ゲーム映画としてもレース映画としてもなんとなく中途半端な、アトラクション作品
このままだと、新作を全く観なくなりそうな予感から、dolby cinemaで観てみたのですが、自分には合わなかったかな…>>続きを読む
奇跡・愛・死・罪…閉じられた世界で淡々と紡がれる大人ためのダークファンタジー文芸映画
今年度の午前十時の映画祭では一番楽しみにしていた本作。上映時間が3時間を超えるのですが、淀みなくストーリーが紡が>>続きを読む
いろんなシチュエーションの小林桂樹が見られるのは楽しいけど、ストーリーの流れは色々全部混ぜの迷作
小林桂樹出演・幻の日活作品ということで、そこそこ楽しみにしていたものの、まっすぐでキュートな小林桂樹>>続きを読む
アメリカンノスタルジーあふれる仕掛けは楽しいけど、だいぶ難しい…とにかく視覚で感じろ!な「音の出る美術館」系作品
友達が観たい!と言っていたものの、ウェスアンダーソン作品は苦手な自分は当初スルー。が>>続きを読む
新幹線建設用地をめぐってうごめく、ダークサスペンス
レビューまでに時間がかかっていて覚えていることをめも
ストーリー
岡山で不動産業を営む桔梗(田宮二郎)を東京から中江(加東大介)という男が訪ねて>>続きを読む
熱量が90年代のトンデモアクション活劇!アクション映画と火薬が好きな映画ファンには今年もっとも見逃せない作品
マッチョでちょっとお茶目なスパイと、美女が世界を股にかけて活躍する映画が観たいな~と思っ>>続きを読む
100年前、カメラを持っていた男たちの行動と心理
関東大震災が発生した1923年9月1日から100年を迎えた日に作品を観ることができました。ドキュメンタリーということで、もっと悲惨な内容になっている>>続きを読む
アメリカの影、誤解・思い込み・積年の染みこんだような「負の要素が」積み重なりすぎた末の悲劇
filmarks試写にて。思った通りに骨太で息をするのを忘れるほどの苦しい瞬間が続く、BLMの象徴的出来事>>続きを読む
二組の恋愛模様が微笑ましくも美しい、古き良き時代のラブストーリー
数年前にこの映画の舞台、有楽町そごうがかつてあった読売会館の角川シネマでやっていたときに観れず、今回のラピュタの上映もタイミング合わ>>続きを読む
コントラスト強め・ギラギラプラスチックチープな世界で「空虚に」繰り広げられる、アメリカン・ノスタルジー・コメディ
(だけど深堀りすると、かなりエグメッセージ込みの悪知恵あざとムービー)
グレタ・ガー>>続きを読む
戦後と冷戦の影響が映し出される時代の、ドラマチックSF
久々に午前十時の映画祭に参加。モゲラをスクリーンで観れてよかったです。(思ったより大活躍はしてなかったけれど…)
ストーリー
富士山麓の村で>>続きを読む
エレメント(文化)が違うもの同士の王道ラブストーリー
都心なら字幕版は余裕と思っていたらそれでも上映がかなり少なくて一時は観るのを諦めましたが、観れてよかったです。
ストーリー
炎の国からエレメン>>続きを読む
選挙を通じて「家族」を見つめなおすホームドラマ
観てから大分経つのでいい加減記録つけたいのですが、個人的に松竹作品はどうも時間の流れ方にメリハリがなくどこを切り取ると良いのかわかりにくくまとめにくい>>続きを読む
一応、シリーズの終わりを作るためにいろいろ「置き」に行った無難な作品
前作、クリスタルスカルの王国が楽しみにしていた割に本当にダメだったので、それより面白ければ合格!の気持ちで観にいきました。結果、>>続きを読む
山崎努のダークヒーローここに降臨!登場人物(ほぼ)全員悪人のノワールスリラー
ストーリー
所轄の警察官であった菊地(山崎努)は、とある死体遺棄事件を捜査していくうちに、容疑者として逮捕した花井と、自>>続きを読む
貝の愛らしさに隠された、現代的なテーマ
もう少し純真な冒険譚が語られるのかなあ〜と思って観ていたものの、中身は現代的なテーマに満ちた大人向けの作品。
ストーリー
貝のマルセルは、人間に見つからない>>続きを読む
1960年代のOL恋模様がカラフルに描かれた佳作
源氏鶏太の原作をベースに製作された、東宝のお家芸・サラリーマン映画かつ女性向けテイストな本作。今回は星由里子演じる新人BG(現在ならばOL)のモテモ>>続きを読む
戦闘シーンのない戦争映画であり、純愛の物語
映画館でたまたま予告をみて、吸い込まれるような美しさに惹かれてスクリーンでは初鑑賞。テレビ放送では何回か見ていてストーリーは知っていたものの、今回映画館で>>続きを読む
