黄色いブドウさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

黄色いブドウ

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エリジウム(2013年製作の映画)

1.9

興味深いSFの機械やシステムが沢山登場する。ストーリーに納得はすれど深く考えるとスッキリ来ない映画。驚くほどの格差社会を描いてる。日本に住む自分たちがエリジウム側に思える。

行き過ぎた格差社会は共産
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オデッセイ(2015年製作の映画)

5.0

落ち込んだ時にやる気にさせてくれる映画。恐ろしい程に描写が客観的。祈りや感情は火星・宇宙では役に立たない。知性に基づき科学的に問題を一つ一つ解決していけば絶望的な状況を乗り切れると信じさせてくれる映画>>続きを読む

60セカンズ(2000年製作の映画)

3.7

見てる側が適度に振り回される映画。大筋はシンプルなので主人公の能力だけに集中できる。「トゥルーライズ」のシュワちゃんがニコラスに変わり、筋肉が超能力に変わったバージョン。

ノウイング(2009年製作の映画)

3.1

最後の終わり方が好きな映画。ベートーベン交響曲第7番第2楽章がよく合ってる。だが内容に文句はある。死の宣告の意味は何か。救われる命の選別方法。妥協点だけ用意された印象が強い。

レフト・ビハインド(2014年製作の映画)

2.5

悪くはない。だがキリスト教系だからまだ許せるが他の新興宗教だったと思うとゾッとする。ニコラスケイジが主演で、飛行機と地上、どちらでもドラマがあり映画としては面白いのだが…。神が理不尽すぎるし「そんな理>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

アレを連想し不快に感じた事も含めて素晴らしいゴジラ。現代版の初代ゴジラ。考察する余地が非常に多い。邦画演技は控えめで良き。「ゴジラより酷い」→「さすが米軍」の掌返しが好き。画角がしっかり決められていて>>続きを読む

宣戦布告(2001年製作の映画)

3.8

面白おかしい社会への問題提起作として良い映画だと思う。時事ネタだけに、今見ると少し古く感じはする。上と現場での意思疎通のしにくさがよく表現できてると思う。

亡国のイージス(2005年製作の映画)

3.1

原作の方が船の色々な施設の解説があるので面白い。軍オタとして文句はあるが邦画の映画として悪くはないかなと思う。対艦戦闘や対空戦闘の描写がもっとあれば説得力がついて良かったのに。寺尾聰が艦長(?)なのは>>続きを読む

空母いぶき(2019年製作の映画)

1.0

何がしたい映画なのかわからない。邦画の演技でつまらない。自衛隊が弱いのか強いのか、敵が弱いのか強いのかハッキリしない。何処となく自衛隊が敵に対して上から目線なのが気に食わない。作成者側に知識がないのか>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.4

ダニエル・クレイグ版007の最後の作品。最高の終わり方。有終の美を語る作品だと思う。またQが可愛い作品。日本語のエプロン?日本に寄ってきたな。時事ネタだけに陰謀論のネタにされ陳腐化しないか心配。

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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.7

007に振り回されるQが少し可愛い作品。ソニー製のPCが消えた作品。少し設定盛り過ぎた気がするよ。冒頭のアレ、そんなコントを今時求めているとは思わないんだけどなぁ。現実でもfive eyesに日本が加>>続きを読む

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.6

ダイエル・クレイグのスーツの着こなしが半端なくかっこいい。ボンドの過去も明かされる作品。敵側の武器を見れば、敵側の潤沢な資金力が伺える。映像としても綺麗だし、物語としても面白い。最高の007。

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

4.0

自暴自棄なのか復讐に燃えてるのか、どちらなのか分からないボンド。「善人が減ったから」が印象に残った。悪役が慈善活動家の体裁を持ってるのも現代らしい。白黒つかない色々な要素が混ざり合う灰色の戦場を、汗と>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.8

ダニエル・クレイグの007、ここから始まるという感じの作品。若く採用された007という感じで上昇志向とも自暴自棄ともトゲトゲしている印象。昔ながらのボンドやって成功して自信がつく頃に新たな事件が発生し>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.7

時代はWW1なのだが「バトルフィールド1」映画版って雰囲気。ラスプーチン的な人を信じてる人は現代のSNS等でも多いだろうね。大勢が死んだ戦争を単純化するべきなのか疑問が残る。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.4

1作目、皆が求めていたイギリス→2作目、皆が求めていたアメリカに変わった。アメリカのオピオイド汚染が酷すぎる。1作目より設定がゴチャゴチャしている気がする。

キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

大昔の007の粗を取り現代版に綺麗にした映画。最近の現実派路線の007に飽きていた時期に見せられたので、最高にタイミングも良かった。「礼節が人を作る」、最高に印象に残るシーン。

