aikidoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

5.0

ディオールに憧れるおばあちゃんが夢を叶えるシンデレラストーリーというシンプルな物語ですが、夢を持つことや諦めないことの大切さ、いくつになっても人は輝けることが素敵な奇跡と共に描かれており、明るく前向き>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

5.0

新幹線ファイナル・エクスプレスが名作だったのでこちらにも期待していましたが、アクションやドラマを軸に繰り広げられるバイオテロの恐怖を、飛行機といった限定された空間で無駄なく、終始先の読めない展開と緊張>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.0

アリエルのキャスティングが大荒れしていますが、個人的に違和感は感じず、ミスキャストではないと思いましたし、歌も上手く、チャーミングさと力強さを兼ね備えたアリエル像は全然ありだなと思いました。

歌や音
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マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

4.5

過去と現在を舞台にし、400年の時を越えた壮大なラブストーリーとあいかわらずぶっ飛んでいて、テンションが上がるアクションの連続が素晴らしく、とても見応えがあったので、観ていて楽しく、面白かったです。>>続きを読む

デッドロック4〜絶対王者ボイカ〜(2016年製作の映画)

3.0

ボイカはヒールのイメージが強かったんですが、知らない間に彼が良い奴になっていて驚かされました。
また、スコット・アドキンスのアクロバットアクションのカッコ良さがカメラワークとカット割によって、さらに魅
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.0

海外での評判が高く、これは期待できそうだなと楽しみにしていましたが、ロッキー不在の穴は大きく、ロッキーがいない不自然さばかりが目立っており、彼が退場した理由も一切説明されないので、違和感が拭えず、作品>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

既婚の刑事の男が被疑者の女に惹かれていくという禁断の恋を描いたラブストーリーかと思っていたら、そんな単純な映画ではなく、サスペンスやミステリーの要素も絡む非常に見応えのある映画で、独特な世界観に終始引>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.5

前作が微妙だったので期待と不安を胸に鑑賞しましたが、ド派手なアクションとテンポの良さやサプライズ等があって前作よりは面白かったです。
ただ、アクションのありえなさや突っ込みどころの多さが気になりました
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TAR/ター(2022年製作の映画)

2.0

音楽をテーマにした映画にハズレは少なく、傑作が多いという法則があると思っているので、この映画にも期待していましたが、長すぎる上映時間と解釈を観客に委ねた構成や盛り上がりに欠ける地味な展開が好みではなく>>続きを読む

ベイウォッチ エクステンデッド・エディション(2017年製作の映画)

3.5

筋肉と美女のセクシーボディが全面に押し出されており、筋トレのモチベーションが上がるような映画で、頭を空っぽにして楽しめました。
ただ、下ネタのオンパレードなコメディは観る人を選ぶので、万人にオススメは
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.5

マリオを知らなくても楽しめますし、王道で爽快な物語がコンパクトな時間にまとめてあり、スピーディーな展開とテンポの良さも合間って92分間全く飽きることなく楽しませてくれるので、映画としても面白いですし、>>続きを読む

ファルコン・ライジング(2014年製作の映画)

2.5

マイケル・ジェイ・ホワイトのアクションは良いんだけれどもストーリーが薄く、主人公のPTSDの後遺症をフラッシュバックで描写しているが、全く回収されずストーリー的にも入れる意味が感じられなかったので、不>>続きを読む

かずら(2009年製作の映画)

4.0

若ハゲに悩む人の話で、笑ってほっこりさせられるハートフルドラマといった感じでとても見易いですし、普通に面白かったです。
ただ、さま~ず二人の演技があまり上手いと思わず、作品への没入感が削がれたので、そ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

今回はロケットが主役で、彼中心の物語なんだけれども各キャラクターそれぞれに見せ場があり、シリーズ最終作に相応しい内容でした。
また、家族をテーマにした共感しやすいテーマが感動を誘いますし、ロケットの過
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

スポーツブランドの頂点に君臨し、圧倒的なシェアを占めるナイキにも苦戦する時代があり、最初から順調だったわけではない事に驚きました。

展開が早く、構成や編集も上手く、かなり見易い映画で、バスケやマイケ
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オットーという男(2022年製作の映画)

5.0

オリジナルが大好きな作品で、初鑑賞時にかなり感動したので、リメイク作であるこの映画は絶対に映画館で観ようと決めて鑑賞しましたが、オリジナルに忠実ながらもハリウッド流の現代風アレンジによりかなり観やすく>>続きを読む

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

ハイレベルなアクションとドラマの融合が面白く、見応えあるのと前半で溜めたおかげで覚醒してからのバトルが更に盛り上がっているので、演出としても効果的だと感じましたし、前半と後半の違う映画なんじゃないかと>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

3.5

スピーディーな展開とバレるバレないの緊張感が見応えありますが、韓国映画あるあるのゾンビ並みの生命力を持ったなかなか死なない敵キャラといった部分が気になりましたし、展開の早さとテンポは良かったんだけれど>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

2.5

ジョジョ・ラビットのような映画なのかなと思い鑑賞しましたが、カトリックとプロテスタントの対立により発生する過激派による襲撃事件で、平和な日常が失われていき、故郷を去るか未来を取るかの二択を迫られ、難し>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.0

