filmooさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.0

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アマプラで配信終了間近の『モービウス』のために『スパイダーマンNWH』前に観ようと思ったけど面倒でスルーしてしまったSSUの1作目から。
面白かった。
全体的に登場人物が老けてるわりに、つっこみたくな
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奇傑ゾロ(1920年製作の映画)

2.5

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初めての活弁サイレント。ナレーション付きのサイレント映画だと思っていたら全然違った。ソロ吹き替え映画。落語とかに近い感じかな。落語もちゃんと観たことないから分からないけど。とにかく思っていたよりは観や>>続きを読む

けんかえれじい(1966年製作の映画)

2.0

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鈴木清順17本目。
『悪太郎』シリーズを進化させたような作品だった。
舞い散る桜や雪のシーンや性的なシーン、特におちんちんピアノは印象的だったけど、タイトル通り喧嘩ばかりで暴力的なシーンがつまらなかっ
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素ッ裸の年令(1959年製作の映画)

2.5

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鈴木清順16本目。
観ていて心配になるようなノーヘルでスピード出したバイクのシーンが多かった。
理不尽な大人に対するサブ役の男の子の演技が良かった。

アラブの嵐(1961年製作の映画)

2.0

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中平康4本目。
誰かがエジプト観光するために作ったとしか思えないほど、都合の良い偶然の重なりで成り立たせた脚本だった。
勝手な想像だけど映画製作の過程のどこかで大スター石原裕次郎への忖度が働いていそう
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神々の深き欲望(1968年製作の映画)

4.0

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今村昌平7本目。
こういうのが観たかった。
1958〜68年の作品から7本観た中では文句無しのベスト。
先月観た『エロ事師〜』の映像表現がとても良かったのでカラー作品も楽しみにしていたけど、期待通りの
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地図のない町(1960年製作の映画)

2.5

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中平康3本目。
冒頭で現在の状況を提示してから回想して少しずつネタばらしするスタイルに少し戸惑った。序盤に出てきた『狂った果実』の上映シーンは主人公の決意だったり今後の暗示だということも後から気付いた
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こころ(1955年製作の映画)

2.5

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市川崑4本目。
市川崑は原作有り作品が多いのかな。
夏目漱石は白黒でも気持ち良く観られた。
森雅之の先生役はぴったりだけど、回想編で川島雄三『風船』で親子役だった三橋達也が同級生役なのは違和感があった
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青春怪談(1955年製作の映画)

2.5

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市川崑3本目。
獅子文六の原作は数年前に読んでいて大まかな内容を覚えていた。
全体的な雰囲気はイメージ通りだったけど、原作を読んだ際にぼんやりと頭に浮かんでいたイメージは色付きだったので白黒の画面に終
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鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)

2.0

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マキノ雅弘2本目。
70分弱の短い作品なのに体感2時間長だった。
ミュージカル色が強くてきつかった。
物語も映像も『弥次喜多道中記』のほうが良かった。
志村喬の雰囲気は良かった。

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.0

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全く期待していなかったおかげで楽しめた。映画館であまり細かいことを気にせずに観るのが最適な作品だった。
ディズニーのようなミュージカルパートに一瞬身構えたけど、しっかり茶々を入れる感じで安心した。
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弥次喜多道中記(1938年製作の映画)

2.5

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マキノ雅弘1本目。
遠山の金さんと鼠小僧が弥次さんと喜多さんにすり替わって旅をするという設定が面白かった。
所々で光の使い方が印象的な映像も良かった。
ミュージカル風な演出はイマイチというか、全体的に
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丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)

3.0

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山中貞雄1本目。
1935年の時代劇で観づらそうだと思っていたけど、そんな心配が馬鹿馬鹿しくなるほど面白かったし観やすかった。
笑いの基本が詰まっていた。
看板娘の深水藤子が可愛かった。
「江戸は広い
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.0

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ウィリアムズ姉妹についてはナオミオオサカ関連で初めて知ったくらいで、超一流だということ以外ほとんど知らずに観た。
実話ベースらしいけど、しっかり脚色されていそうで映画としては面白かった。練習でも試合で
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

2.0

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去年観た『花束みたいな恋をした』が良かったので、タイトルとジャケ写から似たような雰囲気を感じる作品を見かけたらとりあえずマイリストに登録しているのだけど、その中からようやく1本観た。
コロナ禍以降ほと
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

2.5

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明石家さんまプロデュースで大竹しのぶが声優として参加しているという情報だけはニュースで見て憶えていた。
クレジットを見るまで肉子の声が大竹しのぶだと気付かなかった。キクリンの肉親みうが大竹しのぶっぽい
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スクリーム(2022年製作の映画)

3.0

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ゴーストフェイスパートと懐かしパートとメタホラーパートであっという間の110分だった。少し物足りないくらい。
犯人は最も順当なチョイスだった。2人組というのをやたらと強調していたので今回は3人なのでは
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天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

2.5

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WKW5本目。
1作目から順番に観てきて今のところ1番良かった。
『いますぐに抱きしめたい』は初めての香港映画という目新しさやノスタルジックな魅力も込みで2.5点の評価にしたけど、今作はそういった余計
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.5

