アラバ浜ナゲットさんの映画レビュー・感想・評価

アラバ浜ナゲット

アラバ浜ナゲット

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.2

韓国の良質作品の質感。始まってから察知できる安心感がすごい。イチャンドンへの信頼感。
原作が村上春樹なのもめちゃくちゃ伝わる
全員気持ち悪くて、確かになって感じ

入り〜中盤、ヘミとジョンスの関係性が
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.5

印象的なのは真っ白な雪と吹き付ける風が冷たそうな外と、決して綺麗とは言えないけど暖色で手の悴みもだんだん薄れてきそうな列車内の対比。
DVDで見たから画質が悪くて、綺麗なカットもぼやけてしまったのが個
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海がきこえる(1993年製作の映画)

5.0

サントラを聴くとシーンが蘇ってきて感無量。
久しぶりに絵に魅了された。木漏れ日の描写が美しすぎた。絵で描かれる夏ってなんであんなにも綺麗なんだろう、想像の中にだけある、蒸し暑さを拭い去るような涼しげな
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

5.0

夏休み始まったとき、もう一回観たい
武の描く夏が大好き。もう全部いらないからこれをしたい、詰まりすぎ。きらきらしたものが
海を2人で歩くんだよ、正男はちっちゃくて、菊次郎のシャツは風で揺れてて、砂浜が
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オアシス(2002年製作の映画)

5.0

オールタイムベスト級
久しぶりに、純粋な愛って理由だけでぼろぼろ泣いた。こんなに美しいと思う描写が多い映画もなかなか少ないように思う
いろいろありますよ、そんな言葉で片付けられないくらい、絶望と片付け
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.7

終わり方がすき、レクターはどこかの街で生き続ける。

HANA-BI(1997年製作の映画)

5.0

武天才かっこいい以外の感情がでてこない
色気が半端ない、なんか知性と佇まいとギャップ、もう全てからフェロモンがギャンギャンに出てる ほんとすごい
画面に武が映るともうこれだけでいいって本気で思う

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ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR(1976年製作の映画)

3.3

音声荒いし字幕もないから、聞こえづらくて割と何言ってるかわかんないんだけど貴重映像すぎる
これほんとにドキュメンタリーなの?ってくらい映画で見た世界観すぎて、不思議な気持ち。
眉毛全剃りでずっとヘラヘ
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

5.0

流石キューブリック、脚本のエッヂ効きすぎててギャグ漫画くらい笑える
と前半はギャハギャハ見てたんですが、後半からはちゃんと"戦争"だった。この落差がより戦場の惨さを引き立たせてる、戦友が死ぬシーン、色
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.1

鈴木亮平、ハマり役ってか、ハマり込める才能と努力があるのすごい

式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

4.0

鬱って一生終わらないループに入っちゃう感じだよね、毎日毎日どこを歩いてたってなにをしてたって心で思ってることは結局あまり変わらないし、不安定だし、やめたくなるし走り出したくなるし
けど横にひとりでもわ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.0

キュートなビジュアルに反してかなり怖いし胸糞だった

柳俊太郎、役の性格はガチ好きじゃないけど顔かっこいいからなんでもいいもんねーーー💕

俺たちに明日はないッス(2008年製作の映画)

2.5

『童貞の童貞による童貞のための映画』

なんかギリギリ全部嘘のラインで全然気持ちのらない。女と男は結局分かり合えないってことと、君と見た海は一生忘れないってことはガチだった。
せっくすが全てじゃあない
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バービー(2023年製作の映画)

4.3

女でいることに対して溜まった鬱憤を吐き出しまくってくれて勇気出る。最近は女性の権利を主張するとフェミニストだって指差されるからこんなにストレートに表現してくれるのはありがたい。平等な社会を目指すって、>>続きを読む

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.2

訳が分からない人間が結局1番怖いですから

お兄ちゃんのバックボーンの説明が一切なくて、なんでそんな衝動に駆られるようになったのか元々なのか、とか全部わかんなくてそこがこの作品の肝に思えた
説明してわ
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ハードロマンチッカー(2011年製作の映画)

4.7

この映画は松田翔太のために存在しています。それ以上でもそれ以下でもない、金髪髭たまにスーツ、人を殴ったり殴られたり、高校生の女と電話したりじゃがりこ食ったり、そんな松田翔太演じるグーを一生眺めていられ>>続きを読む

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.0

あーもう北野武すごい、
武作品には女々しくてナヨナヨした男が全然出てこないから気持ちが良い!絶大な信頼感。

一本まるまる使って示してくるから、武作品は考察する気にならない、見たもんが全て、という感じ
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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