スピルバーグの自伝的映画という事で期待して鑑賞しましたが、ドラマティックな展開や興奮と感動の映像体験といった今までのスピルバーグ作品を期待していた自分としては、心踊るワクワクさせられるようなエピソード>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

マルチバースとカンフーを融合させた斬新な映像と下ネタやシリアスな展開が入り乱れるカオスな物語が新しく、今までに観たことがないようなタイプの映画でした。
また、斬新な映像体験ながらも最終的には愛や家族の
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ソウォン 願い(2013年製作の映画)

3.5

実話をベースにした作品ですが、事件が衝撃的すぎて唖然としましたし、あまりに残酷で辛すぎる内容に鑑賞がしんどくなり、途中で観るのを辞めようかと思ってしまいました。
ただ、実際に起こった事件から目を背けて
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

序盤から違和感を感じさせる演出と不気味な雰囲気のまま進んでいく構成が緊張感を持続させ、先の読めない展開と相まってどんどん世界観に引き込まれますが、何を伝えたいのかよく分からない唐突なラストで、この映画>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

1.0

チャゼル監督の映画は全て観ているので、この映画にも期待していましたが、エロ・グロ・ゲロ・ドラッグ等の下品でぶっ飛んだ世界観に付いていけず、不快で引いてしまいましたし、その世界観も自分には全く合わずつま>>続きを読む

あの日、兄貴が灯した光(2016年製作の映画)

4.5

自分も男兄弟で弟がいて共感しやすく感情移入しやすいテーマで、心に響きましたし、最悪な出会いから徐々に打ち解けていく二人の関係が感動的で、後半は涙腺が崩壊してしまったので、泣けるヒューマンドラマとしても>>続きを読む

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

4.5

父と子、兄と弟、孫や元恋人等、多様な人間模様を盛り込んだ家族の再生の物語と法廷ドラマの組み合わせが素晴らしく、かなり引き込まれましたし、上質なヒューマンドラマとして見応えがありました。
また、ロバート
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傷だらけのふたり/恋に落ちた男(2014年製作の映画)

4.5

借金取りでチンピラなんだけれど、実は人情に厚く、街の人からも慕われている主人公の不器用ながらも一途で純粋なラブストーリーが切なく刺さりましたし、王道なメロドラマに家族愛等の要素が加わり見応えがあり、途>>続きを読む

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

4.0

ノーウェイホーム、マルチバースオブマッドネス、ラブ&サンダーと面白く満足度の高い作品続きのマーベルにしてはトーンダウンした感が否めず、サノス以上とのカーンも、強いのか弱いのかよく分からないインパクトに>>続きを読む

グレート・インディアン・キッチン(2021年製作の映画)

2.0

お義父さんのわがままで理不尽な要求や夫の高圧的な態度と妻を奴隷のように扱う姿にかなりイライラさせられますし、ひたすら不快で不愉快なので観ていて面白くないですし、フラストレーションばかりがたまるので映画>>続きを読む

殺人の告白(2012年製作の映画)

3.5

アクションとサスペンスを絡ませたスピーディーな展開と二転三転する物語の組み合わせが面白く、張り巡らされた伏線回収もしっかりしているので見応えがありますが、韓国映画特有の重い物語や主人公や犯人達のアクシ>>続きを読む

手紙と線路と小さな奇跡(2021年製作の映画)

5.0

優しく愛に溢れた実話ベースの笑って泣ける素敵な映画で、コメディ、ドラマ、恋愛と様々な要素が上手く組み合わされたファンタジックな物語がテンポ良く進んでいき、展開も早いので、とても楽しめましたし、久しぶり>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

2.5

ボヘミアン・ラプソディのような興奮と感動が味わえるかなと期待していましたが、時間以上に長く感じられるテンポの悪さと体感時間の長さ、マネージャー視点で語られる陰鬱な展開や同じようなシーンの繰り返し等、退>>続きを読む

コインロッカーの女(2015年製作の映画)

3.0

歪んだ愛の形を描いた映画で、裏社会で生きる血の繋がりがない家族の物語が緊張感と緊迫感ある展開で描かれおり、先が読めないので見応えはありましたが、救いのない展開と陰鬱な雰囲気が苦手でしたし、後味の悪さが>>続きを読む

秘密の花園(1993年製作の映画)

4.0

あっくんさんにご紹介頂き観賞しましたが、気持ちが前向きになれる作品で、子供から大人まで楽しめる明るく素敵な作品だなと感じました。
また、病弱だったコリンが気持ちの持ちよう一つで歩けるようになり、元気に
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.0

殺し屋が本業で今まで殺ししかしてこなかった不器用な女子高生二人が、突然社会に適合しなければならなくなるといった青春物語で設定は面白いんだけれど、肝心のストーリーが微妙で正直退屈だったので、映画としての>>続きを読む

建築学概論(2012年製作の映画)

3.5

スンミンとソヨンの大学パートが良かっただけにラストは好きになれず、あまりにもスンミンが可愛そうで切なすぎるので、最後で評価が大きく下がりましたし、現代パートのスンミンの行動に納得がいかなかったので厳し>>続きを読む