アイスランドがデンマーク統治下であった時代にデンマーク人が宣教のための教会を建てるというあくまでフィクション。
でも現実にこんなこともあったかもしれない。
歴史的にも宣教師が未開の地やそれに近い僻地に>>続きを読む
レビューを書く気もなかったけどやはり記録の必要性を感じたので書いておきたい。
かなりガッカリ。
まず料金が通常の鑑賞料金ではなく¥2500なのがアウト。
絵画展のドキュメンタリーでなぜ?
絵画展の入>>続きを読む
Part1はよかったのだけどこれは期待値高すぎて残念の印象。
壮大なドラマなのだがシャラメが部族を率いるに至るカリスマ性が演出不足の感否めず。
またオースティンバトラー演じるラウサを倒しただけでそんな>>続きを読む
第36回東京国際映画祭(2023)公式出品作。
"パッセージ"、"真昼の女"に続き3作目。
偉大だが著作が馴染み薄いため人柄なぞ知りもしなかったがその生涯がわかりやすく音楽も効果的で自然も美しくダンテ>>続きを読む
5月から封切られて10月を越えまだ上映中。異例の長さ。
リピーターがけっこういるってことなのか。
初回鑑賞時娘が父との思い出を懐かしんでるだけの映画だと思って漫然と見てたらなんだかよくわからなくて、>>続きを読む
国葬の日人々はどうしていたのか。
特別な日の記録としては貴重な映像。拾った声の選択が難しい。
賛成の人、反対の人、災害でそれどころではない人、デモの人、デモは嫌な人。
それぞれ意見を言った人をどう取>>続きを読む
知ってはいたが初めて見た。
ジョン・カサヴェテスレトロスペクティブ。
ボーイズクラブ的な関係で仲間を失った喪失感からヤケになるおバカな男たち。
即興的な瞬間を捉え男特有の居丈高かつマンスプレイニング>>続きを読む
ストップモーションと言えど驚くべき表現に目を見張る。
チリの悲しい出来事がテーマだというのは理解できる。
しかしマリアはどこへ行くのか。
という具体的なストーリーを気にするとちょっとモヤモヤする。
何>>続きを読む
ジョン・カサヴェテス レトロスペクティブ特集。
精神の均衡を失った姉と女遊びで現実逃避する弟、彼等や彼等に翻弄される子供たちの愛に飢えた姿が生々しく愛おしい。
人間誰でも持ち合わせいるんだけれどジー>>続きを読む
期待したほど心動かされなかった。
バックミラー等の保安部品のないモトクロッサーでクローズしたたまり場だけで騒ぐのは問題ないのだがヘルメットなしで公道をも疾走する。
その姿がカッコいいという描き方が一>>続きを読む
女優さんがあまりに美形過ぎた少女なので現実感が乏しく感情移入できなかった。
彫刻のような顔立ちが冷血な人間のように見えるというのでもないが。
事件を起こしてからの語りは参考すべき貴重な内容だと思うが>>続きを読む
シャンタル・アケルマン映画祭2023
昨年からアケルマン作品大分見て必ずしも楽しめているかどうか好きかどうかは疑問だが見るたびにその独特な作風に驚く。
街をぶっとばせ、家からの手紙の二本立て。
家から>>続きを読む
富豪が箔をつけるための映画製作というのはそういうのあるあるな業界を皮肉ってんだと思うがこの富豪のオヤジの描き方がイマイチゆるい。
どこか俗物感薄くて絵画的面白味がない。
主演男優同士の虚栄心や監督の俳>>続きを読む
スリー・ビルボードに続く人間の悪意や争いに関する考察か。
争いのなかったパードリックとコルムの仲がやがて険悪になっていく姿を通して争いを語っている。
二人は最初の方で対岸で起きている内戦(アイルラン>>続きを読む
邦題「予備選挙」
国立映画アーカイブのアカデミー・フィルム・アーカイブ映画コレクション。
第71回アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞受賞した伊比恵子監督の「ザ・パーソナルズ」との二本立て。
1960>>続きを読む
未体験ゾーンの映画たち2023
失語症で去年引退を表明したウィルスだけどその時点で未公開だった作品のひとつだろう。
出番は少なく多分言葉がすんなり出ないからこんなシーンしか撮れないんだろう。
でもブル>>続きを読む
マーゴの役が良かった。
有名レストランでも高名なシェフの作る料理といえども「食べたいものを食べたい時に食べる」と言い放つ。
ニコラスホルトのようにありがたがらない。
当然といえば当然だが客側のポリシー>>続きを読む
第35回東京国際映画祭5作目。
これはちょっと変な映画だがかなり興味深い。
監督についてはまったく知識がない。
当然フィクションだが舞台となるルーマニアのある側面が出ている。
主人公エヴァルドは養>>続きを読む
映画批評月間~フランス映画の現在をめぐって~(渋谷ユーロスペース)の一作。
情熱的な文学少女の恋する一夏といった感じ。
アナイスは自由奔放で自分に正直だがかなり自分勝手。
相手が浮気とわかっていなが>>続きを読む
奇想天外映画祭2022の一作。他の奇想天外作品に比べると奇想天外度は低い。犯罪ノワール定番ものという感じ。
「夜の人々」と同じファーリー・グレンジャー、キャシー・オドネルのコンビ共演ということで見た>>続きを読む
他のゴダール作品は見ていたがこれは初めて。
女優志望のナナが娼婦になり生きていくストーリー。
これがゴダールなのかという絵。グラフィカルなショット。
クローズアップ多い。
挿入されたドライヤーの裁>>続きを読む
赤い重力ってタイトル何?
