テンポよいラブコメ。
見合い結婚ではなくアシスト結婚…それって本当に愛なの?今の時代に?という疑問をドキュメンタリー映画を撮って答えを見出す。パキスタンの文化的背景が作品のスパイスに。リリー・ジェーム>>続きを読む
あまりにも恐ろしい人間の憎悪と平気で嘘をつく悪寒。これは差別の物語?否、殺人事件の実録だ。なぜそんなことができるのか。なぜ平気で生活できてるのか。あえて人種には言及しない。いかに愚かで恥ずべき出来事な>>続きを読む
人生最後の旅はどこに行きたい?無愛想なタクシー運転手と92歳のマダムのパリ横断旅。想像だにしない彼女の壮絶人生で地獄まで旅した気分になれる映画。見知らぬ者同士が心を通わせ大きな学びと心の余裕を得られる>>続きを読む
あなたのそんな笑顔がずっと見たかった。
市子と関わった人物たちの視点を遡り彼女の正体に迫っていくミステリー。
制度の壁、1人の人間としての尊厳を考えさせられる。
杉咲花の演技に拍手。
ピースがハマ>>続きを読む
音楽は彼の人生そのもの。
そして彼の人生には妻フェリシアなしでは語れない。彼は作曲家か演奏家か。内向きと外向きと表現する彼の心には両面が共存していたのだろう。妻を愛し才能ある音楽家たちを愛し純真なまで>>続きを読む
とんだ茶番劇第二弾。個人的には前作の方が好き。関西に住んでいたこともありネタ的には楽しめたが、出オチ単発な印象。ストーリーラインで興味が持続せず終始真顔で観てしまった。1作目はあの斬新性が良かったのか>>続きを読む
反戦のメッセージを明確に示したヒューマンドラマ。何よりも主人公の成長や心境の変化がわかりやすく表現された構成は巧い。
特攻しないで…そう願う福原遥の感情の機微が素晴らしく、想像がつく後半も見事泣かされ>>続きを読む
地元熊本を飛び出しキャリアを築きながら正念場にある女優と同期に差をつけられ焦るTVディレクター。テンポの良い掛け合いで笑いをもたらす前半と一つひとつの伏線が回収され感動を呼ぶ後半。
家族と夢、失敗と成>>続きを読む
「何のためにそんなに必死に生きるかわからない」ってぐらい絶望を見せられた後に、その必死に生きた先にある希望を見せられるから人生において絶対に一度は観た方が良い映画。
生きることの素晴らしさと人に親切に>>続きを読む
英雄として名高いかの皇帝もただの人。
数々の伝説を残した戦いの将を新解釈で描く158分はあまりにも濃密。
潔い編集で次々と訪れる私的な出来事に失笑。しかしそこはリドリー・スコット御大。
氷上の戦闘は芸>>続きを読む
視力を失った母と半身不随になった娘が驚くべき方法で心と体を共有する。チェロ奏者の母娘の異常な音楽への固執は互いの愛の深さを物語っているのだろうか。終盤の殺害描写は斬新すぎて忘れられない。
強烈なポスタ>>続きを読む
大阪に“黒い雨”が降る…NYで逮捕した殺害犯が日本移送中に逃亡。NY市警と大阪府警がタッグを組み逃亡犯を追う。マイケル・ダグラス、高倉健、松田優作らを揃え見事なオオサカノワールに仕上がった傑作。狂気た>>続きを読む
醜いのは妖怪か人間か。
いわくつきの人里離れた村における後継者争い。自分たちが良ければそれで良いのか。人間は誰しもが損得を考え行動する。100%の善人なんていないのかもしれない。主人公ですら完全無欠で>>続きを読む
雪の降りしきる大東京で捨て子の親探しに奔走するホームレスたち。かつて家族を捨てた、もしくは捨てられた彼らの奇跡のような巡り合わせ。人は全てを諦め止まってしまえば奇跡は起きない。ただ懸命に行動することが>>続きを読む
映画館のスクリーンを使って見せた壮大なコント番組。派手な合戦や殺陣、グロい演出などアクション面は期待以上だったものの、会話劇が基本的に見るに耐えない。往年のたけしのコント番組のような作りに懐かしさを感>>続きを読む
私とあの人の相性は何%?
ジェシー・バックリー&リズ・アーメッド主演のラブロマンス。“真実の愛”を見つけるために爪でその相性を測る…あまりにも痛々しい描写に顔を顰めてしまう。恋人への疑念や倦怠期…自分>>続きを読む
ワイスピやMIよりも先に宇宙に行ったのはジェームズ・ボンドだったんだぜ!
ロジャー・ムーアになってからお笑い路線一直線な中、本作はほぼお笑い。シリアスなボンドシリーズ観た後だと落差が凄まじい…けど前作>>続きを読む
大阪鶴橋近辺のコーポを舞台に個性的な住人たちの人間模様を描く群像劇。
伝えたいのは「生きてるだけで丸儲け」ということだろう。どんなに辛くても無用な人生だと思っても生きてさえいれば良いことはある。なんだ>>続きを読む
シリーズ17作目にしてピアース・ブロスナンの“ボンド”デビュー作。ソ連崩壊前後の時代を描き、007も新規軸へ。バディとの共闘と裏切りなど、現代のMIシリーズに通ずるスパイ物の原型になっているとも感じた>>続きを読む
超絶おもしれー!