エロスと夫婦道と恋愛と
ある女性の半生
ストーリー
英文学者の沼波(仲谷昇)は、妻・須賀子(稲野和子)しか知らない、学問の道一直線の男だった。そんな中、須賀子は沼波の友人である田所(神山繁)を誘惑し>>続きを読む
モノクロスタンダードに押し込められた男たちの哀しき結末
思いがけず観ることになりましたが、ゾワゾワするような作品でした。
ストーリー
岩尾、熊谷、下山、小西(山崎努・久保明・西村晃・加東大介)の4>>続きを読む
10000%選手の魅力が詰まった(そして頼り切った)作品。も、映画的な評価はそこまで…
『マーロウ』が空振りだったので勢いで観た作品。やっぱり野球はいいなぁ〜
というのも、WBC決勝の日にたまたま有>>続きを読む
フィクション版『バビロン』な雰囲気で何か足りない作品
うーん、華やかで陰謀渦巻くハリウッドが舞台でも、ここまで抑揚がなく気持ちの上がらない探偵物は初めて。リアムニーソンマラソンのラストとしては…>>続きを読む
手札の中で最善を選ぶ男の、淡々とした生き様
予想以上にクールで淡々とした作品。でもオスカーアイザックの渋さに大満足でした。
ストーリーとしては、カードカウンティングをこっそり行いながら、カジノのカ>>続きを読む
基本的には喜劇俳優人の個人芸を楽しむためだけの作品
記憶が薄れてきてストーリーが怪しくなってきましたが…
とある詐話師軍団:善六、赤バッチ、ポチ、玉子どうふ、爆弾の留(森繁、三木のり平、ミッキーカ>>続きを読む
「プーさん」を使いたくて作っただけのスプラッターもの
えー、SMTメンバーの誕生日クーポンの期限ギリギリで観れる、クーポンだから観たくなる映画として選びましたが、演出やらストーリーの組み立てやら>>続きを読む
過去にとらわれる生き方、前を向く生き方の交差するさま
ストーリーは
赤線地帯・鳩の街にある「藤村」にて生活する女性たち(久慈あさみ・淡路恵子・桂木洋子・高峰秀子)とその女将・おしげ(田中絹代)、おし>>続きを読む
女優オムニバス映画!時代の移り変わりと女優を愛でる作品。
とある小説家に使えた、9人の女中たちのオムニバスエピソード。結婚やら次のステップに進むためにまた一人と家を去り、新たな人が入り、最後にはお手>>続きを読む
立場を超えた、シスターフッドと父の愛
や、やってしまった…
観て2分くらいで登場する、沙羅の花の香りを嗅ぐ草笛光子のシーンが来て、前観たことを思い出した…
だけど、前回は『脚本:新藤兼人特集』の中>>続きを読む
映画会社俳優とプロダクションキャスティングの混ざり合う、時代の空気を感じる娯楽作品
ストーリー
糸魚川の高校生、伊津子(中尾ミエ)は姉美樹(池内淳子)が経営する河辺プロダクションに転がり込むことを目>>続きを読む
芸術と愛、そして人生を切り開く力
最近ロードショー作品はフランス語映画ばかり観ていた気がして、さすがにやめようかと思っていたところ、クラシック音楽好きの知人が絶対観たい!と誘われたので便乗。結果的に>>続きを読む
抑えた演技と安定感あふれる、『サラリーマン文芸映画』の佳作
映画のストーリーは大きく分けて2部に分かれていて、雰囲気がガラッと変わる。
前半
出世コース爆進中の重役・日高(森繁久彌)は、やもめであ>>続きを読む
骨組みは豪華絢爛で文句なし!なのに色々惜しいところが多くてもったいない作品?
ストーリーは
社長夫人で何一つ不自由ない亜紀(山本富士子)はある時、軽井沢へゴルフへ出かけた夫・賢行(森繁久彌)が浮気>>続きを読む
余白も味わえる、エモいけど技巧的な作品
予想以上に映画の編集やカメラワークが技巧的でありながら、一見するととてもエモーショナルなつくりになっていて、技能的な面は忘れてもある程度は楽しめるようなつくり>>続きを読む
三田明の歌謡曲に乗せて繰り広げられるキャンパスライフ
ストーリーは最初から最後まで一貫したものがなかった気がします…
音楽部の活動に勤しむ大学生・三好(三田明)とガールフレンド・見奈子(早瀬久美)>>続きを読む
不幸になる選択ばかりする女の、不幸なりな生きる道
ストーリーとしては、
バツイチの美佐子(山本富士子)は、実家である築地で母親(三益愛子)とおでん屋を開いている。家族は他に、父親(加東大介)は傷痍軍>>続きを読む
時代劇のはずなのに現代ネタが混じってる大・ミュージカル・時代劇コメディー
森繁久彌映画初主演作(だけど、クレジットはトップではなかったような…)
宝塚出身轟夕起子が旅芸者、森繁は宮本武蔵之助と名乗る>>続きを読む