“おかえり”“ただいま”と言える場所が欲しいね。植木屋の主人公、そこで調達した落ち葉がすべてのはじまり。
変わり者の2人にしか知り得ない世界観。それが愛おしく心地良い。
メロドラマとして歌が感情を揺さ>>続きを読む
仲良し3人組が向かった島…そこには恐ろしい秘密が。音の使い方が絶妙でドキドキするにはちょうど良いホラー感。変なタイミングで挟むお笑い要素は鼻についたけど、作中に出る臭いものと掛けてると思えば。
ぶっ飛>>続きを読む
3.11東日本大震災…歴史的大地震や津波の被害。それを予知した人物がいた?
大学の教員として記憶の研究をしながら、予知夢の永遠命題を追究する主人公。
ドッペルゲンガーの存在や本当にあったのか混乱する曖>>続きを読む
未来には感情豊かなAIが存在する。
想像をかき立てるプロットと子役の見事な演技がたまらない。
結局、汚いのは人間。
都合の悪いことは他になすり付ける…これは未来でも変わらないのも。
SFガジェットや壮>>続きを読む
石油発掘で隆盛を築いたオセージ族とその背景に潜む強欲の闇。マーティン・スコセッシ監督が描く物語は丁寧でわかりやすい一方、話の筋が単純明快ゆえ206分はさすがに長すぎると感じた。
もっとサスペンスフルな>>続きを読む
春画の世界に目覚め、一途に人を想う模様を変態的に描く。恋のスタンスは人それぞれだけど、「先生のためなら何でもする」スタンスだった北香那の突如の覚醒に大爆笑。クライマックスは笑いが堪えられなかった。エロ>>続きを読む
「アカデミー賞絶望!」のコピーも納得のしょうもないホラーコメディ。ゆるいしエロいし知能指数が限りなくゼロに近い。しかし爆笑してしまったら負けよ。あらゆる映画のパロディ盛りだくさんだったけど、成績表のく>>続きを読む
冒頭から豪快な爆発などさすがの迫力を見せつけてくれる。滾る滾るぜー!
期待の新キャストも見所満載で“消耗品軍団”の掛け合いも面白い。中盤の船内⚪︎⚪︎⚪︎ツアーは見応え十分。スライからステイサムへ。>>続きを読む
帰ってきたあの3人組!
劇場版は中国だったり留学生だったり韓国企業だったり国際交流が満載。
クドカン脚本の妙が随所に発揮され声出して笑って泣いてと感情大忙し。
やっぱり俺は坂間家が好きだ。
ゆとり第一>>続きを読む
「オイシャサンゴッコダ!」
ステイサムの見事な日本語、日本人役の不自然な日本語吹替、不思議なヤクザの集団、そしてジェット・リーの魅せるアクション。これだけでこの映画を観た価値がある。
しかし最後に振り>>続きを読む
現代に生きるハードボイルドでちょっと抜けた探偵役を北村有起哉が演じる。
ヤクザ、移民の強制送還など様々な社会問題を80分でテンポ良く描く。意外にクライマックスの格闘シーンが泥臭く見応えあり。ただある人>>続きを読む
前田弘二監督、當真あみ主演7分のショートフィルム。
笑った!やはり変人を生み出し撮らせたら右に出る人はなかなかいない前田監督。難しそうで賢そうな本ばかり読む日高君。彼の心中はいかに⁉︎當真あみの脳内台>>続きを読む
1人の男が後悔してしまった過去を追想する。66分の短尺で独特な舞台劇で描くが、役者の演技も舞台発声のように大袈裟で、BGMもずっと煩い。映画というフォーマットでやる必要性をあまり感じず、低予算だからこ>>続きを読む
「言葉には限界があるーー」
そうやって詩を紡ぐ…しかし彼は自分の人生や他人に期待をしていない。
だけど言葉に救われる映画でもある。
そんな二律背反を追求するような構成に唸らされた。
本当に凄い映>>続きを読む
人は1人では生きていけないけど、表層的には嘘偽りで固められている。夫婦なんてその典型とも言える作品。銭湯を切り盛りする中、夫が失踪し、1人の男性が住み込みで働くように。
言葉の一つひとつが心に響く一方>>続きを読む
過去と現在の自分が同居する異色の構成。演奏シーンなど演劇的な見せ方で好き嫌いは間違いなく分かれる作品。個人的にはアリ。
共存するピアノの黒白の鍵盤のように過去の自分あっての今ということだろう。
クリス>>続きを読む
ロバート・マッコール史上最恐。
完結編にして最高傑作。
悪役への憎悪を増幅させてからの容赦ない抹殺。どこまで観るこちら側の感情を先読みする?彼の言葉一つひとつにこの映画の美学と魅力が全て詰まっている。>>続きを読む
「あの時こうしてれば良かった…」
後悔先に立たず、とは言うものの全ての人の人生は選択の連続であり、後悔や挫折は避けられない。1人の女性を軸に複数の人生の分岐があり、禍福は糾える縄の如し。自分の生きた人>>続きを読む
ダブリンとロスをギターで繋ぎ、心の離れた母息子が音楽で再生。しんどい人生でも彩りのきっかけはどこかに転がっているはず。クラシックなギターソングにヒップホップやシンセの要素が深みを与える号泣必至の傑作音>>続きを読む
なんでそこで終わっちゃうの!?
