masahitotenmaさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.5

シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」をバズ・ラーマン監督が映画化。
原作の台詞を生かしつつ、物語の舞台を現代のヴェローナ・ビーチという架空の都市に設定し、両家の争いをマフィア同士の抗争に置き換え、
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.3

広瀬すずと松坂桃李の共演で、凪良ゆうのベストセラー小説を映画化。
監督・脚本は李相日。
撮影監督はホン・ギョンピョ。

(15年前)
19歳の大学生、佐伯文/ふみ(松坂桃李)は、公園で本を開きながら雨
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エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

3.0

ロバート・ロドリゲスが、監督・製作・脚本ほか7役を兼ね、製作費わずか7千ドル、撮影日数14日間で撮り上げた長編第1作。
メキシコの小さな町にたどり着いたマリアッチ(ミュージシャン)が、殺し屋に間違えら
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エイリアン4 完全版(1997年製作の映画)

2.5

エイリアン・シリーズの4作目。
監督は後に「アメリ」をヒットさせるジャン=ピエール・ジュネ。
今回の鑑賞は「完全版」(劇場版は詳細を記憶していない)。
原題:Alien: Resurrection 
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リオ・ブラボー(1959年製作の映画)

3.8

苦悩する保安官を主人公にしたフレッド・ジンネマン監督の「真昼の決闘」に対抗して、ハワード・ホークスが製作、監督した娯楽西部劇。
音楽はディミトリ・ティオムキン
原題:Rio Bravo (1959)
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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

2.0

41歳で命を絶った小説家、佐藤泰志の短編集「大きなハードルと小さなハードル」に収録されている「夜、鳥たちが啼く」の映画化。
監督は城定秀夫。(2022、R15+指定)。

10代で新人賞をもらうもその
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みじかくも美しく燃え(1967年製作の映画)

3.8

1889年、スウェーデン伯爵のシクステン・スパーレ中尉(34歳)とサーカスの綱渡り芸人、ヘドヴィグ・イェンセンことエルヴィラ・マディガン (21歳)がデンマークの森で心中した。
この事件に基づいて、ボ
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

3.5

実写とアニメーション(CG)を巧みに組み合わせた映像と奇想天外な展開が話題を呼んで、大ヒットしたインド映画(テルグ語とテルグ語版のほかヒンディー語吹き替え版などもあり)。
殺された男がマッキー(ハエ)
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ある男(2022年製作の映画)

3.0

平野啓一郎の同名小説を、石川慶監督が映画化したミステリー・ドラマ。(2022)

離婚した里枝(安藤サクラ)は、子ども(息子)を連れて故郷に戻り、「谷口大祐」(窪田正孝)と再婚する。新たに生まれた娘と
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サンダカン八番娼館 望郷(1974年製作の映画)

3.9

ノンフィクション作家・山崎朋子のベストセラー「サンダカン八番娼館-底辺女性史序章」の映画化。
かつて、"からゆきさん"と呼ばれ、貧困のため人身売買で海外(南洋)へ売られ苦難の人生を歩んだ娘たち。
"か
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.5

今泉力哉監督が、稲垣吾郎を主演に、オリジナル脚本で描いた恋愛劇。(2022)

フリーライターの市川茂巳(稲垣吾郎)は、編集者である妻の紗衣 (中村ゆり)が売れっ子作家荒川円(佐々木詩音)と浮気してい
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

3.5

世界的ベストセラーとなったロバート・ジェームズ・ウォラーによる同名小説をクリント・イーストウッド製作・監督・主演で映画化。
イーストウッドとメリル・ストリープの共演で、アイオワ州の田舎で出会った平凡な
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白い巨塔(1966年製作の映画)

3.5

一流大学医学部における権力争いや医療ミス、医学界の内幕にメスを入れて話題を呼んだ山崎豊子のベストセラー小説を、社会派の山本薩夫監督が映画化。(モノクロ、149分)(1966)

大阪の東都難波大学医学
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スチューデント(1988年製作の映画)

3.3

監督・脚本クロード・ピノトー、共同脚本ダニエル・トンプソン、音楽ウラジミール・コスマなど「ラ・ブーム」「ラ・ブーム2」とほぼ同じ制作スタッフで製作されたソフィー・マルソー主演のラブ・ストーリー。
原題
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狂気の愛(1985年製作の映画)

3.0

鬼才アンジェイ・ズラウスキー監督がドストエフスキーの「白痴」に着想を得て、破滅の道を歩む若者たちの姿をエキセントリックに描いた異色作。
「ラ・ブーム」でフランスの国民的アイドルになったソフィー・マルソ
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ラ・ブーム2(1982年製作の映画)

3.3

前作「ラ・ブーム」から二年。
国民的アイドルとなったソフィー・マルソーをはじめ、監督クロード・ピノトー、脚本ダニエル・トンプソンと共同など主要スタッフ、キャストが再集結した続編。
原題: La Bou
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RRR(2022年製作の映画)

3.3

S・S・ラージャマウリ監督・脚本による娯楽アクション大作で、
実在のインド独立運動指導者コムラム・ビームとアッルーリ・シータラーマ・ラージュを主人公に据えて描いたフィクション。
挿入歌「ナートゥ・ナー
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アミスタッド(1997年製作の映画)

3.5

1839年に起きたアミスタッド号事件を題材に、奴隷船で反乱を起こした黒人たちを救うべく、裁判で尽力を続けた人々の姿を描くヒューマン・ドラマ。
監督はスティーヴン・スピルバーグで、スピルバーグが設立に加
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ファイナル・カウントダウン(1980年製作の映画)

