寺町今出川さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

スペインの美しい街並みと映像の中、色んな名作映画オマージュ満載の素敵な今作…主人公は偏屈で口数多いオヤジで、知識人は皆そうよ…みたいに俺は病んでいるアピール強め、女性に対しては嫉妬深く一方的で都合良す>>続きを読む

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.2

午前十時の映画祭で久々に鑑賞。4Kレストアでの鑑賞は初めて。やはり良かった。モリコーネ「愛を奏でて」を聴くと切なくなる

ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.5

面白かったです。つい2、3年前に起きた記憶にも新しいゲームストップ株事件をポール・ダノ主演で描いた今作だが、元ネタの鮮度が新し過ぎて、これ騒動の最中に制作してたんじゃないの?と言うくらい。あの事件には>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

物語的に宿命論・運命論と救世主誕生と言う宗教観はありつつも、ポールとチャニのラブストーリーが根底にあり、特に最終的にチャニの愛と葛藤に焦点を絞る展開は非常に作品を分かりやすくエモい味わいにしたと思う…>>続きを読む

ミツバチと私(2023年製作の映画)

3.6

夏休みフランスからスペインにやってきた8歳の男の子アイトールは自分の性自認に悩み心を閉ざし反抗的、だが叔母が営んでいる養蜂園を訪れたり美しい自然の中で葛藤しながらも次第に心を開いていく…と言うお話。と>>続きを読む

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.3

「エノーラ・ホームズの事件簿」のミリー・ボビー・ブラウン主演のドラゴン伝説物。貧しい国の姫エロディに豊かな国のイケメン王子との縁談が持ち上がるが実はその結婚話にはある策略が…。冒頭に「これは勇敢な騎士>>続きを読む

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.0

リュック・ベッソン監督作品。思ってた以上に凄く良かった。オープニングショットが「グランブルー」「ニキータ」と同じで、おぉっ!となった、当時のリュック・ベッソンに改めて戻った感、ある意味原点回帰な作品な>>続きを読む

パレード(2024年製作の映画)

3.5

豪華俳優陣でビックリ…切ない映画

To carry on
We'll carry on
And though you're dead and gone believe me
Your memory
>>続きを読む

スペースマン(2024年製作の映画)

3.8

遥か銀河の彼方、1人で夫婦の危機に向き合い、ある存在からセラピーを受ける映画…暗黒面に堕ちない「ソラリス」…孤独な中で彼女の存在に向き合う時、今ある状況に向き合うよりも過去と向き合う方に傾いてしまう、>>続きを読む

女優は泣かない(2023年製作の映画)

3.3

スキャンダルで干された女優に来た仕事は10年ぶりに地元の熊本に帰っての密着ドキュメンタリー、しかし撮影の現場にやって来たのはバラエティ班のADただ一人だった、崖っぷちの2人はきっちり作品を仕上げられる>>続きを読む