シリーズで上位に来る興奮度。
冒頭のカースタントシーンから絶え間なく飽きさせぬ壮絶なシーンが続く。
良い意味で「まだ終わんねーのか」と畳み掛けるようなクライマックスではニヤけ顔が止ま>>続きを読む
シリーズ随一のヒットを飛ばした記念すべき第10作目!
コメディ路線まっしぐらなロジャー・ムーアボンドの良さが光った逸品。
冒頭のスキーで追ってから逃げる壮絶なシークエンスは印象度マックス!そこからパラ>>続きを読む
タイトルにある“黄金銃を持つ男”。
その殺し屋の名は「スカラマンガ」!!
一度聞いたら忘れることはない!
その男の名は「スカラマンガ」!!!
なんか聞き覚えある名前だなと思ったら、FF8にある島の>>続きを読む
ショーン・コネリー復活を引き継いでからのロジャー・ムーア最初の作品。
いきなりボンドが美女とベッドインからスタートしたと思いきや、ブードゥー教のいかにも怪しい黒人組織に潜入。
幾度となくピンチに遭い、>>続きを読む
キャロル&モニカ、カマラ3人の団結。MCUに新チーム誕生…でも前途多難。憧れのヒーローに相対したカマラの“推し”に対する熱意に涙腺が緩む一方、3人が揃うことで興味が分散。特訓のシーンは可愛らしいけど後>>続きを読む
「自分のケツは自分で拭け」
往年のフィルムノワールを継承しながらも現代のテクノロジーを応用する新世代型ノワールと言える。成功率100%の殺し屋も人の子。失敗する時は瑣末な理由なのだろう。落とし前の付け>>続きを読む
新入生歓迎!のサークル勧誘。
うわー、ありさ先輩可愛いわぁ。約束ね、とか言われたらそりゃ入部するよね。
……クソ!ありさクソ!朽ち果てろ!
そんなこんななPOVモキュメンタリーは見せ方も内容も実に斬新>>続きを読む
マイノリティの苦しみを敢えて人間の身近な存在である“水”への嗜好で表現した意欲作。思い上がりの正義が必ずしも人を幸せにできるとは限らない。“普通”の概念を覆し大半が人に言えない悩みを抱えていることを示>>続きを読む
自分が観たかったのはこんなゴジラなのかも。人類の前に立ちはだかる巨大生物、それに対抗すべく動く日本政府。無論、世界各国も黙っていない。初期段階ではゴジラの存在をひた隠しに情報操作する政府。
ゴジラ自体>>続きを読む
公害から生まれた怪獣ヘドラとゴジラの大決闘。海洋汚染によって取るに足らない生物が人類の脅威となっていく。
奇抜な演出が脳裏に焼き付く不思議な作品。汚い存在であるヘドラすらなんだか愛着が湧くから不思議。>>続きを読む
これが2004年の最高到達点!なのか?
人間やミュータントがメインのシークエンス、外国人キャストには吹替というチグハグさ。これの何がゴジラなんだ?という懸念が払拭される瞬間はきっとやってくる。ゴジラv>>続きを読む
「ゴジラでもビオランテでもない。本当の怪獣はそれを作った人間です」
人間の悪行をこれでもかというぐらい宣告する諦念。「それがあなたのいう科学ですか」今やらなくてもいずれ誰かが破壊を繰り返す。環境破壊や>>続きを読む
ここ数年の邦画で最高峰の迫力&破壊力。戦後に絶望を抱き苦しむ人々をゴジラの出現が更なるどん底へ突き落とす。ゴジラ登場シーンはずっと楽しい。
ただ戦後の復興から絶望へ移る模様や登場人物の大袈裟な演技にイ>>続きを読む
井浦新の醸し出す安心感に万歳!
他人に縋り将来を憂う元アイドルライターがおっさんと暮らし輝きを取り戻す。肌の荒れた序盤から前向きに輝く瞬間までを見逃すな。いいよ、テキトーで。
深川麻衣演じる主人公の>>続きを読む
1500万円は大金か、端金か。
「そんなのあり得ないから」と映画監督折村花子を一蹴する露悪的な存在が歪かつ不自然さを醸し出していたが、物語の進行に従い全体構造が見えてきて一貫したテーマ性に溜飲が下がっ>>続きを読む
三吉彩花めっちゃハマってる!前田公輝もかっこよ!日韓共同制作で日本のリアリティラインは逸脱してるけど、イカれまくった悪役伊藤英明も超良かった。細かい所気にし出したらキリがないのでアクションはこれぐらい>>続きを読む
1人の女性の13年間の軌跡を不揃いな時系列で描き奇跡が起きる。法律に翻弄され続けた彼女が法に抗い歌い続ける模様は目頭が熱くなった。
アイナ・ジ・エンドの高音域な歌声に魅了され、イッコ/真緒里や夏彦らと>>続きを読む