sayuriasamaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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四万人の目撃者(1960年製作の映画)

3.8

人気選手の突然死。陰謀か、それとも...

ここ3日はシネマヴェーラ渋谷に通ってました。1日で固め打ちできればいいのですがね。日程が厳しく...

あらすじ:試合中に人気野球選手が急死した。彼の死に伴
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七人の刑事 終着駅の女(1965年製作の映画)

4.1

上野の街が影の主役の、当時の雰囲気満点のセミドキュメンタリータッチサスペンス

ラピュタ阿佐ヶ谷20周年記念企画もおわってしまいましたが、私が最後にチョイスしたのはTVガイドドラマ『七人の刑事』の劇場
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父子草(1967年製作の映画)

5.0

生きていた英霊と苦学生の「家族愛」そして人の心の温かさ、弱さ..

楽しみにしていたラピュタ阿佐ヶ谷開館20周年記念リバイバル企画のトリを飾る作品。本当に良い作品でした。

登場人物は
飯場を渡り歩く
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私をスキーに連れてって(1987年製作の映画)

4.2

ユーミンPV感はあるけど、日本にキラキラの若者がいた時代の空気を伝える作品

あけましておめでとうございます。
本年最初に観た映画...をレビューしたいところですが、今年もジャズコンサートで年越しして
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英語に弱い男 東は東西は西(1962年製作の映画)

4.4

キザな嫌味、お江戸のケレンミ、ラブコメ...これぞジャパニーズコメディ

久々のレビューとなります。もっと早くレビューするはずが、おそらく作品登録されておらず、ようやくレビューできます。さて、本作は絶
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集団左遷(1994年製作の映画)

4.0

サラリーマンの悲しい性と、シブとさ

本作は忙しくなる直前に見に行った映画。
その日は遅番だったので、朝イチの上映を観たのですが、開場を待つ観客の年齢層を見た瞬間、久々に「入るんじゃなかった」と思って
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

4.8

ソフィーの重すぎる人生、ネイサンの虚飾、そしてスティンゴの汚れなさ

午前10時の映画祭大本命。実はAグループ上映時に行きたかったのですが、忙しく、時はすでにBグループ上映作品に。いつものところで観れ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.6

一人の男の苦悩と、バンドの良さと

お久しぶりのレビューです。10月末からバタバタ忙しく、またとあるセミナーのゲストスピーカーのお話(自分はシロウトなのに)をいただいた結果、準備に奔走?したりとぐった
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暁の翼(1960年製作の映画)

4.0

迫真の飛行機シーン、手に汗握る救出劇の心理戦

シネマヴェーラの特集にて。
ストーリーとしては単純明解。訓練中の航空機が行方不明になり、乗員2名を救出するという話。

飛行場の名前が微妙に古くて懐かし
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男はつらいよ フーテンの寅(1970年製作の映画)

3.7

やっぱり柴又の人がいてこその寅さんなのかなあ。

BSテレ東で毎週寅さんの映画をやっています。もちろん自分で借りてもいいけど、テレビでゆるーく観るのもいいかなあと。さて、2作目を忙しくて飛ばしてしまっ
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縄文にハマる人々(2018年製作の映画)

3.8

縄文を探究すること、未知の文化をどうとらえるのかということ

この映画、観たかったのですが気がつくのが遅くてもう終わってるかなあと思ったらまだ渋谷でやってるということで、なんとか観れました。
私は結構
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殺人者(1966年製作の映画)

4.2

気の強いお嬢様と、ナイーブな青年の悲恋

またもや大型台風が接近中ですが、いかがお過ごしでしょうか。
気温変動も大きく体調崩しそうですが...

本作品はシネマヴェーラ渋谷で開催中の大映作品特集からの
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.5

映画館が紡ぐ、ノスタルジー

そういえば観たことなかったなあという理由で鑑賞。今までなんで観ていなかったのだろう?
ストーリーは、イタリアのある映画館が舞台。映写技師のおじさんと、戦争で父親をなくした
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.4

人間としての自由を手に入れる女性たちの戦い

なんだかんだ用件が重なり、ヘトヘトな1週間でした。今後も何だかダブルヘッダー、トリプルヘッダーな日がありそうで...体調には注意しなきゃ。
ということで、
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.2

中年の悩みとプーのゆるふわ哲学思考

今年期待の作品その2。今後の予定がたたないので、封切り日に鑑賞。

私、大のプーさんとその仲間達ファンでして。安いですけどいろいろグッズも所有しております.. .
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.7

親子の絆、母の大冒険、そしてお祭り騒ぎ
今季注目作をようやく劇場で観ることができました。そして、好運にも応援上映会(声だしok会)に参加できて大満足です。

実は応援上映会に参加する前に本編を別の日、
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若者の旗(1970年製作の映画)

4.6

いつの世も迷い、ぶつかる若者の生き様

俳優座映画部『若者たち』シリーズラスト作品。というのも、佐藤家5兄弟の俳優さん方はTVドラマから足掛6年演じてきており、もはや若者と呼ぶには厳しい年齢になったこ
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若者はゆく -続若者たち-(1969年製作の映画)

4.0

それぞれの立場で人生が次のステップに進むときの葛藤

佐藤家5兄弟の暮らしぶりを描いた「若者たち」シリーズ第2弾
今回も熱い、熱すぎる兄弟ゲンカが見所ですが、彼らの人生も次の舞台へと進んでいます。また
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皇帝ペンギン ただいま(2017年製作の映画)

3.9

"背中で語る"皇帝ペンギンの過酷な生態のドラマチックさ

実は「カメラを止めるな」を見た日は久々の休みで、某臨海地域のSC内シネコンにいたこともあり結構まとめて観覧。邦画新作を中和するために本作をチョ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.3

70%あるあるネタ
15%構成のよさ
15%インディーズならではの良さ
のコンボが奇跡的に噛み合ってのフィーバー?