3.0

アメリカ軍の最新鋭原子力空母がタイムスリップし、真珠湾攻撃直前のハワイ沖に到着したら…という奇抜なアイデアと、アメリカ海軍全面協力による原子力空母でのロケ、F14戦闘機の実飛行などが話題となったSF戦>>続きを読む

少女娼婦 けものみち(1980年製作の映画)

1.5

神代辰巳監督による日活ロマンポルノ (1980)

主人公のサキ(吉村彩子)は16歳の女子高生。
ラーメン屋台を引いて生計をたてている男好きの母親圭子(珠瑠美)と2人きりで育ち、実の父親を知らない。
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オーケストラ!(2009年製作の映画)

3.9

ラドゥ·ミヒイラヌ監督によるヒューマン・コメディの佳作。
原題: Le Concert (2009)

かつてボリショイ管弦楽団の天才指揮者と呼ばれたアンドレイ・フィリポフ(アレクセイ・グシュコブ)は
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柔らかい肌(1963年製作の映画)

4.0

大人の男女の不倫恋愛を題材にした、フランソワ・トリュフォー監督の長編第4作。
脚本はトリュフォーとジャン・ルイ・リシャールの共同。
撮影はコンビのラウール・クタールで、音楽もジョルジュ・ドルリュー。
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.8

1988年東京の巣鴨で起きた子ども置き去り事件を題材に、母親に捨てられた4人の幼い兄弟姉妹(きょうだい)の姿をセミ・ドキュメンタリー・タッチで見据えた是枝裕和監督の第4作。
挿入歌は、タテタカコ「宝石
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ポルターガイスト(1982年製作の映画)

3.3

郊外の新興住宅地に住む平凡な一家を襲う超常現象“ポルターガイスト”を描いたオカルト映画。スティーヴン・スピルバーグは自分の原案を映画化しようとしたが、「E.T.」の公開と重なり多忙になったため、監督を>>続きを読む

スリーパーズ(1996年製作の映画)

3.8

全米でベストセラーとなった小説をバリー・レビンソン監督・脚本で映画化。
少年院で虐待を受けた4人組の友情と復讐を描いたヒューマン・ドラマ。
原題:Sleepers (意味:少年院あがり)(1996)
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ダーティハリー2(1973年製作の映画)

3.0

クリント・イーストウッドをスーパースターに押し上げた「ダーティハリー」シリーズ第2弾。
監督はドン・シーゲルからテッド・ポストに変更。

サンフランシスコ。
法で裁けない犯罪者たちが、白バイ警官の姿を
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.3

スティーヴン・キングの小説をスタンリー・キューブリックが製作・監督したホラー。
日本で公開されたのは119分の国際版だが、今回は143分のオリジナル版を鑑賞。
原題:The Shining (1980
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13日の金曜日(1980年製作の映画)

2.0

殺人鬼ジェイソンが後に有名となったホラーシリーズの第1作。
ショーン・S・カニンガムが製作・監督したスラッシャー映画。
有名俳優がほとんど登場せず低予算で製作されて、大ヒット。
原題: Friday
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天気の子(2019年製作の映画)

3.0

繊細なドラマと映像美で人気を集めるアニメーション作家・新海誠監督による「君の名は」に続く長編ファンタジー。
雨続きの東京を舞台に、家出した少年と100%晴れにできる能力を持つ"晴れ(少)女"との恋模様
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ヒューマン・ボイス(2020年製作の映画)

3.0

ペドロ・アルモドバルが、ジャン・コクトーの戯曲「人間の声」を自由に翻案して描いた30分の短編。
ティルダ・スウィントン主演で、別れを告げられた女性が、元恋人からの電話に受け答えするという、彼女だけの会
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十戒(1956年製作の映画)

3.8

「旧約聖書」の「出エジプト記」を映画化したハリウッドの宗教歴史劇で、「ベン・ハー」と並び称されるスペクタクル大作。
製作・監督のセシル・B・デミルの遺作で、古代編と現代編からなる1923年の自作のリメ
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パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.8

同じ病院の同じ病室、同じ日の同じ時刻に女の子を出産した2人の女性の物語をスペイン内戦で亡くなった曾祖父らの虐殺の歴史を絡めて描く。
監督はペドロ・アルモドバル。
ペネロペ・クルスとミレナ・スミット共演
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.5

ミシェル・フランコ監督によるベネチア国際映画祭銀獅子賞(審査員大賞)受賞作。
メキシコを舞台に、殺戮、略奪、暴力が支配する救いのない無秩序な世界を描く。
原題Nuevo Orden  (2020)
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3つの鍵(2021年製作の映画)

3.8

ナンニ・モレッティが、共同製作、共同脚本、監督した群像ドラマ。
ローマの高級住宅街の同じアパルトマンに暮らす3つの家族が織り成す人間模様を描く。
原作はイスラエルの作家エシュコル・ネボの「Three
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無法松の一生(1943年製作の映画)

3.8

岩下俊作の小説「富島松五郎伝」をもとに脚本を書いた伊丹万作が病気になったため、稲垣浩が代わって監督。
北九州・小倉を舞台に、目上の未亡人と子どもに親身になって尽くす人力車夫・松五郎の半生を阪東妻三郎の
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暗殺の森(1970年製作の映画)

3.3

アルベルト・モラヴィアの小説「孤独な青年」をベルナルド・ベルトルッチ脚本・監督で映画化。
ファシスト政権下のローマとパリを舞台に、反ファシストの教授暗殺の指令を受けたインテリの"体制順応主義者"(原題
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