ショウタイム(2002年製作の映画)

3.5

奇麗な導入、奇麗なオチ。密着警察24時コメディ。車のボンネット、テレビカメラ&アンテナ、各種被害額を計算するのも面白いかもしれない。大口径アサルトライフルは特殊部隊で実在するそうな(汗)

ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合(1996年製作の映画)

3.3

科学的や社会的な考察を考えず、複数人のエディーマフィー劇場を素直に楽しむ作品。流石にアメリカンデブすぎるだろう。アメリカ基準でも規格外(意味深)だわさ。『ジキルとハイド』。陰キャの暴走。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.3

軍事やコンピュータの話題でなんとなく聞いていたチューリングの映画という事で鑑賞。ASD気味で同性愛者、さぞ生きるのが辛い時代だっただろう。死んでから賞賛されてもなぁという気持ちを感じた。MI6の影での>>続きを読む

ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

5.0

平和教育で下手な映画を見せるよりこの映画を子供に見せてほしい(過激派)。ニコラス・ケイジの役がハマってる。銃のスライドが後退する音がレジの音に変わる演出が好き。ヘリコプター輸出の詭弁が好き。その詭弁か>>続きを読む

ドローン・オブ・ウォー(2014年製作の映画)

3.5

職場・学校と自宅・下宿が近すぎると鬱病になりやすい云々の話を連想した。CIAにしろ主人公にしろ、傲慢なアメリカ人らしさが出てる。メンタルコントロールについての話。

ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

3.6

後ろ向きなアメリカンドリームを主人公たちが手にする映画。前向きなアメリカンドリームを手にしたのは論文を書いた大学院生だろうな。アメリカもこんな映画が出せるようになったのね感。

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

4.0

孤独で寂しい映画として面白い。主人公に救いはない。音楽が良い。廃墟、世界観も素晴らしい。なんで空気感染する麻疹(はしか)を改造しようとしたのかなぁ。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.2

ホラー映画としてみれば評価が高い。SFとしては世界観が微妙。

オートマタ(2014年製作の映画)

2.9

面白い発想のAIの映画だと思う。そのころにはAIと人間の融合ができてそう。攻殻機動隊のタチコマはあんなにも可愛い存在なのに、欧米映画ときたら…。人間の解釈でAIを解釈してよいのだろうか。

イーグル・アイ(2008年製作の映画)

2.3

技術的な意味も含め内容が弱い。弱い内容を強い軍の兵器でごまかしてる映画。某科学雑誌でも紹介されていた色々な盗聴方法・生体認証方法が満載。むしろその雑誌を見た方が有意義。

トランセンデンス(2014年製作の映画)

5.0

見た直後は評価が低かった。だが、話の内容を深く考えていくについて大好きな作品になった。ある漫画で『テロリストの根っこは、知性の伴わない善意』と言っていた意味が分かる。

正しい情報を見せられ与えられて
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インフェルノ(2016年製作の映画)

2.9

映画は悪くはなかった。「天才だから行動するor大衆を導く」の口論は面白かった。だが新型コロナ渦で、この作品を元にしたようなデマが溢れて「なんて作品を世に出したのだ」と辟易している。

天使と悪魔(2009年製作の映画)

4.3

色々と面白い作品。ローマ観光名所めぐりが楽しい。殺し屋の所作がカッコいい。政治や宗教と科学の対立が面白い。原作の小説へ引き込まれた作品。天使と悪魔のトゥーフェイスの予告映像好き。

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.0

『天使と悪魔』視聴後、一作目なので見た。内容に興味はない。昔の歴史を知る感覚や、謎解きの雰囲気など悪くはなかった。

サイン(2002年製作の映画)

3.1

宇宙人が何したいのかわからない。ホラー映画はしてる。トースト食べたいな。頭にアルミホイルつけて守るんだw(←実家に帰ったら親が陰謀論者になってた話にみえ今では笑えない)

ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.1

エマ・ワトソンに釣られた。小説『harmony/』の世界観ではプライバシーを持つ事は危険人物だそうだが、この映画はその世界観への初めの一歩という印象。理想の世界かディストピアかどっちとも言えない。

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

2.1

恐竜映画が怪獣映画になった。やはりブラック企業、人命への配慮が×。

ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.5

一作目とは別の方向で好きな作品。科学者と人間味の話。正解はない話。廃墟が好き。携帯の着信音好き。