ここのところ休みが不規則で映画もちょっとしか楽しめませんでしたが、ようやく名画座作
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若者たち(1967年製作の映画)

4.0

高度経済成長期の痛みと苦しみと兄弟愛

超マイクロ名画座ラピュタ阿佐ヶ谷で開催中の『戦後独立プロ映画のあゆみ-力強く』の中からの一本。知りあいの邦画好きのオジサマが昔ハマッたと熱弁をふるうので試しに観
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免許がない!(1994年製作の映画)

3.6

バブリーな雰囲気たっぷりのユルユルモードのコメディ

前から観たかったコメディ。アクションスターの南条は超売れっ子。映画の中では二枚目としてかっこよくハンドルを握っていたが、実は運転免許をもっていなか
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レッド・サン(1971年製作の映画)

3.5

三人の超イケメンが繰り広げる活劇?

HDDがいよいよ自転車操業に入ったのでこの映画を観ることに。

あらすじ:天皇から大統領に送られる刀が盗まれた。その名刀を取り戻すため、また、裏切った仲間を追うた
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ボディガード(1992年製作の映画)

4.3

輝く歌姫と仕事一筋の男のはかないひとときの愛と信頼

いやーこの思い出の作品がスクリーンに帰ってくるとは思いませんでした。この作品、当時の映画館は入替え制ではなかったので、3回(3周?)観たなあ。おま
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おヤエのもぐり医者(1959年製作の映画)

3.8

名コメディエンヌのおもしろズーズー弁。短編映画でも見ごたえあり

ちょっと早いですが、ようやくいろいろ一段落つき、夏休みモードです。
今回はラピュタ阿佐ヶ谷ににて開催中の「若水ヤエ子特集」になんとか間
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.7

3D映画ならではの浮遊感とストーリー性

断捨離発掘映画祭第5弾
週末は基本ホコリまみれになってしまう日々です...今回は結構置き場に困る「映画館の3Dメガネ」で見た映画の中で一番好きな映画のレビュー
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

4.0

キラキラなムード、スモーキーなノラの歌声、ジュード様の自然体かっこよさ?が魅力のロードムービー

断捨離発掘映画祭5弾
異例のコースの台風が接近中ですが、いかがお過ごしでしょうか。私は本日、屋外開催の
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リプリー(1999年製作の映画)

3.6

男を愛してしまった男の、破滅的愛情の行方は....

断捨離発掘映画シリーズ第4弾。これは深夜の再放送?の録画より。
アランドロンの代表作『太陽がいっぱい』のリメイク作です。というか、原作はイギリス人
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.3

離婚、仕事、そして家族...コメディでありながら人生の奥深さを教えてくれる作品

断捨離発掘映画祭その3
この映画、昔よくみていました。最近は見返していなかったなあということでレビュー

あらすじ
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

4.0

カウントダウンが迫るホテルで巻き起こる珍騒動

断捨離発掘映画その3
こちらもソフトではなくパンフレットが見つかった映画。というのも、ここ10年位で感想らしい感想、記憶らしい記憶が残ってる数少ない邦画
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タイピスト!(2012年製作の映画)

4.1

タイプライターでつなぐ、スポ根ラブコメ

「断捨離」発掘思い出映画第2弾。こちらはソフトではなく、出てきたのはパンフレットと半券。半券は日記に挟んであったという始末。物持ちよすぎますね。

さて、この
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

4.2

原作をテンポよく映画化。バチカンの風景も美しい快作

ラングトンシリーズ映画化第2弾。といっても、小説はこちらの方が「ダ・ビンチコード」より早いのですが、わたしはこちらの方が好きです。原書も持っていて
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愛の渇き(1967年製作の映画)

4.2

純文学の映像化に果敢に挑んだ作品。浅丘ルリ子の不安定で倒錯的な道に走る女の姿は美しく色っぽい

最近全然映画館にも行けないし、見れても短めのドラマを観てる日々です。仕事も忙しく、また実家の「断捨離」の
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山猫(1963年製作の映画)

3.4

美しい舞踏会と野心...だけど、やっぱり長かった..

BSプレミアムにて。バートランカスター&アランドロンのイタリア貴族モノ。
昨年bunkamuraルシネマでアランドロン特集をやったときにもセレ
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夕映え(1974年製作の映画)

3.4

歌わないジュリーアンドリュースのサスペンス・ラブストーリーのはずだけど、いまいちサスペンス感は薄い...

シネフィルwowowにて。舞台は冷戦時代。ジュリーアンドリュースはイギリス諜報部勤める女性。
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.4

サムライのカッコよさと農民のせこいながらもコミカルな動きのハーモニーが素晴らしい娯楽時代劇

6月に入ったら猛烈に忙しく、正直映画をどっぷり観ることすら贅沢な状態です。本作は1ヶ月前くらいに観たのです
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