EDDIE

007/ リビング・デイライツ 4KレストアのEDDIEのレビュー・感想・評価

4.5
超絶おもしれー!
シリーズで上位に来る興奮度。
冒頭のカースタントシーンから絶え間なく飽きさせぬ壮絶なシーンが続く。
良い意味で「まだ終わんねーのか」と畳み掛けるようなクライマックスではニヤけ顔が止まらない!
ボンドガールの美しさも最上級!

いや、ホント劇場でやってくれてありがとうございます!!
みんな007の4Kレストア、劇場でやってるうちに観に行った方がいいですよ。

こんなすげーシーン、CGのない時代にどうやって撮ったんだ!?と驚くばかり。
ボンドの放つセリフの一つひとつもユニークで気が利いていて、シリーズ2作品のみしかボンドを演じていないティモシー・ダルトンですが、めちゃくちゃスマートでカッコいいです。

132分という長さは良い意味で体感時間が長く、こんなアクションが観られるならずっと観ていたいと思わされました。

また、ボンドガールのカーラ役のマリアム・ダボの美しさたるや。チェロを弾く模様も、ボンドといちゃついてても、戦っててもずっと美しい。メロメロでした。
個人的にはシリーズのボンドガールでも最上位に来るぐらい好きです。
しかも何でいきなりそんなことできるの!?って隠し持ったスキルの豊富さも魅力。まぁできすぎといえばできすぎなんですけどね。

悪役も数名目立ったボスキャラみたいなのがいるんですが、個性を潰しあうことなく全員に見せ場があります。
キャラクターの魅力が爆発しすぎて、どのシーンでも飽きることなくずっとワクワクして観れました。

アクションシーンは申し分なしで、どれが一番か?と聞かれると困るぐらいどれも良いんですよね。
しかしやはりクライマックスの空中戦はかなり見応えがあります。
それこそ、あのぶら下がりながら戦うシールはどうやって撮ってるんだと。

ボンドとカーラの愛は国境を越えても尽きることがなく、危険に晒されれば晒されるほど絆が深まっていきますし、全体のプロットも繋がりがすごく良くて本当にずっと楽しいんですよね。

Blu-rayボックスも数種類持っているので、それなりに007シリーズは観てるんですけど、ダルトン版は実は観たことなかったんです。
初鑑賞が音響の良いグランドシネマサンシャイン池袋で良い思い出になりました。

〈キャスト〉
ジェームズ・ボンド(ティモシー・ダルトン)
カーラ・ミロヴィ(マリアム・ダボ)
ゲオルギ・コスコフ将軍(ジェローン・クラッベ)
ブラッド・ウィティカー(ジョー・ドン・ベイカー)
ネクロス(アンドリアス・ウイスニウスキー)
カムラン・シャー(アート・マリック)
ソーンダース(トーマス・ウィズリー)
フェリックス・ライター(ジョン・テリー)
レオニード・プーシキン将軍(ジョン・リス=デイヴィス)
M(ロバート・ブラウン)
グレイ国防大臣(ジョフリー・キーン)
Q(デスモンド・リュウェリン)
マネーペニー(キャロライン・ブリス)
ゴーゴル将軍(ウォルター・ゴテル)
ロジーカ・ミクロス(ジュリー・T・ウォーレス)
フィヨードル大佐(ジョン・ボウ)
ルバビッチ(ヴァーニジア・ヘイ)
タンジール警備主任(ナディム・サワラ)

※2023年劇場鑑賞
※2023年自宅鑑賞159本目(旧作のため自宅鑑賞でカウント)
EDDIE

EDDIE