人物
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