黄色いブドウさんの映画レビュー・感想・評価

黄色いブドウ

黄色いブドウ

映画(154)
ドラマ(0)
アニメ(2)

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.0

この手のブラックでシニカルな作品は大好きだ。各所で現代の映像や時事ネタが使用されていて本当に苦笑いを誘ってくる作品だ。政治的な話題の会話ができる人と見ると面白さはさらに上がる。

余談として伊藤計畫の
>>続きを読む

ブレイブ ストーリー(2006年製作の映画)

3.0

幼少期に見た作品。素晴らしい作品だと思うし主題歌も記憶に残っている。だが主人公へ語りかける声の主に不公平さを感じるし、ラストシーンは納得がいかない。「儚さ」を演出しているのに「儚さ」がない気がする。>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.1

切なくて大好きな作品。青春?、高校時代の友人との時間の儚さを再認識させてくれる作品。

主題歌である奥華子「ガーネット」の「あなたと過ごした日々を、この胸に焼き付けよう、思い出さなくても大丈夫な様に〜
>>続きを読む

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

2.8

正直、ヒロイン、お婆ちゃん、大勢の親族が集まっての行動、何一つ共感できない。でもBGMも相まって、ついつい熱狂して見入ってしまう魅力はある作品。「カズマたんの指をチュッパチュッパ」ってオイ…。

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.9

ある人が「模範回答的なアニメ映画」と評していたが同意する。(現実的に考えると色々と問題のある行動をしているが、)母親1人で、狼に変身できる子供2人を育てる作品。母の愛情と、子供の成長を感じられる作品。>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.3

映画館で視聴。内容の重さ&時間の長さで、疲れ切って2度と見るかとなった作品ですが、それだけ臨場感があった作品です。しっかりとした音響設備のある所で見るべきだと思います。

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

2.8

駆け引きは面白かったけど、そんなに好きじゃない。最後のオチが特に好きじゃない。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.0

ベトナム戦争へ向かう兵士の育成の話。内容はそんなに好きじゃないけど、非常にネタになりそうな映画。ネットの教養としても見るべき。「ハートマン軍曹の演説」と「微笑みデブ」を知れるだけで面白い。

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.9

古い戦争映画。「アパーム、弾とってこい!」の元ネタが見たくて視聴。戦争の血生臭さ、泥臭さを描いている点では良いと思う。だが、なぜ映画のドイツは強そう(弱い)なのか…。

永遠の0(2013年製作の映画)

1.0

今までにない日本の戦争映画だと思った作品。最後のゼロ戦の飛行は最高だった。私にとって素晴らしいのはそこだけ。

個人的に80年前のカビの生えた古い戦争を現代に反映させる流れは嫌い。80年前とは技術も価
>>続きを読む

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.0

軍オタなら見なければいけない名作。1993年のソマリア内戦が元ネタ。楽に終わるとされた作戦がヘリ墜落と共に泥沼になる話。昨今の戦争と比べると兵士の救出・死体回収について米軍の異常さがわかる作品。RPG>>続きを読む

007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997年製作の映画)

3.7

誇大妄想的な思想の悪役が良い味出してる典型的な007だと思う。悪役がソ連から中国に変わりつつある時代をしっかり見ているなと思える作品。余談だが登場する地図の中国・フィリピン・沖縄の位置関係が違う気がす>>続きを読む

007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999年製作の映画)

3.0

特殊兵器というよりトンデモ兵器が登場する。アクションというより人間模様を描いている気がする作品。個人的にスパイアクション映画として見るには不完全燃焼。(007ゴールデン・アイが基準の人間より)

007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)

4.0

僕が初めて見た007作品。ソ連の残穢・宇宙秘密兵器・ハッキング合戦というだけで内なる厨二が歓喜する作品。ジュディ・デンチ版の女性Mが初登場した作品。カーチェイスが豪快で大好き。今見ても華やかな作品だと>>続きを読む

007/ダイ・アナザー・デイ(2002年製作の映画)

3.9

氷上のカーチェース・最高の医療・最強の衛星兵器、実在する最高の悪役、今作は007の中で演出が一番インフレしている作品だと思う。何も考えずスパイアクション映画が見たいならオススメする作品。

ザ・クラッ
>>続きを読む

ビッグママ・ハウス(2000年製作の映画)

3.6

この時代の勢いが好き。FBIの男性が太った女性のガワを作って変装するという現実的にあり得ない設定なのでコメディだと安心して見れる。ある意味で非常に失礼でお下劣なのだが、基本何も考えずに見れて非常に面白>>続きを読む

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.0

アニメ「残響のテロル」に似ている映画と聞いたので閲覧。中学理科教師が原爆を作る話。現実的かはさておき、主人公の鬱憤や狂気がありありと伝わり良かった。また、70年代後半の昭和をゲリラ撮影により体験出来る>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

2.9

ブラッディーマンデイのノリ。ゴルゴ13に炭疽菌verで似た話があった。韓国企業国際法違反説。韓国社会や日本への印象の話題には知らないのでついていけず。日本政府の行動力スゲー。成田は特に無理だろ。関空と>>続きを読む

ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.0

悪くはないが、全然ゆるいとは思えない内容。登場人物が社会人に成って良い意味でも悪い意味でも落ち着いてしまった。皆のキャンプへの熱意は伝わるが「世知辛いのじゃー」という某狐のセリフが頭をよぎる作品。>>続きを読む

コードネーム:ストラットン(2017年製作の映画)

2.8

期待はせずに閲覧。話の展開が遅かったり、スパイ映画なのに緊張感が弱かったり、銃撃戦に低予算感があったりする程度で、そこまで不快になる演出はなかった。(後ろ向き評価)

真夏の方程式(2013年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ペットボトルロケットを作っている時の挿入歌「Horizon - 菅野祐悟 」が好き。

好きなセリフがある。新型コロナ渦での科学的なコミュニケーション、鹿児島や沖縄・南沙諸島への米軍・自衛隊基地配備、
>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.9

冒頭の迫力が好き。「罪と罰」のラスコーリニコフを連想する内容。勉強できても食っていけるか、華やかな人生を送れるかは別問題。愛とは不合理で気持ち悪い何かだと思う。

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.4

自閉症(ASD)について正確な情報は厚生労働省のe-ヘルスネットででも調べてください。障害を持ってる主人公が、それを生かして活躍している風のある意味サクセスストーリー的な映画。アクションシーンは非常に>>続きを読む

ジオストーム(2017年製作の映画)

1.8

B級映画と割り切っても宇宙の演出が認められない。宇宙を汚すな。ストーリーもありきたり。アメリカ人は1945年好きね。アメリカが最強である要素が同盟国である事をわかってない。

2012(2009年製作の映画)

2.3

あらゆる崩壊を見せたいが為に主人公らが旅をしすぎ感。3Dアニメとかにすると面白いと思う。選民思想的で納得できない。チケット持ち資本家が資本を撤退させて不況が起こるハズ。避難グダグダ。

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.4

攻殻機動隊を知らないで見ると良いSF映画になるが、攻殻機動隊の実写版として考えるとイマイチになる。イマイチになる要因は尺の短さと世界観の不安定さ、つまり要素を詰め込みすぎた事にあると思う。某日本人が出>>続きを読む

ロボコップ(2014年製作の映画)

3.1

昔のロボコップを近未来風した内容。物語の内容は薄くなったが、洗練されたアクションが楽しめる。だが、そこまでサイボーグがする必要があるのかと疑問に思う部分がある。やってる事が中国とアメリカのハイブリッド>>続きを読む

ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.0

隕石が地球に衝突する=死の宣告を全人類が受けた後の行動や心情について描いた心温まる作品。治安も悪化し死の宣告を受けた人間がどうなるか見て取れる。大統領は黒人だが、どこか欧米中心主義だと感じてしまった。

ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.6

昔の「ムー」を連想する話題。都市伝説的に面白い「月」の裏話。良きB級映画。KCの様な月の人は憧れる。2025年に人類は再び月に行くので、こういう映画を楽しめるのは今のうちだと思うw

ルパン三世 ワルサーP38(1997年製作の映画)

5.0

ルパン三世で一番好きな作品。シリアスな内容で男のロマンたる超兵器も金塊の山もある。ルパンの過去の因縁に関する濃い内容だが、そこに興味がなくとも映画のアクションを楽しめる。この時代の主題歌「ルパン三世の>>続きを読む

天空の蜂(2015年製作の映画)

3.9

「感想が見た人の心を反映する」映画。映画・小説は技術ベースの議論であり中立だが、反原発・原発推進の考え方を前提に持つ人が見ればそれぞれ「自分の考えを肯定する映画だった」と語れる作品。

役者や原発に興
>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.9

暗い物語なのだけど何故か何度も見てしまう映画。誰も幸せにならない重苦しい雰囲気が好き。章題も意味深で良かった。ただステイサム、言った通りの場所に当たってない…。

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

主張する内容が簡潔だと邦画演技でも許容できる映画になるんだなと感心。老人ホームで働く人が外国人なのが世知辛くて良き。安楽死に家族や医者の許可がなしで可能なのが驚き。借金などの審査は大丈夫なのだろうか。>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

2.4

世間の流れに乗って渋々鑑賞。映像は綺麗だがキャラが浮く。ストーリーは自分には合わなかった。二人の関係や、その解決策を探る姿があまり響かない。PC環境があるのに、なぜそれに早く気がつかないのか理解できな>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.1

「君の名は」よりは好き。セカイ系で唯一好きになれる作画・作風。登場人物全員の知能が低くて冒頭から大混乱。映画館で「こいつら全員馬鹿と考えよう」と見下したようなマインドを持ってようやく話に入っていけた。>>続きを読む

沈黙シリーズ第3弾/暴走特急(1995年製作の映画)

4.3

CDやPCが高価だった時代。F-117ステルス攻撃機が秘密兵器枠だった時代。良い意味で時代を体験できる。90年代の架空宇宙兵器は面白い。(ルパン三世ワルサーP38にも類似兵器が登場)。キッチンで手性爆>>続きを読む