人里離れた場所にある、亡くなった人の魂が集まる小屋と、そこで働く職員。あれ、この設定って、1999年に公開された是枝裕和監督作品「ワンダフルライフ」にそっくりなのだが???
と、思って調べてみた所、>>続きを読む
アメリカのND・スティーヴンソンによるグラフィックノベルを原作とする、Netflixオリジナル・アニメ。元々はディズニーによって制作が始まった経緯を持つらしい。
中世の騎士道の精神を持つ国家が現代に>>続きを読む
11歳の少女と、31歳の父親の、リゾート地での思い出。映像には体系的なストーリーが与えられず、ホームビデオの映像を多用している事もあって、淡い記憶のような形で紡がれている。
その手作り感覚の映像や、>>続きを読む
ジョナ・ヒル主演・脚本による、人種問題をテーマにしたコメディ。
ジョナ・ヒル演じるユダヤ系の青年が、ユダヤ教の集会でクセの強い冗談を浴びせられる冒頭から、台詞の情報量が膨大でめげそうになるものの、結>>続きを読む
カールじいさんと、今は亡き奥さんの半生を描いた冒頭から、風船を付けた家が空に上がる冒頭の20分が素晴らしいけど、それ以降はイマイチ、、、と思ってしまうのは、この邦題のせい。
原題は「Up」で、「家」>>続きを読む
「カーズ」の名脇役メーターが主人公のショートフィルム。その第4弾の舞台は東京だ。
世界観は「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」にそっくり。道幅が狭い日本の公道でレースとなると、やはりド>>続きを読む
哲学的な雰囲気さえ漂っていたロボット・アニメ「ウォーリー」のスピンオフとなるショート・ムービー。
「ウォーリー」本編の裏側をなぞるような構成になっているのがミソ。ただ、「ウォーリー」が醸し出していた>>続きを読む
「カーズ」の名脇役メーターが主人公のショートフィルム。消防車、スタントカーときて、今回は闘牛士。もはやクルマでも何でもないのだが、「カーズ」1作目のとあるシーンを思い出す人も多いはず。
メーターを主>>続きを読む
「カーズ」の名脇役メーターが主人公のショートフィルム。前作は消防車だったのに対し、今回はスタントカーだ。
メーターの台詞「実話だよ」から始まり、彼がかつてスタントカーだった頃の武勇伝を語るのだが、、>>続きを読む
「カーズ」の名脇役メーターが主人公のショートフィルム。タイトルは「レスキューチーム」になっているけど、どう見てもこれは消防車だ。
メーターの台詞「実話だよ」から始まり、彼がかつて消防車だった頃の武勇>>続きを読む
続編が作られた事で気が付いたんだけど「タイラー・レイク」っていうのは日本で付けられた独自のタイトルで、原題は「Extraction」(奪還みたいな意味)なのか。今回の原題は「Extraction 2」>>続きを読む
是枝裕和による初期監督作品。この時期の彼の作品では「ワンダフルライフ」が大好きなのだが、本作「誰も知らない」も同様にドキュメンタリー風の作品で、ファストフード店で隣の席から聞こえてくる会話等、世界観の>>続きを読む
「新聞記者」や「余命10年」等、近年話題作を連発している藤井道人監督による、村社会を題材にしたサスペンス。
のどかな山村の裏山にそびえ立つ巨大なゴミ処理場と、有力地権者のしがらみによって形成された「>>続きを読む
前作は原作者であるスタン・リー追悼ムードの中での公開だった事もあって、新しいアニメ表現とアメコミの古典に酔うノスタルジックな要素が入り混じっているように感じたのだが、今回は、まだこんなに伸びしろがあっ>>続きを読む
Disney+で見つけた予想外の掘り出し物!
