寺町今出川

サン・セバスチャンへ、ようこその寺町今出川のネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

スペインの美しい街並みと映像の中、色んな名作映画オマージュ満載の素敵な今作…主人公は偏屈で口数多いオヤジで、知識人は皆そうよ…みたいに俺は病んでいるアピール強め、女性に対しては嫉妬深く一方的で都合良すぎるし粘着質、等々…相変わらずのウッディ・アレンな感じ。フェリーニ、ベルイマン、ゴダール最っ高!って気持ち分かるけど懐古主義が過ぎて若干、食傷気味…パロディっぽい感じは面白かったし終盤クリストフ・ヴァルツが「第七の封印(…だと思うが)」の死神でチラッと出て来て笑ったが。監督の年齢的なものもあるんだろーか…なんとなく、一世を風靡したロックバンドが久々に来日しました的な感覚に近かった映画。ただ、ジーナ・ガーションが相変わらずお美しくて観て良かったです
寺町今出川

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