3.0

いろんな世界がある、それに比べて今の日本は…透明性もない国民の意見も反映されない不景気だしとにかく救いどころねえなって落ち込むー

アメリカは資本主義国すぎるし移民も多い、法律も州で違うから他の国の制
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偶然にも最悪な少年(2003年製作の映画)

3.6

見てる間はずっと変な気持ちでいることができます。意味わからないけどあっちも意味わからなくさせようとしてきてるから細かいこと気にせず乗っかるとその違和感が味になってきてイイ感じ

出てくる人全員フェイク
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バウンス ko GALS(1997年製作の映画)

4.2

本物の平成ギャル見れてめちゃくちゃ嬉しい
話し方とかソレすぎて上がった

女の子全員かわいいんだけど、佐藤仁美の姉御肌加減がエグくてふつーにかっこいい、肝座りすぎ案件。

女子の仲良くなりだす時の描写
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凶気の桜(2002年製作の映画)

5.0

2時間ずっと窪塚がかっこいい

内容もさることながらカメラワーク、構図がバチバチに決まりすぎてていちいち感嘆
ワンカットワンカットが計算され尽くされてて、然るべき場所に然るべきものがあって、どんどん正
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

5.0

ほんとに最悪グロすぎる、容赦ない

高校生って子どもだけど子どもじゃないし、わかんないこともわかりきってることもあるんだよね
あれが欲しいって欲望に悪くも素直で
女子高生って何しててもかわいいし許され
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

「次に会ったとき、元気をあげます。」←かわいい

綾野剛のカラオケシーンご褒美。

THE3名様(2005年製作の映画)

3.3

激ゆる、超ショートストーリー10本立て

おじさんがひとりパフェしてるの見つけてテンション上がって観察して実況したり、そうゆう暇つぶしめちゃくちゃ分かる

深夜のファミレスめちゃくちゃいいよな〜客もま
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木更津キャッツアイ ワールドシリーズ(2006年製作の映画)

5.0

人っておもしろいって感情でこんなにも幸せ噛み締められるもんか
もう最高だよ、木更津ファミリー愛してるよ!うっちーますます好きになる

ビールが好きなんです死ぬほど好きなんですう
あんドーナツ、、、久し
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ラスト・デイズ・オブ・ディスコ(1998年製作の映画)

3.2

展開は意味わからんし脚本も酷い
色んな人が書いたのを繋げたみたい

けど、とにかくサントラが良すぎる
アイラブディスコ、永遠に。。
クロエめちゃくちゃかわいいけど、もっと似合うスタイリングあったんじゃ
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木更津キャッツアイ 日本シリーズ(2003年製作の映画)

4.5

平成すぎてガチでアガる
あの頃の翔くんえげつないくらい可愛い顔してる

iwgpぽい、さすがクドカンというところ…。

偽札生産とか結構冷静に考えればイカついことしてるけど気にならん。だっておもしろい
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バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く(2021年製作の映画)

5.0

今年見た映画の中で一番元気出る。
個人的にほしいシーン全部くれた。

てか脚本書いたのが主演の2人なんだね、会話がガチでホームセンターで働いてるオバサンぽくてめちゃくちゃツボだった。天才だろ、あの人ら

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

4.0

あまりにも悲劇

厨二病拗らせてるとき本当に狂ってるヤツカッコよく見えるのわかんなくもないけど!
取り返しつかなくなっちゃって、最悪のカオス。

有名になりたいとか何者かになりたいっていう欲望が、人間
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

5.0

何故か今まで見てなかった 完璧すぎる!

映画を好きになって色んな作品を見ていくと、画面に映るものの奥、外見的なものではなくて監督が伝えたい核を探ることに寄ってしまうけど、やっぱり「視覚的にイケてる」
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.8

それぞれの人種を尊重する動きが盛んになってきててそれは素晴らしいことだけど、いずれにせよその人が持ってるであろう文化や環境で決めつけてしまってるところがないとはいえなくて、固定概念の在りどころが変化し>>続きを読む

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.8

ゴダール超越しすぎ

逃避行、ふたりは何から逃げてたのか?
「君は複雑だ」
「単純よ」
「振り回される」
「あなた 彼 私 単純なことよ」
男と女の愛の物語だった

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.6

14年の歳月人を待たず流るる如し…

シンジいつだって不憫すぎる
彼って本当にいつだってバカ正直に落ち込めて、人を信じられて、主人公としての気質がありすぎる。頼りないんだけどあらゆる絶望を背負ってくれ
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