メキシコからの移民2世である青年リチャード・モンタニェスが、高校中退でありながらチートスの「Flamin'Hot 激辛チーズ味」を考案し、大出世する実話>>続きを読む
17歳の女性が望まない妊娠を経験する話という前情報があり、男である僕はなかなか観る勇気が無かったのだが、BBC制作によるドキュメンタリーっぽい作りで、スキャンダラスな要素はほぼ無い。。結論から言えば、>>続きを読む
ドンパチ系のアクション映画が観たくて、「ジョン・ウィック」の1作目を久々に再鑑賞。初回時はキアヌ・リーブスの台詞が少な過ぎて2.5という低スコアにしたのだが、、、、。
最近だと是枝裕和の「怪物」等、>>続きを読む
通販会社で手話相談を担当する主人公ギョンミの初登場シーン。PC画面越しに中指を立ててきたクレーマーに彼女がどんな対応をしたのかしっかり覚えておこう。
連続殺人事件に聾唖者であるギョンミが巻き込まれる>>続きを読む
忽然と姿を消した2人の少年。そこに至る経緯を、母親、教師、少年、の3つの視点で描く作品である。
監督は是枝裕和で、脚本は坂元裕二という超豪華な布陣。両者の持ち味が存分に活かされたとも言えるが、敢えて>>続きを読む
北欧の国デンマークで漁師として働く青年エリオットが、有名音楽マネージャーの女性にスカウトされ、成功への道を辿るストーリー。
友人のバックでギターを弾くだけの予定だったエリオットが、事の成り行きからア>>続きを読む
日本の政治コメディが最終的にハゲや女性問題(お色気)で笑わせる方向でお茶を濁しがちな所を、本作はしっかり政治、特に選挙にまつわるエピソードを濃密に盛り込んで、「刺さる」つまり風刺として機能しているのが>>続きを読む
ピクサー制作による2008年の長編映画。前年の「レミーのおいしいレストラン」も素晴らしかったけど、この「ウォーリー」は、全然違う路線なのに、またまたとんでもなく凄い。
人類が汚染された地球を捨てた後>>続きを読む
ピクサーによる2008年公開のショートムービー。マジシャンと相方のウサギが仲間割れする様子を描いている。
ニンジンを貰えなかったウサギが、本番中にマジシャンの言う事を聞かないようになって、ショーの雲>>続きを読む
「レミーのおいしいレストラン」と同時上映されたピクサーのショート・ムービー。UFOに乗った宇宙人が、「未知との遭遇」みたいに地球人を連れ去ろうとする模擬テスト。
見習い宇宙人の横に座る試験官が、自動>>続きを読む
「ガンダム」シリーズの原作者、富野由悠季が、「∀ガンダム」以来15年ぶりに総監督を務めたTVシリーズ「Gレコ」の劇場版。これが五部作の最終作となる。
五部作だなんて商売のやり方として気に入らないけれ>>続きを読む
「ガンダム」シリーズの原作者、富野由悠季が、「∀ガンダム」以来15年ぶりに総監督を務めたTVシリーズの劇場版。この第四部では、ストーリー上でポイントとなるエネルギー源「フォトンバッテリー」の生産地、ビ>>続きを読む
アーミル・カーン主演作「ダンガル きっと、つよくなる」で娘役として出演していたサニャー・マルホートラが主演。田舎町の警部補として活躍するキャリア・ウーマン役で、まず彼女の格好良さが光る。
地方議員の>>続きを読む
予想外の収穫だった。芦田愛菜と宮本信子。決して話題性のあるキャストではないのに、こんなに心を奪われる映画になるなんて驚きだ。
BL(ボーイズラブ)漫画を通じて、女子高生と75歳の老婦人が友情を深める>>続きを読む
広島で暮らす一風変わった小学五年生の少女の話。
とてもマイペースで明るく、その反面、周囲の感情を読み取らない言動も目立つ。おそらく発達障害を持っているのだが、本作は原作の設定がそうなのか、敢えて障害>>続きを読む
ノーベル文学賞を受賞した作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチによるノンフィクション「戦争は女の顔をしていない」を原案とするロシア映画。第二次世界大戦終戦直後のレニングラードを舞台に、戦地から帰還し>>続きを読む
ポーランド製作の、LGBTQを題材にした青春映画。やはりNetflixはこういう隠れた名作を配信してくれるから侮れない。
得体の知れない怒りの感情を抱いていた17才の少女が、トランス男子として目覚め>>続きを読む
1作目の義足いじりに不快感を覚えて、それからずっと距離を置いて鑑賞してきた「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の完結編。
いわゆる底辺系の愛すべきキャラクターの友情を描いてきたシリーズなので、これ>>続きを読む
ホームコメディとしての土台が魅力だった「アントマン」シリーズだけど、この3作目は割と早い段階で量子世界が舞台になって、最初はやや戸惑ってしまった。
でも、このCGの映像が何処かB級っぽくて、クリーチ>>続きを読む
第一次世界大戦から、その後15年間を舞台に、軍医、黒人兵士、看護師の友情を描く。当時の財界の指導者達がナチスに傾倒し、アメリカで独裁政権を作ろうとした事件「ビジネス・プロット」を題材にしているらしい。>>続きを読む
日本生まれでありながら、アメリカで先に人気が出て日本に逆輸入されたソニック・ザ・ヘッジホッグのクールさが好きだ。マリオと違って、所謂ファミリー向けのキャラクターではなく、スケボーやピンボール等のストリ>>続きを読む
変な邦題が付かなくて良かった。文字通り、19世紀末の灯台を舞台に、ベテランと新人の灯台守による2人の生活が始まる。意地悪なベテラン(ウイリアム・デフォー)と、右も左も分からない新人(ロバート・パティン>>続きを読む