ジャン・レノ出てるから期待した。
設定がSFってだけで絵が砂漠みたいな景色ばっかで、ジャン・レノなかなか出てこないから寝ちまった。
目が覚めたらたった一人だけの管制官として>>続きを読む
夢のある話し。
ちょっと出来すぎ感ある。
強引さに生理的嫌悪を感じながらも最も安パイなマクサンスに入れ込む。
インテリなロイックには友人的気安さと知性に惹かれながらも姉に彼の顔の造作に対して正直にい>>続きを読む
昨日米国アカデミー賞国際長編映画賞受賞したがそれ以外の数々の受賞がその評価の高さを物語っていて素晴らしいことだと思う。
公開当初ざっくりのあらすじだけ知って興味を持てず見てなかったが「偶然と想像」を>>続きを読む
あまり心動かされなかった。自分が鈍感なのか。
三話それぞれに言葉とそれによる感情の働きや揺らぎを描いてそれなりに興味持てるけど三話というのポイントなのか。二話や四話ではなく。
①「魔法」は昔の男への未>>続きを読む
けっこう面白かった。
やさぐれた船員上がりの男が馬車の女に一目惚れ。何で馬車?クルマじゃ見初めるには速すぎるからか。
暴漢から助けた所を見込まれて執拗に誘うエルザ。
断り切れずに誘い込まれるマイケル。>>続きを読む
想像と違った。
トリュフなど食べたことも匂いも嗅いだことがないど素人にとってはもう少し知識や情報が知りたかった。
トリュフの採れる貴重な森がどんなだがわかり高級品といっても生産者(純粋には生産ではな>>続きを読む
「マヤの秘密」に続いて女の復讐劇。
イランでは上映禁止だとポスターのコピーにある。
どこが禁止なんだろう。
イランは非常に死刑が多いと聞く。
政治犯が日々死刑にされているという印象を持ってる。
昨年>>続きを読む
狂気のノオミ・ラパス健在。
マヤの行為は許されないが壮絶な過去ゆえ気持ちは理解できる。
こんな埋もれた悲劇は多々あったこと想像に難くない。
ただ終わり方が不満。
どう収束するのかの期待が裏切られた感大>>続きを読む
サバイバル・シティって舞台は農場だけど。
全体にぬるい。
マヌケすぎる悪党。
緊張感ない会話。出番少ないブルース・
ウィルス。
ストーリー、脚本もC級。ブルース・ウィルスも年齢的に派手なアクションも>>続きを読む
未体験ゾーンの映画たち2022
なんかよくわからなかったが久しぶりの映像体験だった。未体験ゾーンに相応しい。
予備知識ない方が楽しめる。
ネタバレなしで感想。
冒頭テロップされる「事実に基づいた物語>>続きを読む
人殺しの罪で服役中のジェニーが仮釈放でシャバに出て監視役の保護観察官と元恋人の間で揺れ動くメロドラマ。
ジェニー役のパトリシア・ナイトと観察官役のコーネルワイルドは撮影当時夫婦だったとか。
このジェニ>>続きを読む
役者が二人も揃いながら時間を浪費した内容。
展開もメリハリに欠け人物の心理描写も中途半端。
トラウマに悩まされる役柄とはいえタイリース・ギブソン演じるカイルは元海兵隊員。
もっとキレを見せんかい!と言>>続きを読む
ボーダーふたつの世界のアッバシ監督作。
ボーダーは世界観にオリジナリティがあってすごく面白かった作品。なので期待した。
ビョルン・アンドレセンも怪しげでいい。
妊婦ホラーというのか体内ホラーというのか>>続きを読む
日本が立ち入ることのできない日本領土の実態として貴重な作品。
フランスでのドキュメンタリー映画祭で最高賞をとったらしい。
フランス製作だから撮れたんだろう。島民の意見も色々なのがわかる。おそらくフラン>>続きを読む
たけしの芸人としての成り立ちと生きた時代、師匠との交流。ストリップ劇場からテレビ時代へと変遷する芸の世界。そのあたりの空気感は感じられたしなにより柳楽優弥の演技には目を見張るものがあった。
また劇団ひ>>続きを読む