明らかに続編を示唆した構成は物足りない。
ホンモノの潜水艦を使って撮影したスケールはお見事だが全体的に画が単調。核や争いが絶えない世界、アメリカ国家への挑発とタブーを描>>続きを読む
「いまあなたは会いたい人はいますか?」
物語の大きなテーマを担う“めんこい仔馬”の歌が話が進むにつれてまる子の心境と重なる。時代が違うので再定義したリメイクがあっても面白いと思う。独創的なイマジネーシ>>続きを読む
人は知らぬ間にストレスを抱えているもの。気づけば引き返せないところまで来ていたり、取り返しがつかないことをしでかしたり…“Time after time”何度も後悔しては打ちひしがれる。何度倒れても支>>続きを読む
これぞアクション映画の到達点!
瞬きの許されない格闘の連続。シリーズ4作目にしてまだこんなアイデアあったんかと驚くばかり。ガンフーほか、しまいには伝統の決闘まで付け入る隙を与えない究極の長尺アクション>>続きを読む
今年のアニメ映画随一のキャラの可愛さとアクション、そして音楽の融合を果たした良作!異形は人間と交われない…人の心の醜さが表出しながら、彼らの果たす偉業を讃える展開に涙。
とても楽しみにしていた作品!>>続きを読む
人は何ゆえ愛を求めるのか。
責任、無責任、自暴自棄、傲慢、性欲、強欲、献身、誠意…あらゆる言葉でも言い尽くせないのが人間だろう。
赤井と来栖、彼ら刑事も人間だし間違いも犯す。赤井の泥臭さが澪の心を癒す>>続きを読む
「あなたはどこから来ましたか?」
人間の記憶はさもアテにならない。幸せな4人家族、ご近所さん、我々の取り巻く環境ってどこまでが真実?
脚本に粗はあるものの、一種のジャンル映画として面白い。もうね、ラス>>続きを読む
あなたはこの女を狂気と見るか、被害者と見るか。序盤と後半で登場人物の見方が180度変わるサスペンス。深田晃司監督の創り出す作品には刹那の瞬間に訪れる恐怖を感じる。“横顔”だけを見ても逆の表情は見えやし>>続きを読む
変わり者だらけのソウルバンド大結成!明日も見えない失業大国アイルランドで“今日を楽しむ”面々。ドラマ性は乏しいが“聴く”音楽映画としては最上級。
メンバーの中でクセ強く自惚れ屋のデコ役アンドリュー・ス>>続きを読む
なんだこれは!イタリア発ジャーロ映画の元祖と呼ばれる(らしい)ミステリーホラー。頭とお尻の演出が実に粋で最高に面白い!つまりはそういうこと!?
殺人事件を目撃してしまったミステリー小説好きの美女が次々>>続きを読む
地球へ漂流したエイリアンが隔離される。いつ人間に危害を加えるか?ただ彼らは生きたいだけなのに…ある意味ホームレスのメタファーにも感じるが、そんな社会派な見え方から一変!
後半はロマン満載なガジェットで>>続きを読む
ゲーマーを蔑む全ての大人たちに贈るリアルストーリー。しんどい出来事の葛藤を打ち破り強く逞しく成長する主人公には胸が熱くなる。ただもっと人間ドラマ掘り下げてほしかったし、とことん自分が車に興味ないことを>>続きを読む
これぞ“ホンモノ”のカーレースアクション映画!音が、スピードが、熱さが、全然違う。
ゲームに夢中な内向的な青年がプロレーサーになりチャンピオンになるまで!?
いま話題の『グランツーリスモ』以上にカーア>>続きを読む
子供に重いものを背負わせてはいけない。セメントのように投げ込まれたものが固まり年を重ねても足枷を背負っていく…ドラマ同様の久能整劇場で会話劇中心だが、伏線を丁寧に回収する展開は気持ちが良い。映画でも整>>続きを読む
原題“Gun Crazy”ってタイトル通りガチでクレイジー。銃に心酔した男女が銃をきっかけに出会い運命を共にする。とはいえ銃に対する姿勢が違うって観点が面白いポイント。後部座席から撮るカーアクションは>>続きを読む
人間が絶対に失ってはいけないものーそれは誇り。盲目のアル・パチーノがひたすら怒号を飛ばし何かと戦う。それは彼自身が自信を失わないための強がりとも。苦学生が盲人を支え友情を構築することで何にも変え難い喝>>続きを読む
タイトル通り狂いまくったバスジャック犯…なんだけど乗客も警察もみんな狂ってる。まさかな鉢合わせから占拠が始まり、続け様に起こる出来事があまりにも想定外。大丈夫な奴が一人としていない。78分でテンポよく>>続きを読む