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10年ぶり2度目。
初鑑賞時は今作より『アウトレイジ』のほうが良かったような記憶があるけど、今回は『ビヨンド』のほうが面白かった。
当時は完結と謳いながら大友と木村が花菱に良いように利用されたまま終わ
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.0

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10年ぶり2度目。
シリーズ3作目の『アウトレイジ 最終章』だけ未見なので『首』の前に観ておこうということで1と2から復習した。
当時はこの2作から始めて『仁義なき戦い』シリーズにもハマり一通り観て『
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楽園の瑕 終極版(2008年製作の映画)

1.5

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WKW4本目。
時代設定が全く好みに合わなくて、登場人物とセリフを理解するのが難しかった。
話の内容は小説『ウィッチャー』の短編集に近いような感じもしたけど、大した事件も起きないのにシリアスな雰囲気が
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彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(2016年製作の映画)

2.5

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新海誠の初期の作品だと勘違いして観た。
新海誠の5分弱の短編アニメを原作にしたMXのテレビアニメだった。「新海誠にしては映像のクオリティが低いけど最初期ならこんなものか」と思いながら観ていたけど、途中
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

2.0

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新海誠4本目。
映画2作目の『雲のむこう、約束の場所』から順番に観てきて今作で初めて露骨に性的な表現をしていると感じた。終了後に新宿御苑で飲酒禁止の注意書き出すなら未成年淫行も警告付きでしっかり描いた
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星を追う子ども(2011年製作の映画)

2.5

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新海誠3本目。
ジャケ写には全然惹かれなかったけど始まったらするりと引き込まれて楽しく観られた。
Filmarksの平均点が低くて驚いた。確かにナウシカ、ラピュタ、もののけ姫、ゲド戦記あたりの影響を色
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

2.0

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WKW3本目。
この手の映画はヒロインが可愛ければ爆発的な良さを感じられるのだけど、今回は自分の好みに合わなかった。『アメリ』が好きじゃない人の気持ちが少し分かったかもしれない。
今作も相変わらず映像
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

2.5

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新海誠2本目。
第1話はツッコミどころ満載だけど甘酸っぱくて良かった。見覚えのある景色が出てきて嬉しかった。高校の頃だったか、少し田舎のほうへ出掛けて初めてドアの開閉ボタン付きの車両に乗ったとき、降り
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欲望の翼(1990年製作の映画)

2.0

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ウォンカーウァイ2本目。
『いますぐ抱きしめたい』では恋愛パートが魅力的だったけど、今作は一見恋愛物のようでいて主人公は恋に落ちていないのがつまらなかった。
雰囲気の良さとカリーナラウの可愛さとレスリ
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雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

2.5

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新海誠1本目。
新海誠に関しては、高3か大1の頃、同級生の誰かがmixiのレビュー機能で『秒速5センチメートル』を褒めちぎっているのを見て以来気になっていたけど、絵が綺麗すぎるのと、あざとい感じのする
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アルゴ(2012年製作の映画)

2.5

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何年前か分からないけど、おぎやはぎの小木がラジオで面白いと言っていたので観た。鑑賞後にアカデミー賞作品だと知った。
束になった人間の恐ろしさと、緊迫感の表現が見事だった。
実話というのがすごいけど、終
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いますぐ抱きしめたい 4Kレストア版(1988年製作の映画)

2.5

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ウォンカーウァイ1本目。
ヤクザパートよりロマンスパートのほうが良かった。
アンディラウのかっこよさはわりと序盤から分かった。マギーチャンにはアンディと恋仲になるまで可愛さを感じなかった。物語的にはア
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ノイズ(1999年製作の映画)

2.5

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アマプラ作品紹介欄の「あなたは愛する人のことをどれだけ知っていますか?」という文言を見て気になり鑑賞。
最初はジョニーデップがとんでもないサイコパスとか不倫しまくりとかで、船外作業中に同僚と揉めて…み
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地獄の警備員(1992年製作の映画)

1.5

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つまらなかった。
所々演出で良いなと思う場面はあったけど話がつまらなすぎて全然集中できなかった。当時観ていたらどうだったか分からないけど今観る松重豊には不気味さを全く感じないのもつまらない原因の一つか
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バタアシ金魚(1990年製作の映画)

2.5

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原作が大好きなのでずっと敬遠していた。原作は、恋愛とか水泳の物語よりも、絵やセリフそして花井薫というキャラクターの魅力がその面白さの大部分なので、映画化には不向きだろうと思っていた。
筒井道隆、ビジュ
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悦楽の貴婦人(1977年製作の映画)

2.5

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ラウラアントネッリ5本目。
マルチェロマストロヤンニは多分初めて。
夫と弁護士と3Pの相手の区別が難しかった。
寝取られものではあるけど、復讐目的の性行為は金銭目的の性行為と同じく純粋なエロさを感じな
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

2.5

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久々のニコラスケイジがとても良かった。
テーマは面白いけど、ドンチードルとベルの意味が全く分からなかった。邦題の「天使」も謎。ラストも少し都合が良すぎるように感じた。

デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

2.5

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オネエのマイケルケインが新鮮で面白かった。
トムジョーンズの曲はCMとかでよく使われる"If I Only Knew"しか知らなかったけど"She's A Lady"良い曲だ。